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ブルキナファソ憲法に国民の食を保障すると明記し、2030万人の命を守りたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

国民の”食“の保障は国の責務であると明言するよう、ハンガー・フリー・ワールドはブルキナファソ政府と関係者に働きかけ、新憲法の草案に盛り込まれるところまできています。コロナ禍や大統領選挙で減速していた憲法改正の動きを盛り返すよう、世論を高める多様なアプローチが必要です。国を変える活動にご参加ください!

現在の支援総額

106,000

10%

目標金額は1,000,000円

支援者数

21

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/27に募集を開始し、 21人の支援により 106,000円の資金を集め、 2021/02/10に募集を終了しました

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ブルキナファソ憲法に国民の食を保障すると明記し、2030万人の命を守りたい!

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106,000

10%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数21

このプロジェクトは、2020/11/27に募集を開始し、 21人の支援により 106,000円の資金を集め、 2021/02/10に募集を終了しました

国民の”食“の保障は国の責務であると明言するよう、ハンガー・フリー・ワールドはブルキナファソ政府と関係者に働きかけ、新憲法の草案に盛り込まれるところまできています。コロナ禍や大統領選挙で減速していた憲法改正の動きを盛り返すよう、世論を高める多様なアプローチが必要です。国を変える活動にご参加ください!

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世界中の、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に対しまして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。また、影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。感染拡大防止にご尽力されているみなさまには深く感謝申し上げます。

2020年7月に国連機関が発表した報告書「世界の食料安全保障と栄養の現状:2020年報告」によると、世界で飢餓に苦しむ人々は約6億9000万人となり、5年連続で増加しました。しかも、異常気象や紛争に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大が大きな影を落とし、20億の人々の食料不安が高まっていると伝えています。

西アフリカに位置するブルキナファソでも、飢餓人口は300万人以上。干ばつやテロなどの影響でさらに悪化が予測されています。国連やNGOが様々な支援を通してブルキナファソの飢餓に直面している人々を支えようとしています。

このような状況の中、対処療法的な活動ではなく、飢餓の解決に必要な政策や法律、国際ルールが整備されるようにする活動も、ますます重要になってきます。ブルキナファソの憲法に「食料への権利」を保障することが記載されることは、国民2030万人の命を守ることにつながるだけでなく、世界的な好事例ともなります。 ぜひ、ご協力をお願いいたします。

ハンガー・フリー・ワールド本部とブルキナファソ支部の職員・ボランティア

ハンガー・フリー・ワールドは、2016年1月に発足した前政権が憲法改正を目指すと表明して以来、「食料への権利」を憲法の条文に含めてもらうためのアドボカシーを展開してきました。その結果、「食料への権利」を明記した憲法草案が作られました。

そして、ハンガー・フリー・ワールドは国民に、国民投票で新憲法に賛成するよう呼びかけてきました。しかし、コロナ禍や11月に大統領選挙が行われることとなり、国民投票日の日程は未定のままとなっており、憲法改正の動きは減速しています。間もなく国民投票が行われると想定し、勢いを盛り返すよう、世論を高める多様なアプローチが必要です。 

憲法が改正されるまでに必要な、看板設置、ラジオ出演、有力者への表敬訪問などの活動資金のご支援をお願いします。

【予定しているキャンペーンの一例】

・「食料への権利」が明記された新憲法が国民投票で可決されるようメディアや国民に知らせる記者会見:約14万円
・有力関係者への訪問、同行メディアによる報道:約23万円
・政府関係者との「食料への権利」実現に向けた勉強会:約40万円
・地方ラジオへの出演・行脚キャンペーン:約55万円

スケジュール
2020年11月 クラウドファンディング開始
2020年内 新大統領への働きかけ、有力関係者への訪問、同行メディアによる報道など
2021年2月 クラウドファンディング終了、3月~順次リターン発送
2021年以降 国民投票に向けて、キャンペーンの継続

【2016年からの実施例】

憲法改正委員と面会し憲法記載の賛同を得た。2016年

各地の部族の王と面会し、後ろ盾を得る。2018年

予算策定に影響力のある関係者を招き、憲法改正後の具体的な政策について議論。2019年

HFWの青少年組織メンバーが主要4都市のラジオ局を巡り、国民に呼びかけた。2020年

大統領選の争点は「食料への権利」も重要と訴える記者会見を開催。2020年

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※このページ以外にも、ハンガー・フリー・ワールドの会員向けの情報やホームページでも支援を呼びかけています。
※ご支援総額が実費を超えた場合は、飢餓を終わらせるためのそのほかの活動にも使わせていただきます。また、政局や状況の変化に対応する事業を追加して計画することもあります。


憲法に「食料への権利」が明記されると、何が変わるのでしょうか?

「食料への権利」は、すべての人が生まれながらに持っている基本的人権であると世界人権宣言に明記されています。国際人権規約にも含まれ、締約国は160ヵ国以上です。この「食料への権利」の実現は、各国の政府に履行する責任があり、取り組みの多くは国ごとに行われます。しかし、規約に批准した国には法的拘束力があるものの、罰則はありません。

そのため、各国の憲法に「食料への権利」を明記することが重要になってきます。国内でも政府の義務とすべきことが明確になるからです。政府は「食料への権利」を守るための法律を整備し、「食料への権利」を具体化する政策を作り、予算を確保する責任を負います。もしも政府が適切な処置をとらなかったら、国民が裁判に訴えるなど政府に責任を追及しやすくなります。その結果、政府は適切に食料を供給することに対して、優先的に予算を割くようになるのです。例えば、食料を運搬するためのインフラや食料備蓄庫の整備などが進むようになります。 

ブルキナファソで高まっている憲法改正の機運は逃すことのできない機会です。

2020年3月、2日間にわたり、ハンガー・フリー・ワールドは、国家予算に国民の「食料への権利」を実現するための予算を盛り込むための会議を主催しました。参加者は、農業省の事務局、女性省・保健省・畜産省・財務省・環境省・水利省の各統計局、情報研修予算研究センター、首相官邸の農村開発局、食糧安全保障評議会の事務局、農業会議所、土地と農村組織総局、農村経済促進総局などの職員と、他NGO、農民団体などのメンバーとハンガー・フリー・ワールドの青少年組織のメンバーです。

例えば、以下のような課題に取り組むことが確認されました。

・肥料や改良種子を使用し作物生産量を向上させる
・12年間で耕作地の6%しか普及していない農業の機械化を推進する
・換金用の作物と自宅で食料として消費する作物とのバランスをとる
・自給自足できる世帯が、41%から悪化傾向にあるのを改善させる
・上昇傾向にある食料価格を安定化させる
・全国で74%の人々しか安全な飲み水を入手できない状況を改善する
・衛生的な環境を整備する
・増加しているテロからの国内避難民に対応する

新憲法に「食料への権利」が明記されることで、これらの政策の実現が現実的になってきます。
キャンペーンを展開するためにみなさまのご支援とご協力をいただけますよう、心よりお願い申しあげます。

写真中央がブルキナファソ支部で、当キャンペーンを担当しているフレドリック。写真右は青少年育成担当のジゼル。多くの青少年が共に行動を起こしていることから、ジゼルもアドボカシー関連の会議に出席することが多い

_______________

本件に関するお問合せ先
特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド
E-mail: info@hungerfree.net

◆税制優遇について
ハンガー・フリー・ワールドは「特定非営利活動法人(NPO法人)」として認証されていますが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

最新の活動報告

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  • 2001年、インドのひとつの州が、深刻な干ばつに見舞われました。餓死者も出ているにも関わらず、州政府は州規則にも定められている雇用や物資の支援を適切に行いませんでした。食料の備蓄は高い水準であったが備蓄品を腐らせていたとも報じられ、人権擁護団体(People's Union for Civil Liberties)が最高裁判所に訴えました。州政府は「予算がなかった」などと抗弁。約17年にわたり通称「食料への権利」訴訟が続くことになります。2017年、ようやく最高裁は州政府の抗弁を「憲法上の義務を履行しない理由にはならない」として退けました。インド憲法にある「生命の権利」と「国民の栄養レベルと 生活基準を向上させる国家の義務」が根拠となりました。また最高裁はこの裁判中にも、十分ではなかった栄養プログラムの実施や改善を指示する、さまざまな経過措置 や仮処分を出しました。それは、その州のみではなくインド全土が対象とされました。インドでは、このような形で「食料への権利」の保障は政府の義務であるとはっきりと認められ、政府が全国的に政策を見直したり、新たなプログラムを開始したりすることに繋がっています。◆政府が全国で力をいれるようになった政策の一例 ・ 国民平均を下回る貧困層を特定し、十分な量の穀物支援を実施する ・ 政府の補助食料販売所を無休で運営し、常に食料を供給するよう努める ・ 小学校で給食を年200日以上、一食一定以上の栄養価で提供する「食料への権利」はすべての人が生まれながらに持っている基本的人権であると、世界人権宣言に明記され、160ヵ国以上が締約する国際人権規約にも含まれます。この「食料への権利」の実現は、規約に批准した国の政府に履行する責任があり、取り組みの多くは国ごとに行われます。規約には法的拘束力はあるものの、罰則はありません。そのため、各国の憲法に「食料への権利」を明記することが重要になってきます。政府の義務とすべきことが明確になるからです。憲法によって政府は「食料への権利」を守るための法律を整備し、「食料への権利」を具体化する政策を作り、予算を確保する責任を負います。もしも政府が適切な処置をとらなかったら、国民は裁判に訴えるなど政府に責任を追及しやすくなります。その結果、政府は適切に食料を供給することに対して、優先的に予算を割くようになるのです。例えば、食料を運搬するためのインフラや食料備蓄庫の整備などが進むようになります。なお、国際規約の締約国は、国際社会全体が規約を守ることにも責任を負っています。私たちには、国際人権規約の締約国である日本の政府が、「食料への権利」の国際的な実現に責任を果たしているか、見守る役割もあります。クラウドファンディングの期限まであと少し。ブルキナファソでも「食料への権利」を憲法に明記できるよう、キャンペーンを継続するための費用になります。力を貸してください!ご協力よろしくお願いします!(写真は、ブルキナファソで「食料への権利」を大統領選の争点の一つにしようと呼びかける記者会見の様子。昨年10月。) もっと見る

  • ブルキナファソ支部 アドボカシー・啓発担当のイルブド・フレデリックに一問一答でメッセージをもらいました。今回は最後の5問目。「Q5. 2021年の抱負を聞かせてください。」です。「食料への権利」を実現する!というフレデリックの意気込みを、ぜひご覧ください。▼動画1問目〜4問目までは、以前の活動報告に投稿されていますので、ぜひご覧ください。この活動を後押しするためのクラウドファンディングの期限まであと1週間です。国の憲法から、ブルキナファソの飢餓を含めた食料問題を解決するという、このムーブメントへのご支援をお願いいたします! もっと見る

  • ブルキナファソ支部 アドボカシー・啓発担当のイルブド・フレデリックに一問一答でメッセージをもらいました。今回は4問目。「Q4. 新憲法に「食料への権利」を含めてもらう活動へのブルキナファソの人々の反応は?」です。どんな反応があったのか?ぜひご覧ください。▼動画 もっと見る

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