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「島根の山奥の小さな村で、日本とブラジルを陶芸でつなぐ」

半世紀前、日本人移民がブラジルの大地に陶芸の種を撒き、今ではブラジル各地に花を咲かせています。 日本でもその花を育てたい! 島根の山奥の工房にブラジル人学生を招き、日本の文化を伝えたいと思います。 彼らが日本とブラジルの陶芸の架け橋になりますように!

現在の支援総額

492,000

123%

目標金額は400,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/01に募集を開始し、 67人の支援により 492,000円の資金を集め、 2017/09/13に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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「島根の山奥の小さな村で、日本とブラジルを陶芸でつなぐ」

現在の支援総額

492,000

123%達成

終了

目標金額400,000

支援者数67

このプロジェクトは、2017/08/01に募集を開始し、 67人の支援により 492,000円の資金を集め、 2017/09/13に募集を終了しました

半世紀前、日本人移民がブラジルの大地に陶芸の種を撒き、今ではブラジル各地に花を咲かせています。 日本でもその花を育てたい! 島根の山奥の工房にブラジル人学生を招き、日本の文化を伝えたいと思います。 彼らが日本とブラジルの陶芸の架け橋になりますように!

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「11月3日記す」   この涙を見た後だったら、数日前の彼の頼みを聞き入れていたかも知れない。 ブラジルの若者達が、我が家に同居して1ヶ月半になる。陶芸ばかりで無く、掃除や洗濯など日々の暮らしの中で、厳しく指摘することばかりだった。とりわけウェリントンには、ロクロに執着せず、未知の世界へ飛び込むよう繰り返し指摘したが聞かなかった。 彼が来てから1ヶ月ほど過ぎた頃、『君がやってることはクーニャで出来る。此処に居る意味が無い。クーニャに帰れ』と叱りつけた。 今日、村の運動会の綱引きに参加してウェリントンがリーダーシップを取り、上野地区が見事に優勝した。彼は昨日も、村の婦人会に混ざって大量のオデンを作り、今朝も朝早くからオニギリ作りに参加した。 デッカイ身体から想像できないが、料理するのはとても好きだ。音楽も好きで、ひまさえあればカバキーニョ(ブラジルのウクレレ?)を奏でている。 日本人が40年かけて作り上げた陶芸の街、クーニャから来ているので、来た当初から20キロの大壺を容易に作り上げた。3人の中で1人だけ英語が通じないこともあり、僕と度々衝突した。 今夜、彼はフラフラに酔っていた。僕に横に座れと言う。何か話し始めて、ポロポロと涙をこぼした。『自分の中で、日本とブラジルがひとつになった、このプロジェクトを有難う』と言ってるとドーグラスが通訳した。 今日の運動会と先月の楽打ちが、強い感動を与えたようだ。 数日前、大壺を焼きたいとの彼の申し出を僕は撥ね退けた。焼いた後に持ち帰る予定がなければ、何のために焼くのか。 カズエが来てすぐ、彼女が最初に作った土瓶も土に戻すように言った。カズエは、自分が作った最初の土瓶を土に戻したくないと抵抗したが、僕は聞き入れなかった。 『プロを目指すなら、いい加減なものを残すな』 僅か2ヶ月ほどの時間に習得したものを性急に形にして、一体誰に見せると言うのか?ここで摑み取った得体の知れないものをブラジルに持ち帰り、ゆっくり時間をかけて形にしていけばいい。 数日前のミーティングで、カズエはその時の事に触れ、今は納得していると言った。2ヶ月ほどの滞在で、技術的な習得よりも、心に深く残る何かが、彼等の中に芽生えたなら、ブラジル プロジェクトの1回目は意味があったと言えるのではないかと思っている。


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  ケリアミの宴(ブラジルプロジェクトの中間報告を兼ねて、一品持ち寄り会)日時:11月4日(土曜日)19:00~21:00場所:陶芸工房 「橋本白道」 *Douglasは9月13日に来日しました。彼はブラジルで唯一の陶芸学部のある大学(UFSJ)の1年生で、ロクロの実習は2年生からということで、来日直後は小さなぐい飲みを作るにも難儀するくらいでした。 ところが、あっという間に上達して、2ヶ月半の研修の最後には達成してほしいと願っていた「5キロの土で60cm以上の高さの円筒を作る」という目標を、1ヶ月かからずに達成する勢いでした。 今年の冬にブラジルのUFSJで,生徒全員の中で一番ロクロがうまい学生(実は卒業生だったが)と、腕比べをした時に、学生が5キロの土で30cmの高さも作れない実態に驚きました。 彼等が大学の4年間で出来ない事を、美郷の2ヶ月で出来るようにするというのが、学部始まって以来初めて、UFSJに正式に海外研修の書類を作成してもらったときの学部主任との約束でしたが、正直言って可能かどうか不安でした。 Douglasは、基礎的な技術の習熟も驚くほど速く、英語や日本語の習得も積極的で、掃除などの生活全般についても心配りが出来、しかも松江の陶器市のために酒のぐい飲みを作った時に、多彩な創作性を見せました。 彼は、アートやクラフトに才能もあり、周りを明るくする協調性、なんでも学ぼうとする強い姿勢があるので、スウェーデンやアメリカへの海外留学を勧めています。唯一、金がないのがネックですが、、、。 *KazueとWellingtonは9月22日に来日、大阪の伊丹空港へDouglasと一緒に迎えに行きました。 愛知県多治見市の意匠研(陶芸研究所)で1年間研修中の日系ブラジル人学生、Kimieさんの招きがあり、美濃国際陶芸展と意匠研の展覧会を見に行きました。 大阪から京都へ行き、知人のAlexとLuluのアパートに泊めてもらい、翌朝に上賀茂神社と楽美術館を見て、信楽へ行きました。 信楽の陶芸センターに見学希望を出していましたので、センターの職員の人の案内で施設全体を見せてもらい、色々な話を聞く事が出来ました。 その日に多治見に向かい、常滑の杉浦さんの友人である藤原さんの事務所に泊めてもらいました。翌日は、愛知県陶磁資料館、美濃国際陶芸展、意匠研、と世界各国の現代陶芸を,うんざりするほど沢山見て、夜にはKimieさんと中華の店で食事しながら、ズーッと陶芸の話ばかりで盛り上がりました。 *kazueさんは、3人の中ではただひとりの日系ブラジル人ということもあり、来日前に送って来た彼女の作品の写真を見ると、一通り作れるようだったので、日本では茶道具を一式作るよう指導しようと考えていました。 しかし、彼女が横手土瓶を作りたいと言う事で、土瓶が済んでからでも良いかなと思っていましたが、なかなか進まない感じです。 *WellingtonはクーニャのICCCの校長Tokaiさんの推薦で来ました。ブラジルで陶芸の町と言えば「クーニャ」です。クーニャは40年かかって、Miekoさんを初めとする日本人が作り上げた陶芸の町です。今では30人ほどの様々な国籍の陶芸家が工房を構えていますが、指導的な立場には、日本人と日系人がいます。 Wellingtonは、すでに工房で4年間働いていて、ロクロの技術は持っていました。彼には、土で彫刻的な作品を作るよう勧めました。しかし、10人が働く工場のようなところで4年間ロクロをまわして来たので、ロクロに執着して未知の世界に踏み出せないままです。 10月は、多治見、松江の陶器市、国際ワークキャンプ、有田、と様々なイベントが重なり、陶芸の研修に集中出来なかったように感じます。 11月はイベントなどへの参加も予定していません。帰国直前まで、ひたすら研修に励んでもらいたいと思っています。 研修で身につけてもらいたいのは「技術的な習得と創造性」の2点ですが、精進して成果を明日につなげるよう期待しています。 Douglasには今の方向性をさらに進め、Wellingtonには創造性を、kazueには両方とも、 11月の後半に成果を発表する展覧会を企画していましたが、焼いた物をブラジルへ送る輸送費が高いので、持ち帰れるだけの作品を焼く事にしました。 Douglasは研修が目的だから、焼かなくていいと言っています。焼いた作品では無くても、研修の過程と成果を見てもらえたらと思っています。 「ブラジル学生支援プロジェクト」Queridos amigos ( ケリアミ)代表 :橋本白道


120%達成 !!
2017/09/13 14:16
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支援ありがとうございます。いよいよ今日(13日の午後11時59分)に終了です。120%を超える熱い支援、本当にありがとうございます。 「状況報告」をします。Douglasは、今朝エチオピアで乗り換えました。今夜8時半に成田空港着、明日朝7時の春秋航空に乗り、明日の朝8時40分に広島空港着です。 carolina KazueとWellingtonは22日(18:30)伊丹着、僕とDouglasは島根から車で迎えに行きます。 22日は京都のAlex とLuluのアパートに泊めてもらい、 23日は楽美術館を見てから、信楽へ行き、信楽陶芸センターを見学、古信楽なども見て午後5時前には多治見へ向かいます。
23日は多治見泊。 23日と24日、多治見の施設の所長さんがブラジル人学生達の宿泊を受け入れてくださいました。ありがたいです。
24日、美濃国際陶芸展、(できれば愛知陶磁美術館も)を見て、日系ブラジル人のKimieさんが研修している「意匠研」(陶芸研究所)を訪問、Kimieさんに案内してもらって展覧会を見ます。
24日多治見泊。
25日朝、島根に向かいます。 26日はDouglasの誕生日ですが、ぼくは久しぶりの長距離運転で疲れていると思うので、いまのところ何も計画していません。(脚が、ガクガクでしょうね??)
食べ物飲み物持参で闖入は歓迎します!!
もしかしたら、彼等がなにかやるでしょう、ブラジルの若者達にお任せだよ〜 !! 18日のドーグラスの歓迎会は台風が来てるらしいので日時を9月30日に変更しました。 イベントページ「Welcome from Brazil」 https://www.facebook.com/events/267251227112766/?active_tab=about    


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いよいよ、ブラジル学生第1陣のDouglasが9月11日にサンパウロを出発します。 エチオピアを経て、13日に成田着、14日の朝8:40に広島空港着です。 僕が広島空港まで迎えに行きます。 18日にドーグラスと一緒に、薪窯で楽焼きをする予定です。 素焼きも、今日出しました。 雨が降れば、楽焼きは10月初めに、ブラジル人学生達全員(3人)と一緒に焼く予定です。 「ドーグラスの歓迎会」は同じ日の夕方、午後6時から雨が降っても行います。 9月18日「歓迎会」https://www.facebook.com/events/267251227112766/?ti=cl 午後6時に松崎さんのシタール演奏を開始します。 そのあと、一品一酒持ち寄りで「歓迎会」を開きます。  第2陣のカロリーナ・カズエとウェリントンの2人は9月22日、伊丹空港着。 僕とドーグラスが車で迎えに行き、3泊4日の関西方面の窯場巡りを計画しています。 信楽の陶芸センターを見学した後、愛知県多治見市の意匠研(陶芸研究所)に1年間研修中の日系ブラジル人Kimieさんを訪ね、いくつかの展覧会を見る予定です。 26日か27日に島根に戻ります。  


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80%超えました。 ブラジル学生、第1陣は9月13日成田着、第2陣は9月22日伊丹着です。とりあえず、第1陣のドーグラスの歓迎会を9月18日にしようかと思います。 昼間は楽焼のワークショップ、夕方から持ち寄りの歓迎会。テレビの取材があるかも。 参加希望者は、のちほどイベントページをつくりますから、参加ボタンを押してください。2陣が来てからの歓迎会は10月初めころにと思います。 2陣の2人は9月22日に伊丹に迎えに行き、3ー4日、信楽、京都を見て、島根に帰ります。すでに松江の陶器市への参加、有田訪問などが確定しています。 学校訪問、和太鼓、出雲のブラジル人の日本語講座訪問なども予定しています。 支援と協力お願いします。 ブラジルの学生たちは約2ヶ月半みっちりと陶芸を学び、11月22日に、成田と伊丹から帰国予定です。