台湾人です。2016年夏で笹の墓標展示館に訪れました。
その時、北海道で行った台湾、日本、韓国、中国の歴史キャンプに参加しました。北海道の強制労働も含めて、歴史をめぐって違う国々の生徒と一緒に勉強、交流しました。
それまで強制労働の歴史を一度も聞いたことがありませんでした。私たちの歴史教育は、権力者によって選別、構成されたものなのです。台湾では、多くの生徒は歴史教科書に沿って自分の歴史観と世界観を作り出しました。
しかし、教科書より地元の当事者から生まれた歴史はもっと相応しいと思います。人々は多様なアプローチを通じて歴史を触れ合って、記憶する方が適切的だと思います。私の人生の中で、笹の墓標展示館はまさに上記の理念を感じらせる存在です。「北海道」で強制労働させられた人々のなかで、台湾人がいなかったかもしれませんが、他の場所で、強制労働させられた台湾人がいました。重要なのは、私たちが人権侵害の理由、及び当時の政治と経済背景を認識しなければなりません。国籍に問わず、人々にとっても大事な記憶です。
笹の墓標展示館は、記憶の居場所として、犠牲者を追悼する場所として、交流と勉強の場として、長い間に本当にお疲れ様でした。これからの笹の墓標展示館は、更なる新たな意味を作り出すことを信じています。展示館再生クラウドファンディングをぜひご協力ください。
国立台湾大学工学部建築と城郷研究科 楊 婷雅(ヤン テンヤ)
我是台灣人,曾於2016年夏日拜訪過笹の墓標展示館。
那時我幸運地參與到辦在北海道的台日韓中歷史營,與不同國家的學生一起學習與交流了許多歷史課題,包括北海道的「強制勞動史」。
那段歷史是我過去從未聽聞的,我們的歷史學習總是被許多權力揀選與建構,而在台灣,多數學生都是透過歷史教科書來建構我們對歷史與世界的認識。
然而,歷史或許由更多當地、當事者來寫述、有更多元的方式來被人觸及與記憶會更加適切,而笹の墓標展示館就在我的生命經驗中,真實讓我感受到這件事。雖然在「北海道」被強制勞動的人沒有台灣人,但台灣人仍有在「其他地方」被強制勞動的歷史,不過其實核心在於,我們應更加認識為什麼「人權被剝奪」,是在什麼時空與政治經濟背景下發生的。這些都需要人來記憶,不分國籍。
很謝謝過去笹の墓標展示館的人們存放這些記憶、讓人悼念過去犧牲的生命,甚至做為一個讓人交流與學習的地方。我也深信,笹の墓標展示館會在未來創造出更多新價值,希望大家能一同參與募資。