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ケニア農村部で布ナプキンを普及させ少女たちを笑顔に!NikoNikoプロジェクト

ケニア農村部の、生理用品が使えないことが理由で生活上の不自由や健康上の害を受けている少女/女性たちの状況を改善するため、布ナブキンを普及させるプロジェクトです。地元女性の布ナプキン製造販売をビジネスとして独り立ちさせるためのスタートアップ支援を通じ、住民の主体的で持続可能な活動を目指します。

現在の支援総額

445,000

34%

目標金額は1,294,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/23に募集を開始し、 70人の支援により 445,000円の資金を集め、 2021/01/30に募集を終了しました

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ケニア農村部で布ナプキンを普及させ少女たちを笑顔に!NikoNikoプロジェクト

現在の支援総額

445,000

34%達成

終了

目標金額1,294,000

支援者数70

このプロジェクトは、2020/12/23に募集を開始し、 70人の支援により 445,000円の資金を集め、 2021/01/30に募集を終了しました

ケニア農村部の、生理用品が使えないことが理由で生活上の不自由や健康上の害を受けている少女/女性たちの状況を改善するため、布ナブキンを普及させるプロジェクトです。地元女性の布ナプキン製造販売をビジネスとして独り立ちさせるためのスタートアップ支援を通じ、住民の主体的で持続可能な活動を目指します。

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活動報告(6)
2021/06/04 14:00
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首都ナイロビの2度目のロックダウン規制が解除になり、5月19日、待ちに待ったナイロビスタディーツアーが実現しました。参加者はボニスとカロライン。HANDSからはコーディネーターのエマニュエルが同行しました。ケリチョーから2泊3日借りたタクシーで、ナイロビ名物の交通渋滞の中でも予定していたRAHA KENYAさんの製作現場訪問と問屋回りを効率よくこなし、晴れ晴れとした表情で皆無事に帰ってきてくれました。このスタディーツアーの目標は2つ。RAHA KENYAさん訪問では、国際市場レベルの品質の製品を手に取って感じ、それを可能にする縫製技術を同胞のケニア人のテイラーさんたちがどのような努力で達成し維持しているかを知り、ボニス達の商品の具体的な品質レベルを決めることができるようになる、ということ。そして、問屋回りでは、防水布をはじめとする生地やその他の材料の仕入れ先を数店選び、自宅からでも仕入れができるように関係づくりをするというものです。下の写真はRAHA KENYA製作現場での様子です。左、ジョセフさんに製品の説明を受けるボニス(左)とカロライン(右)。右、ボニスの作った布ナプキンのサンプルを見せて、ワンボーイさんにアドバイスを受けるカロライン。写真下は、ナイロビの問屋街を訪れ、Kitengeと呼ばれるアフリカ布を手にしたボニス。ボニスとカロラインは、このナイロビスタディーツアーを実り豊かな体験としてくれただけでなく、ケニアでも彼女たちを支えてくれる人たちと出会う貴重な機会としてくれました。今後の予定:ミシンのボニス宅への搬送。新しいミシンを使用した縫製研修。(HANDSケニア)


活動報告(5)
2021/05/06 14:00
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ご縁があって、長崎市内のユニークな布なぷきんと布おむつ専門店「りぼん」の商品と店内写真が手に入りました。ビジネス研修第4日目。ボニス達3人はそれらを教材にしたマーケティングの授業に臨みました。顧客が喜ぶものって何だろうか、価値を付けるってどういう事なんだろうか、競争相手に勝つにはどうしたらいいんだろうか・・・。3人にとっては、「作れば売れる」から「作って売る」といった発想の転換を求められることは新しく、写真を見ながら自分たちのビジネスに応用できそうな要素を見つけ出すのはなかなか大変なようでした。今週のレポートには、りぼんの店主さんへの質問と感想を一つずつ考えて書くというのが宿題です。***「りぼん」を訪問し写真入りの報告書を作成してくださった元HANDSケニアインターンの太田純子さん(長崎大学大学院生)にNiko Niko プロジェクト一同心からお礼申し上げます。***今後の予定:ナイロビへの見学旅行計画。縫製技術研修。(HANDSケニア) 


活動報告(4)
2021/04/30 14:00
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「会社」。これが3人の出した結論です。個人事業でもなく、CBO(Community-based Organization)でもなく、NGO (Non-governmental Organization) でもなく、ボニスとカロラインとエミリーは会社設立を目指すことに決めました。ビジネス研修第2日目の講義の翌週のことです。ボニスは障がい者として受けられる特別措置が3人で設立する会社にも適用されることを確かめました。会社設立には、銀行口座開設、政府機関への登録等いくつものステップがあります。会社経営には確定申告や製品の品質保証等の義務があります。Niko Nikoプロジェクトの目標の一つは、彼女たちがいくつかの企業の形態を知ったうえで目標を定めるというものでした。HANDSとしてはかなり不安です。比較的設立の容易なCBOを目標にし、そこから会社として成長していくのがボニス達にとっては相応しいのではないか、と密かに思っていたからです。HANDSとしては、彼女たちが郡福祉課の提供する起業に向けたサービスを活用しながら会社設立にむけた努力を見守る一方で、調達や製造、販売やマーケティング、そして組織運営の力を伸ばしていけるよう、基礎的な知識や技能を習得する機会をできるだけ提供していきます。縫製技術研修第一日目:調達の授業今後の予定:ミシンの購入計画。エルドレットにある縫製工場見学の計画。ビジネス基礎研修と縫製技術研修(継続)。(HANDSケニア)


活動報告(3)
2021/04/09 14:00
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活動報告(3)ボニス宅を訪問して帰ってきたコーディネーターのエマニュエルが、困りはてた顔つきで話し始めました。「ナイロビへの見学旅行のことですが、『コロナ感染予防のための政府規制があって車に乗れる人数に制限がある。だからボニスともう一人しか行けない。カロラインかエミリーのどちらかを選んでほしい』と言ったところ、ボニスは『3人一緒でないというのはよくない。』って言うんです。」これを聞いたプロジェクトチームは、ことの重大さにはたと気づきました。製作現場を訪れ優れた品質の商品を手に取り、さらにマーケティングを考え始めるきっかけとするというナイロビ見学の目的は伝えてあったはず。カロラインとエミリーのうち、ナイロビ見学には製造よりもむしろ販売やマーケティングに、後日予定しているキスムの工場見学には製造に向いている方を、適正だけでなく本人の興味も加味してボニスが決めることを期待していたのです。彼女たちはこれまで地域保健ボランティアとして、HANDSを始めとする大小の開発パートナーたちが提供するプロジェクトに招かれ参加してきました。開発パートナーたちは途上国の人々の自立発展性を唱えながらも、与える側とそれを受ける側といった不均衡な関係は根深いところに存在します。彼女たちには起業する者としてのマインドセットに切り替えてもらわなければおそらくNiko Nikoは成功しないでしょう。エマニュエルによると、「保健ボランティア」と「起業家」が両端にある「マインドセット」という1メートルの物差しがあるとすれば、彼女たちは「保健ボランティア」からまだ20センチも「起業家」に近づいてない、と言います。3月31日、ビジネス研修第一日目。目標は彼女たちに女性起業家としてのアイデンティーを持つことの重要性に気づいてもらうというものでした。彼女たちが保健ボランティアとして開始した布ナプキン製作、販売、普及の歴史をたどりながら、そこにあった自分たちの意識や社会との関係性を見つめ直し、さらに投資とリターンという新しい考え方を学びました。今回クラウドファンディングへの寄付という形で彼女たちに投資してくれたサポーターさんたちにとっての最終的なリターンとは、安定したビジネスを通して地域の若い女性たちの健康に長く寄与する、というものであることに気づいてくれました。研修初日。開始時刻に1時間以上も遅れてHANDS事務所に現れた彼女たちは、「今日、ここに来た時は私たちは保健ボランティアだったけど、帰る時は女性起業家よ!」と明るい笑顔を置いて行ってくれました(写真)。今後の予定:ボニスの縫製技術個人指導講師(フェイスさん)と今後の具体的な予定を立てるための打ち合わせ、長崎市内のユニークな「布なぷきん・布おむつ専門店りぼん」の店内写真と動画、商品を研修教材として活用するための計画。(HANDSケニア)


活動報告(2)
2021/04/07 15:15
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活動報告(2)フェイスさんの厳しい眼差しがボニスの手の動きに注がれています。写真は、先日、裁縫の個人指導講師としてフェイスさんがボニス宅を初めて訪れた時のものです。ボニスの技術や知識レベルだけでなく、これまで製作してきた製品の質、さらに仕事場環境やミシンの状態を知るためです。「もっと縫製技術を向上させたい」。これはボニスが布ナプキンの製作販売を開始してからずっと感じていたことでした。HANDSは、この日のフェイスさんの詳細にわたる報告書を基に、ボニスが目指す目標に到達できるよう研修の内容と期間を具体的に計画します。さらに、それを可能にする機材の購入計画も併せて行う予定です。コーディネーターのエマニュエルの報告によると、ボニスとフェイスさんは初対面にも関わらず打ち解けた様子で話をしていたそうで、今後の研修の成果が楽しみだとのこと。さらに、彼もフェイスさんも仕事場の狭さが気になったそうですが、残念ながらこのプロジェクトでは、仕事場を建てたり増築したりすることまでは計画していません。これからボニス、カロライン、エミリーの仕事場になるこのスペース。狭いながらも広く使う環境整備の方法として日本の「5S」が使えるかもと話し合ったところです。プロジェクトの中で、どのように実現できるか考えていきたいと思っています。お知らせ:先日のケニア政府発表により、ナイロビ郡とナクル郡を含む数郡が「感染地」に指定され人の出入りが禁止されました。そのため、予定していたアパレルブランドRAHA KENYA(ラハケニア)さんのナイロビ縫製現場への見学と、途中のナクルでミシン専門店を訪れる計画は今のところ延期。規制解除の発表を祈るような気持ちで待っています。(HANDSケニア)(注)5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)はHANDSの現行プロジェクトで幼稚園に建設している衛生施設の維持管理研修にも応用しています。