こんにちは。初めまして。20 Sound Chiefの種房と申します。
この度は東京大学E.S.S. ドラマセクションのクラウドファンディングページをご覧頂き誠に有り難う御座います。
ESSドラマセクション20/21代として懸命にTIAFに向けて準備を進める一方,例年とは異なるこの状況下で願わくば例年通りに公演を打ちたいという想いから,今回クラウドファンディングという形を取らせて頂く運びとなりました。そういった中で,1/4現時点で沢山のご支援を頂いておりますことに大変感謝しております。
さて,Sound Chiefの役職についても一言説明を加えさせて頂ければと存じます。英語劇において,劇中曲や効果音を担当する音響は必要不可欠な存在です。今回のTIAF Productionでは演目がシェイクスピアの戯曲ということで,セクション員と共に日々劇の雰囲気,ディレクターの想定する世界観を創り上げ,役者一人一人の持つ個性をより引き立てるような曲探しに奮闘しております。
我々が執行代になってからは,例年を踏襲するに留まらない様々な音響演出のメソッドを試みてきました。これは,私自身が管弦楽団/合唱の演奏/指揮,ナイトクラブでのDJ等の多様な音楽経験をさせて頂いてきたことに端を発しています。劇場に実際の楽器を置き演奏する,複雑に配置したスピーカーから相反する曲を流す,などもその中の例になります。先輩方の代から蓄積されてきたノウハウを最大限に活用しつつ,そこに囚われない新たな演出の形に挑戦し続けています。
一方,一連の感染症対策や自粛の動きがそういった挑戦の機会を大きく奪ったということも事実です。皆の健康や安全を第一に願う一方で,こういった苦難の時代こそ芸術活動が大きな意味をもつと,個人的には考えております。そのためには例年以上に費用が嵩んでしまいます。大変身勝手な願いではありますが,もし少しでも我々の活動に賛同いただけるようでしたらご支援ください。宜しくお願い致します。
長文になってしまいましたが,私の方からは以上とさせて頂きます。次の連載は1月9日頃にLight Chiefの北川がお届けする予定です。お楽しみに。
2021.1.4
Sound Chief たね