みなさん きゅううがめぇら(=徳之島の方言で”おはよう”や”こんにちわ”を表す言葉)
まず、トップ画像について~徳之島・天城町に在住で、アートを活かした”共育”や地域活性化に取り組んでいらっしゃる野瀬貴子さん(東京都出身)のデザインです。野瀬さんの活動は⇒「森と海の藝術学校」HPでもご覧になれます。現在「茶処・あがりまた」(天城町・当部)の代表もされているのですが、このプロジェクトに共感していただき、お忙しい中作画していただきました。以下、野瀬さんがこのデザインに込めてくださった想いです・・・
【島の森と海の豊かな恵み、そしてニライカナイを意識して描きました。 太陽の光、雨から海の恵みがあり、植物の恵みがあります。 そこからまた新しい命が生みだされる。 ボタニカルということであるので植物はもちろんのこと 植物(命)の根源である様々な種類の種子を描きました。 種子も多様であるように人も生き物も多種多様。 植物には主に、ヨモギや月桃、ニッケ、シークニンを描きました。どれもデフォルメしているためリアルな形状とは少し異なっています。 また海には様々な種類のプランクトンを描きました。 海の中の生態系ピラミッドで、一番下のプランクトンがいないと海の生態系も成り立ちません。 私たちの目にはなかなか見えないけれど、見えないものほど大事なものが多いと思っています。太陽の光、雨、風、目に見えない微生物やプランクトンの恵をうけ、命の根源であるタネが芽吹き、命が循環していく、そんなことが伝えられたら良いなあと思って描きました 】
とっても素敵で優しさに満ちた表現に嬉しくなりました。
次に、商品開発の状況ですが、準備が遅れています。当初11月から発送の予定が、年内発送を目指して準備しています。お待たせして大変申し訳ありません。
〇ボタニカルティーについては当初2種類の予定でありましたが、3種開発できており、今後パッケージデザインを決定したのちお届けしたいと思ってます。
〇ボタニカル(ヨモギ)クッキーについてもレシピは完成しており、パッケージデザインが決定したのちお届けします。
〇徳之島コーヒーについてもパッケージデザインの検討中です。決定後お届けします。
〇ハチミツ&蜜蝋については、分蜂やスズメバチの襲撃でかなり蜂さんが減ってしまいましたが、蜂さんの取り分をしっかり残しつつ、採蜜させていただきました。パッケージデザインが完成後お届けします。
〇イノシシ&燻製セットとしていましたが、燻製セットではなくシマの農作物をふんだんに使って「徳之島生活研究グループ」のお母さんたちが作った「万能たれ」をセットでお届けします。たれには”マンゴー、パイナップル、パパイヤ、バナナ、りんご、生姜、にんにく、手作り味噌、黒糖”が入っています、なんとりんご以外すべて徳之島産という贅沢でとっても手間暇かけた一品です(味噌もほぼ徳之島産の原料を使って丁寧に作ってらっしゃいます)
材料の収穫~洗浄・乾燥の他に新たなボタニカルの栽培実験など色々とやっていると、なかなか完成にたどり着けずにいます。製造拠点の決定が予定より2カ月ほど遅くなったり色々とイレギュラーも発生してしまいました。 予定の見積もりの甘さを痛感しております。
しかし、模索していく中で素晴らしい方や事業者様と連携できることになり、遅れた分以上に今後のシマ活性化に大きな広がりができそうです。 現在のプロジェクト中の商品ができ次第にまた新しい商品を創り上げるように色々と検討しています。今後ともお付き合いくださいますようよろしくお願いします。