スピンドルと、糸車の仕組みについて説明を書き始めて、はたと疑問がわきました。 いつごろ、誰が、この糸を巻き取れるフライヤーという画期的な仕組みを考えたのか? それまでのスピンドルの「撚り」と「巻き取り」を別の動作でしていたのとは違い、 「撚り」と「巻き取り」を同じ動作でやってしまえる糸車のフライヤーはすごい!!!でも誰がこれを考えついたの? と…ひっくりかえして調べ始めたら、また原稿が止まってしまった。 当たり前のように見ていることを、活字にするということは、とんでもなく色々な扉が次々と開いていくということ。 この羊の本を作りながら寄り道ばかりしています。 本出ますみ
column#02:本出ますみの出版へ向けての日々「スピンドルから糸車へ」
2017/09/15 16:11
column#01:本出ますみの出版へ向けての日々「羊の本プロジェクト始動」
2017/09/13 16:54
「羊の本」は雑誌スピナッツ創刊から今までの内容を、ぎゅーっと1冊にまとめた本です。 ただ今、目次順に項目を並べて、内容に過不足がないか、全体を検討しているところです。 ページごとにその時出会った羊飼いや、スピナーとの会話、何を食べたかまで思い出します。 でもページ数には限りがあります。 「100年後に残すんだ!」という思いを込めて、ブラッシュアップしています。 本出ますみ