▽【おぼうさんカード:他キャラクターよりも強い。どの数字でもいつでも出せる(出しても「お墓参り」をするキャラクターは変わらない)】
他のキャラクターよりも強いキャラクターとして「おぼうさん」があります。おぼうさんカードのなかでは、数字がより大きいカードが強いです。
おぼうさんカードはいつ出しても構いません。親が出したカードがぼうやでもおじいちゃんでもおじさんでも、おぼうさんカードはいつでも出すことができます。
親が出したカードがおぼうさんカードではなかった場合、その後だれかがおぼうさんカードを出したとしても、変わらず親が出したカードのキャラクターに「お墓参り」をすることとなります。
つまり、親がおばあちゃんのカードを出したとします。手番がまわってくるなかで、他プレイヤーがおぼうさんカードを出しました。そのプレイヤーが今回のお墓参り(ミニゲーム)に勝利したことになります。そうするとなにが起こるか?親が出したカードのキャラクターによる特殊効果が発動するのです。(おぼうさんカードの特殊効果については、後述)
今回おばあちゃんへのお墓参りで出されたカードをあつめて、勝利したプレイヤーの前におもて向きで重ねて置きます。そのとき、重ねたカードの一番上はおばあちゃんのカードにしましょう。おばあちゃんへのお墓参りの代表をしたのだ、ということを示すためです。
▽【大法要システム:親が出したカードがおぼうさんの場合、おぼうさんが(ほぼ)全プレイヤーの手札から出てくることとなります。そのミニゲームで勝ったプレイヤーは大法要を行ったということで、「ご縁があります宣言」のキャラクターで1度ミニゲームに勝たなければならないという縛りがなくなります】
キャラクター能力「おかげさま」、おぼうさんについてのご説明です。
親がおぼうさんカードを出した場合、他プレイヤーはおぼうさんカードがまず手札にあるかを確認し、もしあるならおぼうさんカードを出さなければなりません。
ちなみに、そのミニゲームで勝ったプレイヤーは大法要を行ったということで、「ご縁があります宣言」のキャラクターで1度ミニゲームに勝たなければならないという縛りがなくなります。(「ご縁があります宣言」についてはこちら)
縛りがなくなるのでポイントのことだけを気にすればよくなります。何人もおぼうさんを呼んでご読経してもらうのは大変でしたね...。
数字のより大きいおぼうさんカードを出したプレイヤーが、そのミニゲームに勝ちます。
ちなみに、この「おぼうさん」。ゲーム中最後に「おぼうさん」でミニゲームに勝ったプレイヤーにはごほうびがあるみたいです・・・ここについては、また後日くわしくお話させていただきます。→最後にお坊さんをよんだのはだれ?ルール
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トリックテイキング用語:トランプ(切り札)
「切り札」とは、通常のスート(種類/マーク)よりも強いランクのことです。
ゲームのひとくぎりのなかで、勝てると思うトリック数を各プレイヤーがビッド(入札)する・・・というルールがあります。
ビッドとは、この、数を宣言することです。
さまざまな切り札があります。スート全体が切り札、数字が切り札、出されたカードによって切り札が変わる、などなど。
切り札となるカードをいつ出せるかもさまざま。マストフォローだから出せなかったり、メイフォローで自由だったり。
『盆暮れ正月両彼岸』では「キャラクター:おぼうさん」が切り札です。マストフォローではなく、メイフォロー。いつでも出せるのですが、「キャラクター:おぼうさん」の特殊効果を発動させるには、親が「キャラクター:おぼうさん」カードを出して、そのトリックで勝たなければなりません。