【世界の幸せをカタチにする。】
これは武蔵野大学のブランドステートメント
2015年より、徳之島町は武蔵野大学(東京都) と連携しています。「フィールドスタディーズ」という全学生共通基礎課程の取り組みでは学生が夏休みを利用し全国各地に飛び込んでいき、深い学びや主体性と解決する能力を身に着けていく。 徳之島を訪れる学生たちは、島内で農業体験やフィールドワークを通して、徳之島の魅力の発信や課題解決に取り組んできました。
昨年、令和2年度は学生を集落で受け入れ、大先輩方へのインタビューやその文字化、集落歩きや集落での体験を通してステートメントなどを発表してもらう計画でした。 しかし急激なコロナウイルスの拡がりで断念。
令和3年度は一部変更しつつ来島してもらう予定がオンライン形式に変更、その後オンライン形式で集落の大先輩方へのインタビュー準備を進めていました。ところが寸前で徳之島で急激な感染が拡がり、私ども徳之島在住の職員が地域の方のご自宅に伺いオンライン用のセッティングをすることさえ危険と判断し、インタビューを受ける方は役場関係者のみに変更。とってもバタバタでした。奄美群島南三島経済新聞様の記事(https://amami-minamisantou.keizai.biz/headline/49/)
私は講師としても話しつつ、インタビューも受けるなどほぼ毎日話しっぱなしで声がガラガラに(笑) そして2年がかりで構想してきたものの、やはりオンラインだと表現や伝え方に苦慮しました。
南西諸島~島~集落(シマ)とは?という基礎的な部分から、具体的な課題の抽出、魅力や日常的な姿など、スライド資料や現場レポートのような動画など色々と工夫して取り組みました。
大学が無い徳之島で、オンラインながら学生さんの生の声を聞き、素直な感想や質問で私どもの方が多くの刺激をいただきました。
そして約10日間の学習後、最終日の発表では学生さんたちの産み出した素晴らしい表現や一生懸命紡いだ言葉に感動しました。
新しい日常、新しい「つながり」のカタチ、頼もしくエネルギー溢れる世代との交流
多くの学びと気づきと可能性を感じる経験になりました。