【コンテンツ紹介④】【エリアA】
新技術で人の腹は膨れるか。 〜テクノロジーで進化する一次産業〜
【基本情報】
場所:エリア A
時間:16:00 ~ 17:00
申込:不要
【概要】
日々新しく生まれる農業の新技術たちは、ときに伝統的な農法と衝突する。それぞれの強みを生かす方法はどこにあるのか、注意すべき点は何なのか。テクノロジーで飢餓を乗り越えたホモ・サピエンスとしての責任とは何か。最前線を走るプレイヤーたちが、議論を交わす。
【パネディスト】
大西雅彦 Cal-Farm Kobe 代表。
エンジニアリング会社にてキャリアを開始するも、ある日突然、家業を継ぐことを決意し就農する。一通り栽培にもなれ、人のつながりもできはじめ、念願であった農業体験などを展開中。主経営作物の恵水とまとをはじめ、育てた野菜はできるだけ神戸で消費されるよう、神戸市内・市内近郊の青果販売店やレストランなどを中心に納品している。
齊藤超
千葉県匝瑳市宮本区にて、みやもと山という屋号で有機農業や体験型農業を営む農家。1300年続く里山にて両親の有機農業を受け継ぎ、アイガモ農法水田、オーナー参加型在来大豆トラスト畑、そして無添加無農薬の田舎味噌を作る。その傍ら、農業法人「Three Little Birds」を仲間と共に立ち上げ、代表社員を務める。ソーラーシェアリングの下を有機農業を前提に耕作しながら、商品開発やエコツアーなどを通じて地域再生に挑む。
Albert Arron Pramono
農業エンジニア。インドネシアのブリトゥン島にあるエコリゾートArumudalu Private Resort・ジャカルタにあるArumudal LabのCEOを務める。マンチェスター大学で化学エンジニアを学び、インドネシアに帰国後、両親の経営する製造業エンジニアへ入社。過疎化の進むインドネシアの島での観光活性や雇用創出、過密都市での都市農業などに対し、アクアポニックスや垂直農業などのエンジニアのノウハウと観点で解決策を提案している。
豊永翔平
1989年愛知県生まれ。早稲田大学考古学研究室にてカンボジアの遺跡発掘、景観・文化保存の活動に携わる。その際アジア各国で目にした、文化遺産の周りに起こる環境破壊や、産業の欠如から起こる若者の都市への一極集中に疑問を覚え、地域の基盤産業を作るべく環境保全と両立する農産業の可能性を探る。大学卒業後は経営コンサルティングのベンチャー企業へ入社、その後の農業研修を経て、2016年にCultivera LLCを設立/起業。気候変動/環境危機に備えた環境適応型技術の研究を進め、2017年には万協製薬株式会社、丹生営農組合と共同で農業法人POMONA FARMを設立、代表取締役CEOに就任。
邦高柚樹 株式会社イコム 商品開発部所属 / Now Aquaponics! 代表。
生まれも育ちも兵庫県神戸市。関西外国語大学卒。在学時オランダへ留学し、欧州市場における日本酒の販売戦略立案プロジェクトを立ち上げ、実行。在蘭時に偶然出会ったアクアポニックスの概念に興味を持つ。その後製薬会社の営業職を経て、不動産業界へ転職。その中で得たスペース活用のノウハウとアクアポニックスを組み合わせた社会問題の解決の一手を見つけたいと思い立つ。現在は、100BANCHと呼ばれるパナソニック主催のアクセラレーションプログラムに採択され活動している。