2021/06/03 08:00
太平洋戦争のなかで、北海道の地にも、朝鮮人強制連行・強制労働があったことは歴史の事実でありながらも、記録に残されることはありませんでした。
朱鞠内ダム工事に従事させられた朝鮮人の記録は、「旧光顕寺本堂」に残された「位牌」にありました。
ここから調査が始まり、遺骨発掘と返還、そして歴史の学習、交流へと展開し、四十年余が過ぎました。
この運動の象徴、追悼、研修の場である 「旧光顕寺・笹の墓標展示館」が大雪のため倒壊しました。
すぐに再生への取り組みがはじまり、国内、外国からの支援が届いています。
さらにクラウドファンディングでも支援が呼びかけられています。
どうぞ、多くの皆さんの支援をお願いします。
この運動を始めた人たちのなかの一人として。
金光教北海深川教会長 星野 孟