たくさんのご支援、本当にありがとうございました!お陰様で無事にプロジェクト終了日を迎えることができました。サイを密猟者から守るために普段から全力を尽くしている現地の保護区や保護団体。しかしコロナの影響で経済的にも厳しい状況に。そこで活動を続けるために日本人サファリガイドの私にできることはないか、そう考えてたどり着いたのがクラウドファンディングでした。最初は一頭のサイを守るための角処置を目標に設定しましたが、正直その目標を達成できるのか開始前はとても不安でした。でもそんな不安を一気に吹っ飛ばしてくださったのは、この保護活動にご参加くださった皆さまです。私の想像を遥かに超える沢山の方々からのご支援はもちろんのこと、皆さまからの心温かい応援メッセージにも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。一つ一つ大切に読ませていただきました。英語に翻訳して現地の仲間ともシェアさせていただきました。皆さまの想いをしっかりと受け取り、3月のサイの角処置を絶対に成功させます!どうか引き続き見守っていただけると嬉しいです。そしてバーチャルサファリ のお知らせです!3月のバーチャル保護活動まで待てないよ!もっとはやくアフリカのサバンナと繋がりたい!そんな方にぴったりなオンライン企画です!!コロナの影響により、普段のサファリガイドのお仕事がなくなってしまったことにより私が新たに始めた活動がこの「太田ゆかと行く!バーチャルサファリ 」です!お家から南アフリカの大自然にどっぷり浸かることのできるバーチャルサファリ 。生中継で私と一緒にサバンナで野生動物を探しにでかけませんか?私のYouTubeチャンネルから参加者のみに限定公開でプライベート生配信されます。少人数制でみなさんのご質問やコメントにも、リアルタイムでたっぷりとお答えします!野生動物についてでも、アフリカの暮らしについてでも、なんでもお気軽にお話ししましょう!●開催日程2021年2月 7日 (日) 14:30-16:302021年2月23日 (火) 14:30-16:302021年2月28日 (日) 14:30-16:30●参加費1アカウントにつき¥3600ご家族やカップル、お友達同士でご参加いただけます!●お申し込み方法ご予約やご質問は yukaonsafari@gmail.com までお名前とご希望の日程とともにご連絡お待ちしております!
お陰様でネクストゴール達成!皆さんからの沢山のご支援のおかげで、無事に2頭のサイに密猟対策の角処置を行えることが決まりました!!いつも応援してくださるみんなや、今回初めて私の活動を知って応援してくださった方々、改めて感謝の気持ちを伝えさせてください。本当に本当にありがとうございます!!日本のみんなと協力して、野生動物保護をできることが私にとって一番嬉しいです。YouTube生配信でクラファン近況報告会!!今回ネクストゴール達成を祝して、私のYuka on SafariというYouTubeチャンネル上でクラファンの近況報告会を生配信させて頂きました。毎週土曜20:00に南アフリカから生配信でお送りするYuka on Safariのトークショー「ゆかまるプラネット」です! (1・2月は不定期開催 - インスタ上で生配信日をお知らせしています。)いつも野生動物や環境保護についてなど 現地南アフリカのサバンナからリアルな情報をお届けしています。今回はサイの密猟について、そして対策方法やクラファンについてみなさんとお話しました。南アフリカ現地での密猟の現状や歴史は、グラフを使いながら詳しくご紹介。Yuka on Safari のYouTubeチャンネル登録を是非!バーチャルサファリやバーチャル保護活動、そしてゆかまるプラネットなど、サバンナからたくさんのバーチャルイベントや現地情報をお届けしています!Yuka on Safari チャンネル登録まだな方は是非!クラファン残り1週間!今後の保護活動に役立てられるように、そして少しでも多くの方にこの活動を知ってもらえるように、残りあと1週間クラファン継続していきます!よければシェアどうぞ宜しくお願いします!
プロジェクト終了まで2週間を切りました!いつも温かい応援をありがとうございます!セカンドゴールまでなんとあと9%となりました!残りの期間も引き続きよろしくお願いいたします。今日は私のサファリガイドになるまでの経緯についてお話しさせて頂きたいと思います!なぜサファリガイドになったのか?もともと大の動物好きだった私は、幼い頃から動物を守ることが夢でした。小学生の時から世界の自然ドキュメンタリー番組を見ていた影響もあってか、中高生の時には「野生動物保護をしたい」と夢が具体化していました。しかし環境保護や自然保護をどうしたら仕事にできるのかはよく分かっておらず模索していました。とにかくヒントを得るために大学生の時は、国際環境NGO団体でインターンをしてみたり、様々な環境保護ボランティアに参加してみたり、様々な活動に参加してみました。初めてのアフリカはボツワナでのボランティア!その中で転機となったのが南部アフリカにあるボツワナ共和国でのボランティアでした。野生の王国というとやはり「アフリカ」という印象が強く、一度は現地の環境保護の現場を見てみたいと思い参加してみたのがこのサバンナ保全プロジェクト。水洗トイレもシャワーもない環境でしたが、想像をはるかに超えた大自然に魅了されました。サファリガイドという職業も、この時、初めて目の当たりにしました。野生動物に囲まれて暮らしながら、直接的に環境保護に携わることができるサファリガイドの仕事に強い憧れを抱くようになりました。サファリガイドになるまでの道のり!南アフリカでサファリガイドになるには、現地での訓練や試験に合格しサファリガイドの資格を取得する必要があります。サファリガイドとはサバンナならではの体験を人々に提供し、自然の尊さを理解してもらう仕事です。また環境保護のための生態調査や絶滅危惧種などの保護活動も行います。そのために必要な知識・技術は現地のサファリガイド訓練学校を通して習得しました。私が参加したのは一年間コース。サバンナのど真ん中に住みながら実践的に様々なことを学びました。最初は英語の壁にぶつかりながらも、その後無事に試験に受かり晴れてサファリガイドに!動物の足跡の試験内容です実はサファリガイドになった後が大変!サファリガイドの資格を得たからといって、すぐにサファリガイドとして活動できるわけではありません。特に外国人にとっては活動させてもらえる場を見つけるのがとても大変です。南アフリカのサファリ業界では男性優位の風潮も根強く残っており、女性だからという理由で面接の機会すらもらえないこともありました。しかし周りの人に恵まれ、1年後無事に環境保護の現場でサファリガイドとして活動させてもらえることに!サファリガイドとして数年の経験を積んだいま、少しずつ存在を認めてもらえるようになりました。今後のビジョン南アフリカのサファリに来てくださる日本人観光客はまだまだ多くありません!数少ない日本人サファリガイドとして、私だからこそできる仕事をし、もっと多くの日本の方に来ていただけるように活動していきたいです。そしてより多くの日本の方にアフリカの大自然や環境保護に興味を持ってもってもらえるように、サバンナの野生動物や保護活動の様子を発信し続けたいと思います!YukaonSafari インスタグラム 動物保護
クロサイとシロサイの違いを徹底解説!今回のプロジェクトを行うにあたってクロサイとシロサイの違いについての質問をいくつか頂きました。なので今日はサイのこの2種の違いを説明させていただきたいと思います!かつては50万頭いたサイですが、現在はシロサイがおよそ21,000頭、クロサイは5000頭しかいないと言われています。特にクロサイはIUCNレッドリストでCritically Endangered「絶滅寸前」というカテゴリーに入ってしまっています。このように数も大きく異なる2種のサイですが、そのほかにはどんな違いがあるのか見ていきましょう!口の形が違う!名前とは裏腹にシロサイとクロサイ、実はどちらも同じ茶色がかった灰色のような皮膚の色をしています。ではなにが違うかというと、それは口の形です!以下の写真からも見て分かるようにシロサイは四角く広がった平な口をしていて、クロサイはとんがったおちょぼ口のような形になっています。左:シロサイ 右:クロサイこのように口の形が違うのにはれっきとした理由があります。それはそれぞれ食べるものが異なるからです!食べるものが違う!シロサイもクロサイも大型草食動物ですが、食べている植生に違いがあります。シロサイは草をたべる一方で、クロサイは木の枝や葉っぱを食べています。そのためシロサイは地面に生えている草に届きやすく、効率よく食べられるように、頭の形は縦長で口の形も平らになっています。一方クロサイは木の枝や葉っぱに届きやすいようにとんがった口の形をしています。このように食べ物が違うため、サイのうんちを見ただけでどちらの種か判別もできるのです。うんちの中に枝の切れ端が見えたらそれはクロサイの証拠!大きさが違う!食べ物や口だけでなく、体の大きさも違います。シロサイのオスはおよそ2,300 kg、 メス:は1,700 kg。一方クロサイのオスは1,350 kg、メスは900 kg。シロサイの方がクロサイよりもひとまわり大きいです。足の大きさも同じくシロサイの方がひとまわり大きいため、足跡を見ただけでどちらのサイが判断することもできます。習性も異なる!シロサイは群れでいることが多いのが特徴です。逆にクロサイはまだ子供が小さい時や、交尾の時以外は単独行動をしていることが多いです。なので大きなサイが何頭か一緒にいるところを見かけたら、シロサイの可能性が高いと言えるでしょう。またクロサイはシロサイよりも気性が荒いと言われています。これは私がサファリガイドとして活動する中でも感じる違いです。サファリ中もしクロサイに出会えた時には、より慎重に安全な距離を保ちながら近づかなくてはなりません。シロサイの名前の由来とは?もともとシロサイという名の歴史は1690年代まで遡ります。東インド会社が南アフリカ南部のケープに入植しだした当時、多くのハンターたちがやってきました。この時代のハンティングジャーナルにすでに「シロサイ」として狩猟の記録が残っています。ではなぜ「シロサイ」と呼ばれるようになったのでしょうか?それはサイが泥遊び大好きなことに関係しています。サイは水場を見つけると、そこで転がりながら体中に泥をつけます。これはダニやノミなどの寄生虫を皮膚から除去したり、日差しから守るのに役立ちます。北ケープ地域は炭酸カルシウムを多く含む石灰質の地層が広がっています。そのためこのエリアにいたシロサイはこの白い色をした石灰質の泥沼を体中につけて泥遊びをしていたため、当時最初にこのサイを見た人々はこの種のサイを「シロサイ」と呼び始めたと言われています。今回クラウドファンディングを通して角処置を行うのは「シロサイ」です!南アフリカではシロサイの方が見つけやすいこと、そして角の大きさもシロサイの方が大きいことから、密猟事件の多くはシロサイが犠牲となっています。そのため今回はシロサイに角処置を行います。また、やはり気性が荒いクロサイに処置をするのは、シロサイに処置をするよりもかなり大変です。そのためバーチャル保護活動として生放送でお送りする今回の角処置は生放送中の事故を防ぐためにもシロサイにすることになりました。いかがでしたか?この活動報告の記事を通して、よりサイへの理解を深めることができたでしょうか。3月に行う角処置のバーチャル保護活動、ぜひお楽しみに!
おかげさまで支援者数がなんと今日で100人に!!応援してくださる皆様がシェアなどもしてくださるおかげで、少しづつでも着実により多くの方にこのプロジェクトについて知ってもらえていることを実感しています!このプロジェクトを始めた時は、最初の目標金額まで届くかとても不安でした。しかし皆様のおかげでプロジェクト開始から約2週間、現在173%の達成率となりました!無茶にも思えたサイの保護活動資金ですが、みんなで協力すれば大きな成果をもたらすことができることに感激しております!ご支援してくださった皆さま、シェアしてくださった皆さま、心から感謝申し上げます。ネクストゴールまで引き続き応援宜しくお願いいたします!2020年大変お世話になりました。どうか皆さまお体に気をつけて素敵な新年をお迎えください。太田ゆかWe have reached 100 supporters!Thank you so much for all your support!I was not sure if it will even reach the target amount at the beginning, but thanks to your kindness and love, now it has reached 173% from the initial fundraising goal.I am so grateful for this many people supporting for my rhino conservation project.I wish you all a happy new year!!!