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カストリ書房が拡大!吉原遊廓跡に遊廓・赤線アーカイブ(資料室)をつくります

日本最大の遊廓であった吉原に、全国の遊廓・赤線の情報を収集・整理したアーカイブ(資料室)を作ります。

現在の支援総額

2,100,050

210%

目標金額は1,000,000円

支援者数

115

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/07に募集を開始し、 115人の支援により 2,100,050円の資金を集め、 2017/08/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,100,050

210%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数115

このプロジェクトは、2017/08/07に募集を開始し、 115人の支援により 2,100,050円の資金を集め、 2017/08/30に募集を終了しました

日本最大の遊廓であった吉原に、全国の遊廓・赤線の情報を収集・整理したアーカイブ(資料室)を作ります。

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新店舗の住所は台東区千束4−39−3です。旧店舗から90メートルくらいの距離で、近所への引っ越しとなります。

新店舗の位置は、山谷と吉原を繋ぐいろは会書店街のアーケードを直進して、吉原のおはぐろドブ沿い。角海老さんを借景させて貰っているロケーションです。

かつての労働者の街、山谷。旧遊郭、吉原。そして、浅草。この「山谷・吉原・浅草」の3構造は、大都市の各地に見られます。大阪の釜が崎、飛田、新世界がそうですね。

他地域との連続性の中にある「吉原」を改めて捉え直して、広くなった店内では浅草や山谷の本もご提案できればと考えています。

また、位置するお歯黒ドブは「遊女の逃亡防止策」として紹介されることが多いようですが、寛文(1661〜1673)の頃は5間(約9メートル)あった堀幅も、明治32年の頃は3尺(約90センチ)に過ぎないものになっていました。※

飛び越えようと思えば、飛び越えられる幅です。

寒村から幼くして売られてきた遊女たちは、教養や社会経験、技能など皆無だったでしょう。仮に逃亡できたとして、外で生きていく術があるようには思えません。彼女たちの足枷となっていたのは、むしろそうしたシステムだったのだろうと私は考え、また哀憐を覚えます。

※参考文献:台東区役所編『新吉原史考』昭和35年

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