新シェルター兼ケア施設準備中の様子をお伝えいたします。今回はプロの内装リフォーム屋さんが作業に入ってくれた模様をお伝えいたします。約10日間かけて1階と2階を改装。まずは1階の壁紙を剥がして新たな壁紙を貼ってもらいました。また、畳部分を剥がして新たに板張り作業。そして天井も新たに板張りとエアコン部分の作業です。テキパキと要望通りに着実に仕上げに向かう手際良さ、黙々と寸法通りの作業、さすがプロの皆さんです。ありがとうございます。次回は床貼りをご報告させていただきます。
交通事故による影響で肺水腫と腕が裂けていて治療中のやよいちゃんですが、約3週間の入院期間を経て、自宅ケアに切り替わりました。そんなやよいちゃんですが沢山の奇跡を起こしています。交通事故で皮膚が裂けた場所。腕一杯に裂けた場所の状態が悪く、皮膚移植予定でしたが、手術日ギリギリになって事故の後遺症からの肺水腫になり手術を断念しました。それでも諦めたくない気持ちから自宅ケアと通院をしながら数日置きの包帯の巻き直しと、薬を塗布、内服を続ける事で皮膚移植しかなかった腕部分に、何と奇跡的にお肉が盛ってきました!!しかも、やっとシャンプーの許可も出て、ベタベタしていたやよいちゃんの毛がフワフワに退院出来てからは預かりスタッフ宅に移動し他の保護っ子達とも仲良く過ごしています。保護されるまで何一つ楽しい生活を送った事が無かったのか、表情が何となく寂しそうだったやよいちゃん。でも、今は『毎日楽しい!』ってお顔してます。声が聞こえてきますよねそして、もっと奇跡が!裂けた部分のお肉が更に盛り、包帯も取る事が出来ました!お薬の塗布は絶対に痛いはずなのに、嫌な顔せず塗らせてくれたやよいちゃん。やよいちゃんの凄まじい頑張りと、やよいちゃんの側で、献身的に明るく寄り添ってくれるスタッフに、やよいちゃんは心から信頼している表情をするようになりました。それから沢山の皆様にやよいちゃんを気にかけていただき、その想いがやよいちゃんに伝染したのだと確信しています。ありがとうございます。保護した時は例え1日でも楽しい経験をさせてあげたい!そんな想いからレスキューしましたが命を諦めなくて良かったと心から思います。やよいちゃん、保護当初は一ヶ月も生きられるかと言う状態でしたが、そんな心配も吹き飛んできていて、家族募集をしてみようかなと言う所まで来ました。正式な募集は近日中に行いますが、優しくて穏やかな やよいちゃんの家族に!!と思ってくださる方は、下記お問い合わせページにてご連絡下さい。(各種譲渡条件がございます)https://sora-chiisana.org/contact.html可愛いやよいちゃん、希望一杯で赤い糸を待ってます
新シェルター兼ケア施設準備中の様子をお伝えいたします。またまた、1階部分のペンキ塗りです。脚立も使って高い所も塗っていきます。この脚立が慣れない為、慎重に昇り足場を確保しないと危ないです。スタッフみんなで、徐々に改築していきます。手も服もペンキだらけ。ペンキが付いてはいけない所は先に養生テープを貼り付けるのがポイントです。次回はプロの内装リフォーム屋さんが作業に入ります。また次回。
2月に迷子で捕獲された9歳ぐらいのトイプードルの男の子。依頼があり、当会で保護する事になりました。スタッフが迎えに行って下さってSORAっ子になりました。フードガードがあるようですが落ち着いた場所とご飯を確保する事で気持ちも安定するかもしれません。苦しい想いをした子ほど、幸せになって貰わなきゃいけません。名前はしょうり君。いつもその子、その子にスタッフ達が可愛い名前を考えてくれます。そうだね。名前の通り、今からが幸せの始まり。頑張って幸せを勝ち取ろう!当会は毎日レスキューが続いており、最近、迷子や飼育放棄が増えているように感じます。ペットブームの裏に悲痛な叫びを訴えるワンコ、ニャンコ達。小さな命の叫びに、動物愛護に関心がある人も、そうでない人も目を逸らさず皆で向き合う事が大切だと思います。今から命を落とす子達が沢山増える暑い季節が来ます。ぼく達に気付いて!って動物達が叫んでいるのが聞こえます。いつか、いつか全てのワンコ達、ニャンコ達、動物達がニコニコ笑える時代が来ますように。
皆さまに応援いただいたたからちゃんですが、願い叶わず本日朝早く呼吸が止まってしまいました。朝8時に病院からご連絡をいただき、車を方向転換してすぐに病院へ向かいました。到着した時はまだ体も温かくただ横になっているだけのように感じました。たからちゃん昨日は手から少しご飯も食べられたようですし、良くなる兆しも少しだけ見えていました。でも末期の膵炎から来る腎不全には勝つ事が出来ませんでした。最後まで痙攣を起こしながらも凄く、凄く頑張りました。何がベストだったのか全ては結果論です。せめてもの思い出はレスキューしてオフィスに到着した時、他のワンちゃんの様子を見て少し楽しそうな様子を見れた事。助かった事は感じてくれたと思います。病院の先生には凄くご尽力いただいたのに先生から口から出たお言葉は『残念でしたね。力及ばずで本当に申し訳無いです』でした。このような温かいお言葉までいただき、たからちゃんを助けようと沢山の人が関わって下さった事に心から感謝の気持ちで一杯になりました。たからちゃんに生きて欲しかったけれど、たからちゃんがやっと苦しみから解放された事に対してほっとしたり。不思議な感覚になりました。先日ブログでも書かせていただきましたが、たからちゃんにしてあげたかった事を病院にかけつけてくれたスタッフと実現する事にしました。それはこれから たからちゃんがワンコとして経験できたであろう事を、まだ体に意識が残っているうちに思い出作りをさせてあげたい。たからちゃんは心臓の鼓動が止まっても、瞳を開けたままだったのできっと見えるし、感じられる!病院を出て、まずした事。はじめての縫いぐるみをあげる事。たからちゃんに似て可愛いクマちゃんの縫いぐるみ。可愛いね!!クマちゃんと鼻もツンツンしようね。そして はじめてのオヤツをあげる事。うん!クッキー沢山!美味しいね!!綺麗なお花をプレゼントする事。クンクン。クンクン良い香り!きれいだね!そして公園へ行ったよ芝生って こんなにくすぐったくて、気持ち良いんだね!!風風ってこんなに気持ちが良い物なんだね!!そして、最後に空!!たからちゃんそこから見えるよね?綺麗な空だよ。あれが空だよ。みんなが空にいるよ。あの綺麗な空に迷いなく真っ直ぐ、真っ直ぐ向かって行くんだよ。たからちゃん、当会で丁重に葬儀をあげました。たからちゃんの応援本当にありがとうございました。今日は午後も、夜もレスキューです。非力ですが精一杯保護っ子に寄り添っていきたいです。またご報告させていただきます。