避妊去勢手術に向けて4匹の捕獲に挑みましたが、1匹は会えず、1匹は失敗しました。前回の準備であっさり捕獲器に近づいて座っていた、いちばん人懐っこい子が意外と苦戦しています……明日も残り2匹の猫さんたちの捕獲です。先に捕まった2匹の黒猫親子は我が家にお泊まりです。帰り道に道で白い猫ちゃんが倒れていました。車に轢かれたんだ!と思いましたが、息があるならなんとかしないと……と思い、車を停めて戻りました。残念ながらすでに亡くなっていて、横に立っていた人が轢いてしまったと泣きながら話されました。しかも、その猫ちゃんの家の前で。外飼いの子で、しばらく帰ってきてなかったその子が久しぶりに帰ってきた日だったそうです。持っていたフリースに猫ちゃんを包んで、手を合せました。外にいる子は、常に沢山の危険がついてくるんです。亡くなってしまった猫ちゃんはもちろんかわいそうです。せめて苦しまなかったことを祈りたい……。でも、轢いてしまった方も本当に気の毒でした。泣き崩れて、何度も何度も飼い主さんに頭を下げて謝っていました。これから子猫が増える時期になります。事故で亡くなってしまう子も沢山いると思います。不幸な命を増やさないために、幸せに生きるための命が増えていくように、やれることを探し続けようと思える出来事でした。
あるお宅のガレージで4匹の猫さんたちがベッドを置いてもらって生活しています。とてもかわいがってもらっているようですが、手術をしていないため、毎回子猫が増えては消えていく……貰われていった子もいれば、気づいたらいなくなっている子もいて、車の通りも多いので良くない想像をしてしまいます。知り合いの方がそこで生まれた子猫を引き取って、とても大切に育てているので、もちろん幸せになった子もいると思いますが、虐待のニュースも多いので心配です……そこで、家の方にお願いをして、4匹手術をさせてもらうことにしました。許可を得て、前もって数日間捕獲器を置かせてもらい、猫さんたちには捕獲器に慣れてもらいます。警戒心の強い子は出て来てくれませんでしたが、出迎えてくれた子にはおやつをあげて、ご挨拶をしてきました。不幸な命を増やさないため、なんとか4匹とも捕獲を成功させなければ……後日また報告させていただきます。
昨年の10/4に避妊去勢手術をしたトラとはっちゃん。元々私は今の住まいから引っ越す予定があり、手を出すか迷いましたが、近所の方が餌やりの継続を約束してくれたため、TNRしました。トラは捕まえた私を嫌い、姿を見るだけで牙を剥き向かってくる子でした。過酷な世界で生きる子はそのぐらいでないと生きてこれなかったのだと思います。はっちゃんは、8月に保護譲渡した黒ちゃん親子のあとに時々現れるようになり、細くて小さくて気になっていましたが、あるとき、お腹が大きい気が……この辺りは、無責任な餌やりと、子猫が生まれたら捨てる人が多く、生き残っていくのは難しい環境です。命の選択をする権利はないため、迷いましたが、住み処のわからないはっちゃんの子猫たちを保護するのは難しい。まずは今必死に生きている子たちを守ることにし、堕胎という選択肢を選びました。しかし、お腹を開けてみると、2~3日前にすでに出産していて、生まれたばかりの子たちが、1日半、母猫なしで生きている可能性はないでしょう。「私が子猫を殺した」。はっちゃんにどれだけ謝っても、どれだけ悔やんでも、もう子猫は戻ってきません。はっちゃんに対する贖罪の気持ちが強く、はっちゃんに穏やかな暮らしをさせてあげられないかと考えたのがきっかけでした。はっちゃんはそのあとしばらくして、また同じ時間に私を待つようになりました。トラも始めはご飯欲しさから、威嚇しながら私に近づいてきていましたが、どんどん顔つきが穏やかになり、雨の日も寒さに凍えそうな日も、私を見るとついてきては甘えてくるようになりました。その頃、近所の方の言動や考え方から、私が居なくなったら餌やりしてくれないかもしれない……と疑念を持ったこともあり、はっちゃんとトラに家を探してあげられないかと思うようになりました。ずっと外で生きてきた子にとって、家猫修行をすることが必ずしも幸せなことなのか、今の私が十分にこの子たちのケアをしてあげられるのか、どうしたら幸せにしてあげられるのか、数ヶ月悩み続けました。自分でお世話したい気持ちがある一方、今の住まいから引っ越しを控えていることもあり、十分な環境を整える前の段階のため、中途半端になるのではないか、となかなか決断できずにいました。そして栃木の『みなしご救援隊』さんにお願いすることに決めました。直接ボランティアに行かれたことのある方や、栃木県内にお住まいの方のお話、そして代表の中谷さんと電話でお話させていただき、お願いして大丈夫。そう思えたことが決断の決め手でした。はっちゃんもトラも、もしかしたら慣れ親しんだこの地から離れることを望んではいないのかもしれません。でも、はっちゃんもトラも愛情を持ってお世話してきた子たちです。暑さ寒さや事故虐待の危険、ただ居るだけて水をかけられたり怖い顔で追い払われるような環境に置いて行く選択肢は私にはありませんでした。今まで厳しい世界で頑張って生きてきた子たちなので、この先は穏やかに幸せに生きてくれることを望んで、今の私がしてあげられる精一杯の愛情がこの選択でした。今回は皆様にいただいたご支援は使用しておらず、自費のため支出の報告はいたしませんが、はっちゃんトラそして急遽一緒に旅立った、トラが最近お世話していた小さなトラ(少し前に捨てられた子のようです)の3ニャンの旅立ちとして、載せさせていただきました。最後に、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。環境が整い次第、お世話してあげられなかったはっちゃんトラと、そして生きられなかったはっちゃんの子猫たちの分まで、沢山の命を救うため、沢山の命を幸せにするために活動して参ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。長文に目を通していただき、ありがとうございました。




