こんにちは。大山口彩(おおやまぐち あや)です。今回、スリランカへの留学に参加させていただきます。私は運営メンバーではありませんが、留学プロジェクトがスムーズに進むように少しお手伝いをさせていただいています。
留学プロジェクトには国内留学と海外留学の両方があり、9/1のミーティングでは、担当者たちがそれぞれの進行度合いを確認しました。スリランカへの渡航日が近いことから、スリランカについての情報共有や、スリランカへ行く人たちが次のミーティングまでにやるべきことの確認が中心となりました。
今までの営業では、ただ商品を売るだけで、フェアトレードについて触れる機会が少なかったと反省しています。売っている商品も、誰が、どのように、どんな思いで作ったのかを知らず、疑問を持ちながら売っていた上に、生産者との繋がりが感じにくかったです。今回の留学プロジェクトに参加することで、実際に生産者と会い、その疑問が解消されることで、生産者との繋がりが感じられるようになると思います。そして学んだこと、つまり生産者たちのリアルを皆様に共有することで、私たち留学プロジェクトのメンバーも、皆様も、よりフェアトレードを身近に感じることができると思います。
私は次回のミーティングに向けて、グリーンフィールドの資料を和訳したり、スリランカの基礎情報を調べたりしてメンバーたちに共有しました。しかし、自分自身、まだわからない部分や知りたいことがたくさんあります。特に生産者の方々のフェアトレードに対する考えを知りたいです。前回に記事を書いた時に、フェアトレードとは何かを自分なりに説明する項目がありましたが、なかなか自分で納得いく説明が思いつきませんでした。今でもフェアトレードとは何かを考え続けています。今の段階で私は、フェアトレードとは生産者と消費者がお互いに納得できる取り引きのことだと考えています。今はたくさんの疑問を抱えていますが、生産者の方々の話を直接聞くことで、フェアトレードとは何か、答えを見つけるヒントが得られることを期待しています。
スリランカから帰国したら、学んだことを運営で生かすことはもちろんですが、今回留学プロジェクトに参加していないタベボラメンバーたちや皆様に情報共有をしたいと考えています。留学プロジェクトに参加していない人たちは「自分の目で」生産者たちを見ることはできません。しかし、実際に現地を訪れた私たちが生産者たちの思いを「伝える」ことで、今までとはフェアトレードに対する意識が変わると思います。この留学プロジェクトを意味のあるものにするためにも、スリランカでしかできないことをして、充実した8日間を過ごしたいと考えています。