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100年後に残す、「羊の本」を作りたい!!

京都で羊の原毛屋を始めて33年、雑誌スピナッツ100号記念と共に100年後に残す「羊の本」を出版します。

現在の支援総額

3,128,000

39%

目標金額は8,000,000円

支援者数

215

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/09/09に募集を開始し、 215人の支援により 3,128,000円の資金を集め、 2017/11/27に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,128,000

39%達成

終了

目標金額8,000,000

支援者数215

このプロジェクトは、2017/09/09に募集を開始し、 215人の支援により 3,128,000円の資金を集め、 2017/11/27に募集を終了しました

京都で羊の原毛屋を始めて33年、雑誌スピナッツ100号記念と共に100年後に残す「羊の本」を出版します。

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2017.10.16 この度は「羊の本」にご協力をいただき、本当にありがとうございます。皆様の温かいご支援を、編集作業のパワーに変えて、日々がんばっております。と同時に、ご期待に応えられるようにと、緊張感も溢れています。 さて、今回リターンを追加させていただくことになりました。 従来のリターンも含め、同じリターンを複数口ご希望の方へはこちらから別途ご案内を郵送にてお送りいたしますのでCAMPFIREよりメッセージをお送りくださいませ。 「羊の本」を完成できるようがんばって参りますのでこれからも温かいご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。   〈15,000円〉・羊の本にお名前をご掲載!・原毛屋スピナッツで使える「10,000円のクーポン」をプレゼント!(全商品対象) 〈10,000円〉・原毛屋スピナッツで使える「10,000円のクーポン」をプレゼント!(全商品対象)


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神奈川県の雪印こどもの国牧場に行ってきました! 現在ここで飼育されている羊はコリデール系交雑種で23頭。実はその羊達の毛が、2013年以来「国産羊毛コンテスト」で、銀、銀、金、金、金賞と、トップの座に光り輝いているのです。「このフリースはどんな人が育てているのかしら…?」と興味津々で取材に行ってきました。 羊の担当は、大沢田真邦さんと奈奈さん。 お二人が2004年に入社された頃の羊たちは、毛食いをするほど痩せていたと言います。 毛刈りをしてもらっていた工藤悟さんに「それは餌が足りていないから」とアドバイスされたことが始まりで、羊の飼育、毛刈りを勉強し始めました。そして2011年には国産羊毛コンテストにも出品されるようになり、ゴミの無いフリースを工夫するうちに、2015年には金賞に輝いたというわけです。 やっぱり「健康な羊に、美しいフリースは宿る」ですね。 遠足でやってくる子供たちが「羊がいる!」「ふわふわの羊さーん!」と駆け寄ってくるのが嬉しいと言います。 私も駅で、「こどもの国までお願いします」と言ってタクシーに乗りこんだら、運転士さんが「あそこの羊、羊毛のコンテストで一番なんだってねー」とお返事をくださいました。「それそれ!うちが主催しているコンテストです」って思わず言いたかったけれど、言わずにニヤニヤ。地元の人に広く知られているというのは嬉しいことですね。 雪印こどもの国牧場さんのことは「羊の本」で紹介しようと思っています。


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いよいよ羊の本の編集も佳境に入ってきました。 机の上に張り付いてばかりではなく、今週末は牧場へ取材に行きます。 まずは神奈川県横浜市の「雪印こどもの国牧場」さんの取材。国産羊毛コンテストで3年連続で金賞を受賞されるという輝かしい成績をもつ牧場です。ピカピカの羊ちゃん達に会ってきます! そして「夢屋」の柳原由実子&Yoさんに会いに静岡県へ。ここでは現在、羊2頭とともにほぼ自給自足の暮らしをされていて、お二人はそれを「羊力生活」と呼んでいます。 取材の内容は「羊の本」でご紹介できればと思っています。お楽しみに! 「羊の恵みをフルに生かして、こんな楽しいことをしてる人がいるんだー」って、わくわくするはずですよ! 本出ますみ


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「糸車のフライヤーは、いつ、誰が考えたのでしょうか?」 …と「羊の本」に取り組んでいる中での悩みごとをFacebookにぶつけたところ、東京スピニングパーティーで出会ったNさんから「ドイツだったと思います。調べてみます」というお返事をいただきました。 私も、「1530年にドイツのJohan Jurgen が"Double-pulley spinning"と名付けた」という文章を、「THE CARE & FEEDING OF SPINNING WHEELS」という糸車の手入れと修理の本で見つけました。 しかし、この人が最初に発明した人なのかはわかりませんし、たまたま私が見つけた資料に書いてあったというだけで、全ての資料を見て確認したわけでもありません。 でも今回、このCAMPFIREというたくさんの方々がご覧になるクラウドファンディングのサイトに「羊の本を出すよー」という一石を投げたことで、いろいろな方からのレスポンスが頂けるようになって、本当に感謝しております。プロジェクトを始めて良かったと、実感しました。 もちろん「本」と言っても、そこに載っていることが全て正しいわけではないということを、たくさんの本とにらみ合って感じるところです。 今回、「羊の本」なんて大風呂敷を広げたタイトルの本を出すことに、私自身とても気おくれと、自分の勉強不足を日々日々感じています。しかし、この一冊を作るプロジェクトをきっかけに、こういった対話が活発になればいいなと思っています。 本出 ますみ


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「羊・ひつじ・ヒツジ…」 ただいま「羊の本」、文章がおおむね出揃ったところ。 これから写真イラストをつき合せ、表記や語句の統一作業に入っています。 で、で、で…大難関につまずいてしまった。 「羊」をどのように表記にするか。 たいへんなことです、なにしろこの本の表題ですから…。 「羊」「ひつじ」「ヒツジ」。 畜産の専門書を見れば「緬羊」もしくは「めん羊」。 歴史をさかのぼれば「綿羊」。 さらには「さいのこま」まで出てきました。 日本での羊の認識は時代によって変わっていて、言葉を見るだけでも羊に何を求めていたのかがわかります。 明治時代は、軍服や官服の原料として、羊から羊毛が欲しくて「緬羊」としていました。 その前の江戸時代には、『古今要覧稿』(今で言う百科事典のような本)の中に「綿羊」という記載が出てきます。「…牡鹿もしくは犬のごとく…此の毛をかりて羅哆絨(ラシャ)を製する」とあります。要するに毛が採れる珍奇な動物くらいの感覚でしょうか。 さらに奈良時代までさかのぼると、羊とカモシカは、文献上は判然としなくなってしまう…。日本人にとって羊は、たまに大陸から献上される、ほとんど架空の動物に近かったことがわかります。 さて戦前戦後、とりわけここ20~30年の間に、「羊飼い」を名乗る人が、それに糸を紡ぐ「スピナー」が現れ、さらに「ホームスパン」という言葉が一般にも知られるようになってきました。これは取りも直さず未だかつて日本には無かった、「羊と羊毛の文化」が存在しているということではないでしょうか。 わー…えらいことに気が付いてしまった…。 改めて、「今の日本」に感動しているこのごろです。 本出 ますみ