おはようございます。
ガザを訪問中のメンバーの一人、朝武から現地レポートが届きましたので紹介いたします。
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こんにちは!ガザ滞在中の朝武です。
今回はガザでの素晴らしい出会いについてお伝えします。
先日、乙武さんとガザ入りしたメンバーでとある男性のお宅を訪問しました。
名前はアフマドさん。彼は17歳の時イスラエルの空爆により両足と左腕を失いました。
[乙武さんとアフマドさん]
空爆前、彼の夢は教師になることでした。
空爆後、手足を失ってからも彼の夢は変わりませんでした。
そして現在、アフマドさんは教師として働いています。
乙武さんの「手足を失ったことで夢をあきらめようとはしなかったのか」、という問いに対しアフマドさんはきっぱりと「あきらめた時は一度もない」と答えました。
彼はなんと自分で車を運転して学校まで通勤しているのです!
ブレーキとアクセルを改造し、足で踏むのではなく肩に棒を取り付ける事でうまく操作し、右腕でハンドルを切って運転するそうです。
[実際に運転する様子を見せてくださいました]
アフマドさんは「長期的な希望を持つことが難しいガザだからこそ長期的な希望を持ち続けたい」と乙武さんとの会話の中でおっしゃっていました。
[訪問メンバーで集合写真]
ガザの人々に希望を届けたいとの思いで始まったこのプロジェクトを成功させるために、私たちのできることを精一杯やっていきたいと思います。