私たちのプロジェクトページをご覧いただいている皆様へ
このプロジェクトは、あと17日となりました。
本日より、ブラインド囲碁の魅力と、この携帯型碁盤の必要性、プロジェクトを立ち
上げた経過などを書かせていただきます。
少しずつ書き加えていきますので、その都度ご一読いただければ幸いです。
なお、ブログの方には、
「見えずとも歩み続ける私たち」という連載記事も載せてありますので、そちらもど
うぞご覧ください。
https://profile.ameba.jp/ameba/keitaigoban/
[誰もが打てるコンパクトな碁盤の誕生! No.1]
コンパクトになる碁盤で囲碁のバリアフリー化を!
視覚障害者も打てる携帯型碁盤を作る会代表 岡村晴朗
「あなたはどんなゲームが好きですか?」と聞かれたら、ほとんどの方が、スマホ
などの画面を見ながら操作するゲームを思い浮かべるのではないでしょうか?
これらは、もちろん最近出来たゲームですが、今から1000年以上も前から人々の間で
楽しまれ、現代にまで引き継がれているゲームがあるんですよ。何と1000年以上もで
す!それは囲碁です。私はこの囲碁が大好きです。
囲碁は、一般的には難しいと思われているようですが、実は簡単なんです。
では一言で説明してみましょうか?
「相手の石を閉じ込めて、石を取ったり取られたりしながら、最後は囲った敷地の広
さで勝敗が決まるんです。」 どうでしょう?お分かりになりましたか…?
これだけで分かるはずがありませんよね。
碁盤の交点に、黒石と白石を置きながら、知っている方と打ってみないと説明を受け
たことにはなりません。
囲碁のルールはとても簡単ですが、打つ手は無限とも言われるくらい非常に奥が深い
んです。だからこそ現代にまで引き継がれているんだと思います。
私は、30代の頃、職場の仲間から囲碁を教えていただきました。
奥が深くて、なんて面白いのでしょう。この囲碁を生涯の趣味にしようと思ったほど
ですが、たった3年であきらめざるを得ませんでした。それは黒石が見えづらくなっ
たからです。
(つづく)