こんにちは、武井です。
前回は簡単なご紹介に留めましたが、今回から普段COLLEGEやクリニック、外部コーチなどの際に伝える話を諸々紹介していこうと思います。
私個人の経験や見解からなる概念ですが、お時間ある時にお目通し頂ければ(^-^)
タイトルにも書きましたが、特に育成年代のスポーツと農業との共通点は、思いのほか沢山あります。
子供達に接する時はなるべくイメージしやすい他のジャンルのことを話すのですが、小学校でのアサガオ育成や土いじりなどで体験したからこそ、分かりやすい部分かなと考えています。
※ちなみに武井本人は本格的な農業の経験はございません…悪しからず。
アサガオは立派に育てた記憶があります(笑)。
良い作物を育てるためには、必要なことが幾つかあります。
毎日お世話しているか。
適度な水や光を与えているか、土の栄養は充分か。
雑草が育ちきる前に、間引き出来ているか。
葉や実が病気になった時に、適切な処置が取れているか。
ズラッと思い返すだけでも色々と出てきますが、これは正に一個人がスポーツで成長する上で必要なことと全く同じです。
日々必要なお世話を出来ているか、良い要素を加えて悪い要素を控えることが出来るか、またそれらを自分自身で取り組めているかどうか。
アサガオの時には許されていた、
「お母さん(お父さん)、水あげといてよ!」
これはスポーツにおいてはなかなか通用しません(笑)。
また、誰かに育ててもらった収穫に胸を張ることはなかなか出来ないでしょう。
逆に自分自身を自らの手でお世話をする、育てるという責任を持つからこそ、そこで生まれた大小の結果を受け入れることも初めて可能になってきます。
この感覚を、今現在大好きなバスケットボールを、スポーツを通じて育めるかどうか。
KINGSTONE COLLEGEではこの点に非常に重きを置いています。
バスケットボールだからこそ頑張れること、頑張れたこと。
そこで得た自信や経験は、いずれそれ以外の分野においても適用し得る経験則となっていきます。
勉強を頑張る、良い人間関係を構築する、仕事で結果を出す、何でも構いませんが、
「自分自身の育て方」
これを知ることが、COLLEGEにおける大きなテーマの一つとなっています。
周りに文句を言うことはいつだって簡単ですし、環境のせいにしてしまえば自身の責任から逃れることは一時的には可能です。
ただそれではどんなことも長くは続きません。
まずは自分でやってみる、育ててみる。
それを私を含めた周りが懸命にサポートをする。
そこで出た結果を精査し、また次のステップを見出しチャレンジする。
このサイクルは、COLLEGE創設からずっと取り組んできた部分です。
折角ですので可能な限り毎日更新していこうと思います、一度にお話しするとかなり長くなってしまうので(笑)。
次回をお楽しみに!
KINGSTONE
武井修志