みなさん、はじめまして。
ひとしずく株式会社のこくぼひろしと申します。
私は、2016年3月にmass×massをオフィスとして、ソーシャルグッド・非営利専門の後方支援ファーム「ひとしずく株式会社」を登記しました。2015年の秋に当時勤めていたベンチャー企業を辞めることを決め、今まで考えてもいなかった起業をすることを決断しました。
https://www.talent-book.jp/hitoshizuku/stories/195
その決断ができたのも、当時森川さんが担当されていた「TENTO」というシェアオフィスの存在が大きかったです。今までは仕事というと、東京都での勤務や業務が多かったです。しかし、起業するにあたっては、住んでいる地域であり、地元である神奈川県、そして、通勤は下り電車で通いたいという想いを現実にすることができると思いました。間伐材を使用していて、木の香りのするシェアオフィスで、人生最大のチャレンジをスタートすることができました。
https://greenz.jp/2017/11/15/kokubo_hiroshi/
起業当初は、依頼いただいた業務を進めながら、右も左も分からなかった「経営」を実践して、ズタズタに傷つきながらなんとか匍匐前進で進んでいました。「ヨコハマ・イノベーションスクラム・プログラム」に選定いただき、森川さんにメンターになっていただき、夜な夜な壮大な構想や事業についてお話したことを今でも覚えています。当時を振り返りたくないくらい、昼夜関係なく働き続けていましたので、森川さんはじめ、TENTOメンバーから、夜の番人と言われるほどでした(笑)
https://massmass.jp/project/report_scrum_final/
mass×massでは、いろいろな方やいろいろな事業者との出会い、いろいろな機会をいただきました。構想していた事業を形にしたり、事業者とともに業務を受発注したり。TENTOのメンバーでもあるtegusuの藤田さん、キートン株式会社の桑山さん、芙蓉堂の堀篭さん、他のメンバーの皆さん、治田さんをはじめとするmass×massスタッフの皆さん、ここでは書ききれない多くの皆さんとは、起業してからの良い面悪い面を含む様々なことをともに共有しています。
当時お話をしていたソーシャルグッドな書籍を文庫にするというアイディアは形になりませんでしたが、今回のクラウドファンディングの「LOCAL BOOK STORE」は、森川さんの想いや愛がつまったプロジェクトだと思います。
日本でもたくさん生まれている「シェアオフィス」。
オフィスや会議室、備品や機材、参考図書や資料などを文字通り「シェア」しています。
しかし、森川さんと約6年ご一緒していて思うことは、
お互いの気持ちを「シェア」することの大切さです。
何気なく声をかけてくださることで、救われました。
同じ場所にいたとしても、気持ちを「シェア」できなければ、物理的な同居人でしかないと思います。現に私は、家庭内コミュニケーションができておらず、物理的な同居人状態になっているので、父としての課題に現在向き合っています(笑)
つらい時、苦しい時、困った時、どうしたらいいか分からない時、感動した時、嬉しかった時、自分をほめてあげたい時。
そんな時に、気持ちまでも「シェア」できる場所に「LOCAL BOOK STORE」がなることを確信しています。
ひとしずく株式会社
代表
こくぼひろし