無料塾プロジェクトを開始するまでに考えたこと②無料に対する葛藤こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。今回は無料塾を作るまでに考えた、大きな問題である「無料」について書かせていただきます。前回に引き続き、今回も少し面倒で硬い話ですが、個人的に大事にしている部分です。前回、演習量に加えて勉強の裏側をサポートすることが塾の役割だと書きました。保護者の方はそのサポートに対してお金を支払っているということです。さて、今回、私が実現しようとしているのは無料塾です。お金がかからない塾です。受講するご家庭にとってみれば一見いいサービスのように感じますが、無料というのはいいことばかりではありません。「お金を払っているのだから」という理由がなくなってしまうからです。物が捨てられないのは、それをどこかでいくらか支払って買ったからであり、子供を塾に通わせている保護者の方が教育に熱心になるのも、料金を支払っているからという理由が半分はあるのではないでしょうか。お金を支払うことで生まれるいい意味の責任は相乗効果を生み出し、子どもがより勉強に向き合う環境を作ってくれると考えています。だからクラウドファンディングに挑戦するか否か以前に、無料にすることには最後まで躊躇しました。利益がないからということで躊躇しているわけではもちろん無く、モチベーションをどう保つかという課題を解決していなかったので、躊躇していました。ただそれでも、無料にしたほうが多くの教育の場を作れるチャンスが広がる上に、モチベーションをあげることができるか否かは指導側の影響が大きいので、無料塾というコンセプトに決めました。無料にした以上「どうせ無料だし」「まぁ、無料だししょうがないよね」という感想だけは避けなければなりません。「この塾でよかった」と思っていただけるような塾を目指します。以上、無料にすることへの葛藤していたというご報告でした。次回は「心のサードプレース」というお話をさせていただきます。
こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。現時点で8名の方に合計73000円ものご支援をいただきましたことをご報告いたします。昨日、1000円のご支援をいただきました。リターンは「主催者を走らせる権利」ということで、面白半分に入れていただいたのだろうと思います。本当にうれしいです。1周だけでなく2周になったので、1周めはランニングをして、2周目はランニングに加えてゴミ拾いをしようと勝手に意気込んでおります。そして実は今日50000円もの大金をご支援いただきまして、総額が73000円となりました。50000円は普通の大学生の1ヶ月のアルバイト代です。お金が責任を伴う仕事への対価だということを考えると、50000円の重みを感じます。50000円のリターンでは、生徒1人の成長を見守ることができる権利です。2ヶ月間で急激な成長を遂げることは難しいですが、最大限の学力面での躍進とともに、勉強の仕方も伝え、また、精神的にも頼れる存在になることができるように、尽力して参ります。本日ご支援くださった方、以前から応援してくださった方々、誠にありがとうございます。聞くところによリますと、オンライン設備は家にあるという方、対面の範囲で指導できる方が大半ですので、73000円もあれば少なくとも3人の子どもたちと一緒に学習する機会を作ることができます。皆様のご支援をきっかけにより一層活動を広げていきます。重ねてになりますが、本当にありがとうございます
〜塾の役割編 <なぜ個別指導にしたか>〜こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。プロジェクト終了まで残り2週間弱となってしまいました。活動報告かと言われると少し違うかもしれませんが、自分自身がプロジェクト開始までに考えたこと、開始中に思ったことなど、自分の思いの丈を書かせていただこうと思います。よろしければご覧ください。無料塾を立ち上げるにあたってまず考えたことが、そもそもの塾の役割です。受験ビジネスによって多くの教育系企業が成り立っていますが、消費者、平たく言えば保護者の方は何に対してお金を払っているだろうかということを考えました。消費者目線からのメリット、これが提供側、今回は塾の役割であり提供すべき責任です。自分自身大学生であり20歳にはなりましたが、どちらかといえば未だに養われる側で、実体験に基づいた肌感覚を経験することができませんので、憶測に過ぎませんが、塾の役割として以下の3つが挙げられそうです。1.学力の底上げ2.勉強方法の指導3.勉強の習慣づけ_____個別指導にした理由_____学校の定期テストで点数がなかなか伸びないから塾に来る、あるいは学校の授業だけでは物足りないから塾に来る、といったように、そもそも塾というのはおまけのようなもので、メインはあくまで小学校・中学校・高校です。学校に行かずに塾だけに来るという人は、ほぼいません。後者にとっては事実上塾メインの勉強内容になることはあるにせよ、あくまで軸は学校です。メインが学校にあるからこそ、学校に足りないものこそがおまけである塾の担うべき役割です。そこでまず挙げられるのが演習量と補習です。学校は良くも悪くも平均的な授業を行うためレベルの高い人にとってみればワークだけでは足りないし、勉強が苦手な人にとっては分からないままどんどん次の単元へ進み、ますます分からなくなってしまいます。学力格差が広がる原因はまさにここにあるため、この仕組みを改善することが塾の大きな役割の一つであり、個別指導にした理由です。次にあげられるのが、勉強内容ではない、方法や勉強習慣などの見えない部分のサポートです。勉強内容は先生に聞けば教えてくれるほか、友達に聞いても解決することが多いですが、どうやって勉強すればいいのかはなかなか分かるものではありません。そこで個別指導など子供との距離がより近い塾を通して勉強の裏」をサポートすることが塾の役割だと思いました。これを踏まえて、塾の中でもより距離が近い個別指導を選びました。______最後に______話をまとめると勉強の見えない部分のサポートに対して保護者の方はお金を払っているように感じます。そこで、勉強内容と同じくらいか、それ以上に重きを置いて、「親身になる」ことに注力できるような無料塾にすることを目指しています。牧野翔太郎
【支援者が6名になりました】こんにちは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。先程ふとメールを見てみると…「支援者が1人増えました!」とのメールをいただきました!ワクワクしながら開いてみると、こんなメッセージをいただきました。『牧野さんほんの気持ちでごめんなさい。しかも走らせるって〜笑じつは今年はじめにお話があったときにこちらで子供の個別指導を希望していたのですが、再度告知されたときには、既に最寄りの入塾手続きを済ませてしまったのです〜でも応援だけでもさせてください。 今後すべての子どもたちが、平等に楽しく勉強ができますように』1000円ご支援いただいたのですが、「ほんの気持ち」どころかありがたい限りです。本当にありがとうございます。________________________________「走らせるって〜」の裏話________________________________現在、リターンに「主催者を走らせる券」というものを設定しています。この話は表に出す予定はなかったのですが、走らせるリターンが支援されましたので、有り難く話させていただきます。自分自身、畏まった雰囲気が苦手で、勿論プロジェクト自体は本気で、文面も信頼を少しでも得られるように添削指導もいただいて考えたのですが、ただ少しユーモアというか、少しほんわか和みが欲しいなということで、「自分自身を走らせる」というリターンを入れました。あまりプラスの効果をなさないことは薄々今も感じていますが、もしかしたら面白半分でしていただけるかも、と遊び心として残しました。そんな葛藤の中、今日、そのリターンをご支援いただきました。ご支援は本当にありがたいのですが、ゴミ拾いにしとけばよかったと少し後悔しています(苦笑)大濠公園という、福岡市内にある公園を支援者様1人につき1周走るのですが、カメラ持って、撮りながら走るって絶対恥ずかしい。しかも今のところ公園1周なので、側から見たら不思議でちょっとヤバいやつです。勿論喜んで走りますが、1周じゃなんだか中途半端で恥ずかしいので、ゴミ拾いしながら気を紛らわせようかなと思っております。という話はそれとして、このプロジェクトはこの1回で終わるのではなく、マラソンのようにずっと継続していきたいです。まとめると、ご支援、本当に感謝でいっぱいですというご報告でした。『すべての子どもたちが、平等に楽しく勉強ができますように』牧野翔太郎
【プロジェクト終了まで残り19日】こんにちはプロジェクト実行者の牧野翔太郎です。本プロジェクトもおおよそ半分の月日が経過しました。こんなにご支援いただけるなんて本当に思っていませんでした。ありがとうございます。さて、今更となってしまいましたが、Twitterアカウントを作成しました。そもそも今回のプロジェクトはこの一度きりの予定はなく、あくまで事例づくりであり、これをきっかけに同趣旨のさまざまな企画が立ち上がり、無料塾が広がっていけば幸せです。このことから、Twitterアカウントも現在はクラウドファンディング系がメインとなっていますが、プロジェクト終了後も残し、活動をシェアするための媒体とする予定です。がんばれ、と思っていただけたら拡散、フォローいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。Breedge Twitterアカウント