先日先に捕獲器に入った女の子は無事に手術が終わって、リターンしました。翌日も元気にご飯を食べにきたようです。
妊婦の猫ちゃん、1週間入院して、今朝迎えに行ってきました。どうやら、私の気持ちを考えて言わないでおいてくれたようで、お腹でほとんどの子が亡くなっていて、子宮蓄膿症と腹水も溜まっていたようです。子宮と卵巣の摘出。手も外傷なのか、身体の不調から舐めてそうなったのか、肉芽になっていたようです。あと少し保護が遅れていたら、恐らく母体も亡くなっていたと言われました。
愚かな人間のせいで、物言えぬ命が犠牲になります。
小さな身体で子宮蓄膿症や腹水の状態で必死に生きていた。どんなに痛かったでしょう。どんなに苦しかったでしょう。この子の命を救ってくださった先生や看護師さんに心から感謝しています。
ご飯をくれる人はいても、虐待される可能性のある場所にリターンして、もしまた辛いことがあったら……
悩んだ結果、1月にトラたちをお願いした、栃木の『みなしご救援隊』さんにお願いすることにしました。本当ならば先にリターンした子も、この後捕獲予定の子も、安全な場所に連れて行ってあげたい。でも、それは難しいので、この子だけでもゆっくり過ごして休養してもらうことにしました。
今まで頑張ったね。
まだ同じ餌場に手術をしなくてはいけない子がいます。まずは月末の手術でなんとか捕獲していきたいです。
今回の収支を次の活動報告で載せさせていただきます。