ご支援大変ありがとうございましたこの度は皆さまにご支援いただき大変ありがとうございました。クラウドファンディング最後の日にご連絡してからあっという間に日が経ってしまいました。御礼のご挨拶が遅くなってしまって申し訳ありません。今後もコロナ禍の中でも予防に細心の注意を払いつつ、巡回看護と食事提供を続けていきます。特に巡回看護はコツコツと長い時間をかけて信頼関係をかけて続けてやっと医療に繋がる、生活保護に繋がる、といった性質のものですのでそのための予算を頂けたこと、皆さまに大変感謝しております。お一人お一人に直接お礼を申し上げたい気持ちですがまずはご報告として御礼の言葉をお届けしたいと思います。有難うございました!その間、色々な事が重なり多忙な日々を過ごしておりました。・野宿の人の雨天時の緊急宿泊・生活保護を切られそうになった人のサポートで福祉事務所へ同行・生活保護申請同行や居場所をなくした人の受入れ・倒れた方、調子の悪い方たちの緊急対応などなどありました。このクラウドファンディングの緊急支援で関わりをもった野宿の人や生活保護の人が多くなり、「仲間が困ってるんだけどこれ出来ないかな?」みたいな突然の問い合わせが増えました。山谷という土地柄ならではかもしれない日々のトラブルなどもありました…。といった状態でしたので、ご容赦頂けたら幸いです(__)実はこの緊急支援の間にも色々な失敗を積み重ねてしまいつつも、それもあって乗り越えてよりよく知りあえた当事者の方たちもいて、やはり失敗は成功の母、継続こそ力だな、と噛みしめて今後も頑張っていこうと思います。共同通信の記事共同通信の記者さんの電話インタビューを受け、記事が佐賀新聞と静岡新聞に掲載されました。是非ご一読くだされば幸いです。この分野になじみがない方も多いかと思うので少し解説を加えますと、『支える意識が強すぎると』という部分は『 与えるだけの支援 (は尊厳をおとしめる)』と読みかえると更に分かりやすくなるかもしれません。やはり与えられるのに慣れてしまうと返って依存的になり、自分自身の能力を活かすこともなくその生活に慣れてしまう、という状況を幾度となく目にしています。あるべき「支援」の形とはどういうものか、一人ひとりの元々持っている力を活かして更にまちづくりの担い手にと導くことはできないか、そんな方向性で今後の事業活動の展開を考えております。(そもそも私個人としては支援という言葉が上から下目線の様であまり好きではないのですが、便宜上使用しております)コロナの緊急支援の活動を経て、また大きな経験を積んだような気がしています。このような機会を与えて下さった皆さんに感謝しつつ、活動を継続してきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。2021年4月23日、義平真心
クラウドファンディング、残り1日となりました!応援してくださった方々、本当にありがとうございます。報告になかなか時間が割けずにいて歯がゆい思いをしているのですが、やっと4つめの活動報告を。日中は山谷で時間を過ごしつつ、夜は隅田川の首都高高架下で寝ていらっしゃる野宿の方たちも多くいらっしゃいます。元々玉姫公園で野宿の人のお友だちが隅田川にいる、というので昨年夏頃に紹介されたことがきっかけなのです。のちのち白髭橋北側にも行くようになり、あれ、センター前でお会いしましたね、という方も多くて自転車で出かけて、皆さんに声をかけながらごはん配ってきております。中にはちょうど起きていて(私たちが起こしてしまう人もいるのですが)話をしたいモードの方たちもいて長い時間お話されることもあり。・最近缶の値段がキロ67円から140円台に上がって生活が楽になった・生活保護の人もお金がなくなったら缶集めしている人がいる(ネガティブに捉えるよりは自分で何とかしようとしている)・空き缶置いていたら盗まれることもある中でも色々助け合って困っている人(受給者の人も含めて)にお金を融通し合っている話をよく聞きます。助け合いの世界だなぁ、といつも思います。(ただ度を超えて返せなくなるとと友情に響くので時に要注意だったりします。)中には独自論として・炊出しとかなくなったら山谷はもっとよくなると仰る方も…。あ、ごはん配りは大丈夫かしら?と思っていると、「あなたたちは本当に慈善活動としてやっているのが分かる」と言ってもらってホッとしたり…。とりあえず文句言う人であっても誰であっても変わらずできる限り公平に接していこうと思う瞬間ですね。(今はないですけどどやされたりすることもあるのです。)・ここ(山谷)だったら何とか生きていけると思って人がやってくるいい面悪い面あるのですが、生きていく選択をするために来るのだと思うと、山谷という場所の希少性が伺えます。世の中に絶望したとしても生きていける場所がある、実はこれってすごいことなのでは、と! 悪く言われることもありますが、これをどういい方向に持っていけるのか、いつも考えてしまいます。隅田川で週に一回ごはん配り、そしてやはり具合が悪いという人がいるので月に一回巡回看護で隅田川にも行こう、ということになりました。高血圧でもあり最近頭痛が酷い、家族でくも膜下出血だった人がいる、というので心配して看護師さんと一緒にでかけました。服薬の話をしつつも、結局お話がちょっとした治療?のような側面もあってお話長くなります(笑) 医療を受けるのを頑なに拒む人も多いのですが、話をしてくれるようになると信頼関係が段々出来てきて、何かあった時に医療に繋ぐことができる手助けができるかな、と、その敷居を下げる作業をしているんだと思います。そして人柄もさることながらコミュニケーション能力が高い看護師平さん、巡回看護で貴重な役割を果たしてくれています。平さんをはじめとした理想を共有する仲間と巡回看護、継続していくことになっていますのでまた別の場ででもご報告できればと思います。そして実は本日、ずっと膝が痛くて治したい、病院に連れて行ってくれと治療を決意した人と病院同行のまち合わせの日。先々週もあんなに約束して待ち合わせしたのに約束の時間に周辺を探しても見つからず…と思ったら後で偶然会った時に聞くとうっかり忘れていたらしいです!笑今日はお会い出来ますように。気を長く、多少うまくいかなかったり失敗したりしても、変わらぬスタンスで継続していくこと。これが山谷での支援の形だな、と思いつつ日々歩んでいっております。2021年4月10日、義平真心
1月31日に撮影した動画が出来上がりました!緊急支援:クラウドファンディング|東京山谷で野宿生活を送る人がコロナ禍の冬を越すための緊急支援をお願いします!ご家族がご病気になったことをきっかけに家族が崩れていき、家を手放し建設労働に従事することとなり、ブラックな働き方を強いられてきた人の話(現在は生活保護受給中・結YUIの運営する「ありあけ」に滞在中)その他、野宿中に声をかけられて住まうことになった貧困ビジネスと思しき囲い込み型の施設から逃げ出してきた人、長時間労働を強いられ体を壊し施設に入るも共同生活がうまくいかず野宿となった人、そんな声を聞くことができます(施設滞在中は生活保護を受給)一般的には支援者側からの事例紹介として知ることが多いと思いますが、当事者ご本人の声を聞くとまた違うものがあるかと思います。クラウドファンディングサイトからの見方クラファンサイトを開いたときに出てくる画像部分の真ん中に出てくる動画再生の▶を押してみてください。そうすると動画が始まります↓そしてそして、動画作成のプロの方に編集してもらったのですが、最初の山谷の風景、さすがの腕前としか言いようがない感じです…。そちらも必見!もうクラウドファンディングの期間も一週間を切りました!シェア等ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。2021年4月5日、義平真心