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『コロナ下で死別を経験したあなたへ』 喪失への向き合い方とセルフケアを手元に

新型コロナの影響下で、大事な方を亡くした方、死別の臨床現場にいる医療従事者や僧侶に向けて、必要な情報とセルフケアの方法などが掲載された冊子と、ウェブサイト(日英版)を作成してお届けします。

現在の支援総額

5,657,580

226%

目標金額は2,500,000円

支援者数

329

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/01に募集を開始し、 329人の支援により 5,657,580円の資金を集め、 2021/02/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

5,657,580

226%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数329

このプロジェクトは、2021/02/01に募集を開始し、 329人の支援により 5,657,580円の資金を集め、 2021/02/22に募集を終了しました

新型コロナの影響下で、大事な方を亡くした方、死別の臨床現場にいる医療従事者や僧侶に向けて、必要な情報とセルフケアの方法などが掲載された冊子と、ウェブサイト(日英版)を作成してお届けします。

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グリーフ の付いた活動報告

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いよいよ、残り2日となりました。リヴオン代表の尾角光美(おかくてるみ)です。社会起業家の先輩、SALA SUSUの 代表青木健太さん が去年、わたしを呼んでくださり「新型コロナ下におけるグリーフケアやサポート」についてお話した会の音声を起こしてくださいました。ぜひご一読いただけたら嬉しいです。SALA SUSUは、カンボジアの農村で教育の機会に恵まれなかったり、小学校にもいけなかったりした女性たちに、ものづくりのしごとを通じて、人生の歩みを伴走するような、素敵なブランドです。クラウドファンディングにはじめて挑戦して思うのは「資金を募り、応援してもらう」ということを越えて、これまでつながっていた人たちが改めて「なにかできることある?」「リターンでこんなの考えてみた!」とか「記事にしてみんなに届けるよ」とか「自分ごと」のようにこの企画を共にしてくれることでした。ありがたくて。ありがたくて。昨日は、2年ぶりくらいに、電話かけてきてくれた友人が、お母様をコロナの状況下でお見送りしたため、儀式にたくさんの人を招くことはできず「『なんでこんな寂しいお葬式しないといけないんだろう』と思った。だから、今回の企画を応援したいんだ!」と伝えてくれて、さみしくて悲しいけれど、本当にありがたかったです。あと2日。ネクストゴールに掲げた500万円達成まで、精一杯がんばりたいので、みなさん最後まで引き続き、お供していただけたらと思います。


「喪失への向き合い方とセルフケア ~もし大事な人をなくしたらどうしたらいいんだろう~」をzoomで開催しました。直前の募集にも関わらず、約40名もの方にご参加いただきました。心より御礼を申し上げます!この会では、プロジェクト内容だけでなく、今回を機に「グリーフケア」について知りたい方を対象とし、 「グリーフとは何か?喪失とどう向き合っていけばよいのか?」といった、明日から役立てていただける情報をお届けしました。 当日の内容を、一部紹介いたします。<タイムライン>・「新型コロナにおけるグリーフケア」のレクチャー(リヴオン代表・尾角、伊藤礼子)・プロジェクトで制作する冊子・サイトの紹介・マインドフルネスを通じてセルフケアを体験してみよう(Mind Body Project・内田範子)・プロジェクト応援のお願い(広報・梶川奈津子)<ポイント紹介>●グリーフ、グリーフケアとは?グリーフとは、大切な人、ものなどを失うことによって生じるその人なりの自然な反応、感情、プロセス ”Grief is normal”といわれ、大事なものを失ったあとの反応やプロセスは誰にでも、人それぞれ起こる自然なもの●大切な人をなくした人を支えるために何ができるか?①気にかけていることの発信②情報を届ける③「聴く」そのままに受け止め、ジャッジをしない。相手の感じ方をそのままに尊重する。●新型コロナと喪失~あいまいな喪失について~コロナ下における喪失経験には、以下のような特徴があります。①なくした実感がわかない「あいまいな喪失」・お別れが十分にできない・遺体を見られない(新型コロナによる死別の場合、骨葬なども)・儀式の簡略化、縮小化②悲しむことが社会的に認められない「公認されない悲嘆」の困難さ・偏見や差別、「世の中の空気」が気になって死を隠したり、亡き人のことを語れない、共有できない・社会によって、周囲の人、また自分自身が「認める」ことができないことや過小評価されることで、悲しむことさえはじめられないこうした喪失とともに過ごしていく方法の一例として、以下のような対応があります。・信頼のできる人に話を聴いてもらうこと(あなたの感じ方、経験をジャッジしない人) ・亡き人のことを知っている人との共有・ピアサポート、遺族会・自分なりの「グリーフワーク」「儀式」をやってみる●マインドフルネスを通じてセルフケアを体験してみようこの場ですぐに実践できるセルフケアの一例として「マインドフルネス」のプチワークを5分ほど体験できました。参加者の方からは「追われる日々のなか、なかなか意識してもセルフケアを行えずにもいたのですが、チェックインやチェックアウトも丁寧に行っていただき、ちゃんと自分の状態(心やからだ)に耳を澄ませることができました」といった多くの感想をいただきました。今回のクラウドファンディングのリターンで、より中身のつまったマインドフルネスのワークショップを体験していただくことができます^^ (もう残りわずか!)<参加者の声>感想のお声をいただいておりますので、一部ご紹介します。・あらためて、グリーフ・グリーフケア・グリーフケアを知る(知らない部分を知る+知るを重ねる+知り直すを重ねる)体験になりました。・ コロナ下での喪失について、毎日の数字を見ることだけで麻痺している自分がいたように思います。曖昧な喪失、公認されない悲嘆、そんな思いを抱えている人たちが今、世界中にいるのだ、ということを意識することができました。 マインドフルネスの体験をさせていただ時、セルフケアについて、自分は足りていないかもしれないと感じました。自分が感じていることに”あたたかいまなざし”をと言われた時、涙が溢れてきました。・グリーフを改めて学び直すこともでき、そして、新たな気づきと忘れかけていたことがまた呼び戻されるような時間となりました。追われる日々のなか、なかなか意識してもセルフケアを行えずにもいたのですが、チェックインやチェックアウトも丁寧に行っていただき、ちゃんと自分の状態(心やからだ)に耳を澄ませることができました。 今回のクラウドファンディングでは、初めてのイベント開催となりました。このメンバーでイベントを運営しました(左上から時計回りに、内田、尾角、伊藤、梶川)本企画や「グリーフケア」に関心をお持ちの方に、直接情報を届けられたことをありがたく思います。(筆:広報担当 梶川)


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嬉しいお申し出により、新たなリターン(30,000円)が追加されました!その経緯をお伝えしたいと思います。「最後のひとりが仮設住宅を出るまで」を目標に、2016年6月創刊された、石巻市の仮設住宅や復興公営住宅に配布されてきた「石巻復興きずな新聞」。その新聞舎の代表を勤める 岩元暁子さんより、今回「リヴオンの企画を応援したい!」ということで、新たなリターンを届けてくださいました。岩元さんには、リヴオンが石巻でグリーフを学べる12回の講座「いのちの学校」をはじめた2012年よりお世話になっており、本プロジェクトのもとにもなっている、小冊子『大切な人をなくしたあなたへ』のこともご紹介してくださっています。石巻はリヴオンがこれまでに行ってきた震災支援で一番縁が深かった土地でもあります。当時の副市長の方が娘さんを亡くされていたこともあり、全仮設住宅に『大切な〜』の冊子を配布してくださいました。まもなく震災から10年が経とうとしているこのタイミング。みなさまに、本プロジェクトのみならず、今、改めて石巻のことにふれていただく時間になればと願っております。★30,000円リターンの内容:石巻セット(限定10セット →現在残り8セット)・木の屋の缶詰3缶・書籍『かがやけ!虹の架け橋』・石巻きずな復興新聞1部・完成した『コロナ下で死別を経験したあなたへ』3部・冊子・websiteへのクレジット掲載(希望者の方のみ)・ミニリーフレット『大切な人を失くしたらどうしたらいいんだろう?』1部・感謝のお手紙岩元さんからそれぞれのリターンの説明もいただきました。ご一読ください★◎木の屋の缶詰木の屋さんは震災で工場が全壊し、岩元さんは震災の年、社員さん達と一緒に、倉庫から流れた缶詰を拾って洗う作業を手伝っていました。「 社員さん達にとって、工場が全壊したことは大きなグリーフだったと思うけど、缶詰を拾って洗ってまた食べてもらうことは、その大きな喪失を埋める活動だったんだと思う」 そして、工場長の伊藤さんが震災の翌年に亡くなり、岩元さんにとって「石巻で体験した初めての死別で、ものすごく大きな出来事だった」そう。この10年でたくさんの死別を経験してきたけど、伊藤さんはとても特別な存在だからこそ「そんな伊藤さんの愛した石巻の缶詰を食べてもらいたいなぁって思ってます」とメッセージを寄せてくれています。◎「かがやけ!虹の架け橋」三人の子供たちを亡くした遠藤伸一さん、綾子さんご夫妻のお話を児童書にしたもの。 綾子さんはきずな新聞の配布ボランティアもしてくださっているそうです。 子供を三人亡くすって全く想像がつかないけれど、、、周りの人達のサポートで生かされたんだぁって、いつも言ってくださるとのこと。 「強さと美しさ」という言葉は二人のためにあるのだと思う。 グリーフに関わる人にぜひ読んでもらいたい、そして感想を聞きたい一冊。


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みなさま、おかげさまで、もうまもなく200万円に到達しそうです。最初に設定した目標まであとちょっと、引き続き、みなさんに広報、ご支援など協力いただけたら幸いです!アナウンサーの中井美穂さんから、リヴオンのクラファンプロジェクトへの応援メッセージが届きました。中井さんは、昨年の春から、リヴオンが企画してきた「コロナ×グリーフ〜最新海外ニュースに学ぶ」の勉強会に参加をしてきてくださいました。2分の動画なので、ぜひ多くの方にご覧いただけたら嬉しいです!


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今回は、僧侶・お寺向けのページについて、概要を執筆メンバーの一人、伊藤礼子さんより、紹介してもらいます。伊藤礼子さんは、リヴオンのファシリテーター連続講座の3期修了生であり、生まれた山形のお寺で、現在つとめています。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・伊藤礼子さんこのプロジェクトですでに、お伝えしていますが、新型コロナの影響下で、お別れが十分にできない、亡くしたことを実感できない、悲しむことさえ始められないということが起きています。僧侶・お寺の皆さんもこの状況の中で、どうしたら良いのか、どんなことができるのかと戸惑っているかもしれません。しかし今だからこそ、僧侶やお寺が担える役割があるのではないかと感じています。僧侶・お寺向けのページでは、その背中をそっと押すような一助をお届けできたらと思います。例えば「私が原因なのでは」「あの時こうしていれば」と罪悪感や後悔を抱えているご遺族と、どう一緒にあれるでしょうか。「あなたのせいじゃないですよ」というお声がけ(言葉)は、その方を支えることになるでしょうか。おそらく大切なのは、「そう思うのですね」と、、まず苦しみは苦しみのままに、まなざしを向けることではないかと感じています。自分を責める気持ち、後悔、ぶつけどころのない想い。その根っこにあるであろう「守りたかった」という願いも、そのままに、大切に聴いていく。ご遺族にとって苦しみをそのままに表すことのできる相手、「どうして」と問いかけができるお寺という場として、僧侶やお寺ははりつめた気持ちをふっと和らげることのできる存在かもしれません。私もあなたも、そもそも苦しみを抱えて生きていて「どのような亡くし方をしても、大切な人を亡くしたということに変わりはありません」と等しくいのちを大切にするあり方が支えにつながっていくのではないでしょうか。また、亡き人とのつながりを支える日本仏教のあり様は、急につながりが断たれたように感じているご遺族にとって、きっと力となると思います。このページでは、新型コロナの影響下で集まりにくい状況がある中で、ご遺族に提案できること(オンラインでの法要)、新型コロナの葬送儀礼ガイドラインの紹介もしています。すでに直面されている状況に対し、様々に工夫を重ね、新たなことを試みている方も多くいらっしゃるかもしれませんが、今、どうしていけばよいかを、悩みながらも共に考え、歩んでいけたらと。このページが、そのはじめの一歩の支えとなればと願っています。伊藤 礼子(僧侶・寺院向けページ担当執筆者)・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・【リターンの追加】そして!ニュースです。伊藤さんと、ファシリテーター養成講座同期生の早坂宏香(正壽寺)さんが、今回新たなリターンを提供してくださいました。早坂さんご自身が描かれた、クリアファイルや、選べるポストカードなど。こちらもぜひご確認ください★