山古志のごっつお多菜田 五十嵐なつ子です。昨日からの雨で、山の緑はイキイキとしています。今日は朝からせっせと準備!皆さんへのお礼の品をようやく発送できそうです。順次の発送となりますので、引き続き少しお待たせいたしますが、どうぞよろしくお願いします。予定していた山へ山菜を採りに行き、集落の母ちゃんたちからも山菜を調達し、夕方の集荷に間に合わせようと、今、まさに箱詰め作業をしています。山菜は数種類入れますが、アクがあるものは処理してお送りしますので、あまり手間をかけずにお召し上がりいただけると思います。また、山古志のお米も先週、精米してきましたので、皆さんのご家庭で「山菜定食」などをお楽しみいただければと思っています。可能であれば、その様子を、インスタグラムやツイッター、FBなどで、#山古志 #多菜田 など入れて様子を見せていただけると励みになります。また、今後の取り組みの参考にさせていただきたいので、ご感想などもお寄せいただければと思っています。長岡市も新型コロナ感染症の拡大で、飲食店は時短営業が始まったり地域全体での感染拡大防止に取り組んでいる状態です。みんなができることをしっかりやりながら、日常が守られること、皆さんが元気でおられることを願っています。
多菜田 の付いた活動報告
こんにちは 山古志ごっつお多菜田 五十嵐なつ子です。多くのご支援をいただいたクラウドファンディングが終わり、皆さんにお送りするリターン品の準備を始めています。その中で先日、リターン品の一つだった「山菜採りワークショップ」を行いました。前日に山の地主さんにご挨拶に行き山に入らせていただく了解を得て、今回は多菜田から車で10分くらいのところに行くことにしました。緩い斜面で、まずは山菜を採りながら、山菜の種類や取り方、料理の仕方などもお話しさせていただきました。今回取れたのは、ぜんまい、木の芽、うどでした。※「山菜とりは初めて」というお二人は、この日のために帽子を新調されたそう。楽しんでくださっている気持ちにうれしくなりました!お昼前に終了し、多菜田でお昼ご飯を召し上がっていただきました。ご支援いただき、そしてわざわざお越しいただきありがとうございました。そのほかのリターン品は来週から発送いたします。順次の発送となりますので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。
山古志ごっつお 五十嵐なつ子です。今日は、営業日。昨日採れた山菜を、さっそくお客様にお出ししたいと思っています。クラウドファンディングもあと36時間となり、この1か月間ほどのことを振り返っています。新型コロナの影響が続き1年経とうとした今冬、このままでは多菜田がなくなってしまう、、もう、辞めてしまうしかないんだろうか。と考えることが増えました。私たちの力だけではどうにもすることはできないと諦めかけていた時、クラウドファンディングについて知る機会があり、応援してくださる方がいるのかどうかという不安や、そもそもそんな風に支援をお願いしていいのだろうかと迷いましたが、「なんとか多菜田を守りたい」という一心でやることに決めました。ドキドキしてスタートした直後から、本当に予想さえしていなかった多くの方々からご支援いただき、しばらくは多菜田を続けることができそうです。今回のことを通じて皆さんからいただいたものは、お金という支援だけでなく、私たちがここに踏みとどまりお店を続けていくという覚悟と勇気です。震災の時、お店を始めた時も同じ気持ちだったなあと、今、気持ちを新たに改めて感じています。これから先も順風満帆というわけにはいかないと思いますが、皆さんからの支援を胸に、私たちができることを一つ一つやっていきます。残りわずかとなりましたが、皆様のご支援のほどをよろしくお願いします。
この度のクラウドファンディングでの取り組みを、朝日新聞様から取材していただきました。店主 五十嵐なつこが、これまでの活動と多くの方々への感謝の想い、そして、これからも山古志の食を通じて伝えていきたいことをお話しさせていただきました。山古志も春の気配が濃くなってきました。山菜のシーズンはすぐそこです。多くの皆様に山古志の味、食文化を知っていただけるよう、多菜田をなんとか守れるよう、プロジェクトの更なる発信をして参ります。引き続きご支援のほど、よろしくお願いします。
多菜田の五十嵐なつ子です。沢山のご支援ありがとうございます。今日は、リターン品にもあります「煮菜」について、紹介させてください。多菜田の煮菜は、長岡市の伝統野菜にも認定されている「体菜(タイナ)」を使用しています。山古志は冬には雪に覆われて野菜の収穫ができないことや外部からの食糧の調達が難しかったことから、秋に収穫したものを保存して食べる「保存の知恵」は当たり前のこと。自分の家で一冬越せる分、または次の季節までの分を貯蔵するといった形です。煮菜に使う体菜は、収穫したものをそのまま塩蔵して、食べる分を塩抜きをして調理します。また、たんぱく質として、大豆をふやかして潰したものを乾燥させた「打ち豆」や、ほしこ(煮干し)を入れたり、素朴な家庭の味です。今では、体菜を漬ける家庭はとても少なくなっているようですが、雪国の食文化として伝えたいと思い、多菜田では年間を通じて提供するようにしています。雪国の保存の知恵から生まれた「煮菜」を召し上がっていただきたいです。