〜塾の役割編 <なぜ個別指導にしたか>〜
こんばんは。プロジェクト実行者の牧野翔太郎と申します。プロジェクト終了まで残り2週間弱となってしまいました。活動報告かと言われると少し違うかもしれませんが、自分自身がプロジェクト開始までに考えたこと、開始中に思ったことなど、自分の思いの丈を書かせていただこうと思います。よろしければご覧ください。
無料塾を立ち上げるにあたってまず考えたことが、そもそもの塾の役割です。受験ビジネスによって多くの教育系企業が成り立っていますが、消費者、平たく言えば保護者の方は何に対してお金を払っているだろうかということを考えました。消費者目線からのメリット、これが提供側、今回は塾の役割であり提供すべき責任です。自分自身大学生であり20歳にはなりましたが、どちらかといえば未だに養われる側で、実体験に基づいた肌感覚を経験することができませんので、憶測に過ぎませんが、塾の役割として以下の3つが挙げられそうです。
1.学力の底上げ
2.勉強方法の指導
3.勉強の習慣づけ
_____個別指導にした理由_____
学校の定期テストで点数がなかなか伸びないから塾に来る、あるいは学校の授業だけでは物足りないから塾に来る、といったように、そもそも塾というのはおまけのようなもので、メインはあくまで小学校・中学校・高校です。学校に行かずに塾だけに来るという人は、ほぼいません。後者にとっては事実上塾メインの勉強内容になることはあるにせよ、あくまで軸は学校です。メインが学校にあるからこそ、学校に足りないものこそがおまけである塾の担うべき役割です。
そこでまず挙げられるのが演習量と補習です。学校は良くも悪くも平均的な授業を行うためレベルの高い人にとってみればワークだけでは足りないし、勉強が苦手な人にとっては分からないままどんどん次の単元へ進み、ますます分からなくなってしまいます。学力格差が広がる原因はまさにここにあるため、この仕組みを改善することが塾の大きな役割の一つであり、個別指導にした理由です。
次にあげられるのが、勉強内容ではない、方法や勉強習慣などの見えない部分のサポートです。勉強内容は先生に聞けば教えてくれるほか、友達に聞いても解決することが多いですが、どうやって勉強すればいいのかはなかなか分かるものではありません。そこで個別指導など子供との距離がより近い塾を通して勉強の裏」をサポートすることが塾の役割だと思いました。これを踏まえて、塾の中でもより距離が近い個別指導を選びました。
______最後に______
話をまとめると勉強の見えない部分のサポートに対して保護者の方はお金を払っているように感じます。そこで、勉強内容と同じくらいか、それ以上に重きを置いて、「親身になる」ことに注力できるような無料塾にすることを目指しています。
牧野翔太郎