こんにちは!
96名の方から851,000円のご支援をいただいています。シェア・ご支援いただいた皆さん、本当にありがとうございます!セカンドゴール150万円に向けて、よろしくお願いします。
今日は、リターン「木酢液」の紹介です。
炭をやく時、熱分解を始めた木材からは、水分と木の組成成分が煙になって出て来ます。それを集めて冷やした液体(蒸留ですね)が木酢液です。効能はたくさんありますが、僕が最も好む使い方は、入浴剤です。200Lのお湯に、コップ半分くらいの木酢液を入れます。燻製の匂いに包まれてリラックス。
そして、木酢液には人の皮膚細胞を活性化する働きがあります。例えば火傷をした時。僕は窯焚きでよく火傷しますが、かなり酷い火傷でも、木酢液の原液をつけると、翌日には触れられるくらいまで回復します。まあ、これは薬事法のこともあるので詳しくは書きません。
皮膚細胞を活性化するということは、肌もキレイになります。そして何よりも、風呂上りがサッパリするのに、いつまでも身体がポカポカしています。熟睡を誘います。僕が知る限り、最高の入浴剤です。もちろん、毎日使っています。
何故そんな効能があるのか?はよく判っていません。言えることは、木の中の炭素以外の成分が全て入っているということです。成分分析をすると、数百種類の成分が検出されます。木酢液はずっと昔から人々に使われているので、無害であると言えます。何と言っても、木々の恵みそのものですから。特に、広葉樹の木酢液は多成分で効果が高いとされています。実は、コロナなど、ウイルスにも効くという論文も出されています。
タール分は発ガン性物質ですので、再度蒸留することで除去もできます。
虫や動物の忌避剤としても優れています。1000倍程度に希釈した木酢液を散布すると、虫がつきにくくなります。虫を殺してしまうような強い効果はありません。
市販の木酢液もたくさんありますが、僕は適正な温度範囲でしか採取しません。
炭化温度が低いうちは、木の水分が多くて薄い。炭化温度が高くなってからは、タール分が増えるので手を抜かずに温度管理しながら採取し、半年以上静置してから出荷しています。
発送時は、ペットボトルに入れて送ります。こちらのリターンは、500ccを届けるコースと、2Lを届けるコースがあります。
クラウドファンディングは5月5日までです。よろしくお願いします。
プロジェクトページはこちらから
→多様性のある森を目指して。伝統文化としての炭やきを残したい!(https://camp-fire.jp/projects/view/390072)