メッセージ、応援ありがとうございます。新シェルター兼ケア施設準備中の様子をお伝えいたします。さて今回は、いよいよ荷物の大移動、お引っ越しです。当日参加出来るスタッフ総出で、朝から3ヶ所に分かれて荷物を新シェルター兼ケア施設のSORA本部に運び入れ設置作業です。スタッフ男女ともに早朝から集まり力仕事の日となりました。スタッフ皆で運べば早く終わるね!という号令と共に、作戦名『ありんこ作戦!』を決行しました。軽トラや各スタッフの車が何往復もして運び込みます。ケア施設に運び入れるわんちゃん用バスタブも男性スタッフが力を合わせてくれたおかげで、なんとか運び込めました。女性スタッフもレンタカーしてきた軽トラを颯爽と運転して運んで下さいました。名古屋駅近くや中区の街中を、軽トラ女子が爽快に走る姿は、かなり目立ちましたし、もはや新聞に載るレベルです(笑)私も彼女達のカッコ良い行動力と、街の中に場違いな軽トラ女子、思わず2度見して、『まじかーいΣ('◉⌓◉’) !!』と叫んだ程。ポストも設置し、当日までにケア施設部分の隔離部屋の防音板もスタッフが張り付けてくださっていました。朝から夜まで1日がかりでしたが、スタッフの連携プレーにより無事運び込めました。次回は施設内の整理等お伝えいたします。
いつも応援ありがとうございます。新シェルター兼ケア施設準備中の様子をお伝えいたします。今回は、スタッフによる荷物の運び入れです。まず2階のシェルター兼ケア施設に必要な荷物を色々と運び入れました。荷物の運び入れに行ったり来たり。最初は荷物で一杯だったのがスタッフの皆さんも黙々と片付け、どんどんお部屋が整頓されていきます。当会シェルター長もグループ長もそれぞれご自分のお仕事を持ちながら平行して、シェルタースタッフの皆さん達と共に毎日朝から深夜まで必死に片付けや手配をして下さってます。いつも笑い声が絶えない信頼出来るスタッフばかりです。1階も協力者さんであり友人のMさんとスタッフとともに荷物を運び入れ、徐々に多目的ルームの譲渡会場とオフィスルームを作っています。トイレも色々な案が出てきて清潔で素敵なトイレになりました♪Mさんいつもありがとうございます。次回はいよいよ荷物の大移動、お引っ越しの様子をお届けいたします。
今日のご報告はエヴァちゃんの事です。エヴァちゃんを保護したのは2月。チワワちゃんのように小さなキャバリアちゃんでビックリしました。不治の病を持っていて、お薬が効かない子である事。短命かもしれないとお聞きしました。口も全く開かなかった時期もあるそうです。私達が訳あって保護する前にも沢山の検査を重ねていらっしゃったようですが、元の病気が分からず、補足的に出てくる病気に対しての治療しか出来ず、少し症状も落ち着いた頃に私達団体の元でお引き受けしました。2月に当会で検査しても確定診断出来るような病気は見つかりませんでしたが、血液検査も腹部エコーや心エコー、レントゲン等々正常値で一安心したのも束の間で、急激に悪化。壁に飛ぶ程の噴射の下痢や血便。一日中下痢の垂れ流し状態。一日中続く重度の喘息症状と呼吸困難。エヴァちゃんも不安なのか 苦しいのか キューキュー泣く事が多い子で。預かりスタッフも、忙しい中ずっとエヴァちゃんに満点の愛情と可能な限り側にいてくれました。折角私達の元に来てくれたのだから一刻も早く原因を突き止め治してあげたい。頭の形や表情から水頭症も疑いました。本当に数えきれない程の検査もし、通院もし、治療もしました。落ち着いて完治したかな?なんて頃に譲渡会にも数回出てみてリフレッシュしてお友達と遊んだり。今まで幾つか里親希望でお問い合わせもいただきましたが、お話が出る度にエヴァちゃんは、また症状が急降下し、一旦治療をするため、私達からお断りしたりお断りされたり。他にも大きな病院の先生方のご意見も聞きながら先生方も私達も思いつく限りの検査を全て行いました。院長先生も全国で症例の少ない怪我や病気を見つけて手術されている先生なのですが、その先生をも頭を悩ませる症状でした。何故かエヴァちゃん、すぐにどんなお薬にも耐性が付いてしまい、また体調悪化に。抗菌薬、抗生剤、ステロイド、新薬等、全てたった数日で効かなくなるのです。早く根本的解決をしない事には、またすぐに耐性が付くばかりで、もう効くお薬も無くなってきていました。今の医学ではまだ解決出来ない病気がある。何十年活動しても、知らない事ばかり。当団体は医療関係者や医療従事者がとても多く、エヴァちゃんの預かりスタッフも病気には詳しいスタッフですが、そんなスタッフでも頭を抱える程、重い症状に深夜まで、次に打つ手を何度も何度も相談してきました。このままだとエヴァちゃんは喘息症状と下痢や下血が続けば誤嚥や脱水で死んでしまう、苦しそうで。私も少ない経験値から古い記憶を呼び戻し、あれやこれや検査をお願いし、リスク承知でお腹を開いて生検を考えた事までありました。エヴァちゃんあまりに苦しそうでとにかく少しでも改善するように、原因も分からず、治療薬も無くなってきて先生になんとか快方に向かうよう懇願して困らせてしまった事もあります。ステロイドさえも数日で効きが悪くなり、増量したり減薬してコントロールなんて夢のまた夢で。そのうち、口から泡を吹くようになり酷い痙攣が始まりました。あまりに発作が重積でしたし苦しそうですぐに夜、病院で発作止めの座薬と注射を打って貰いに病院へ行きました。それでも発作が深夜まで続き、呼吸もおかしい。深夜スタッフとも話し覚悟をしました。動画には撮ってありますが、泡を吹き、あまりに酷い症状で一昨日の夜は、里親様募集を停止し、エヴァちゃんの症状をお知らせし、皆さんにご説明しようかとも話し合いしていましたが、お互い気持ちが一致していたのは、エヴァちゃんの症状があまりに酷い状態なので公開に躊躇していた事でした。電話を切り、日付けが変わって昨日、エヴァちゃん、お空に帰りました。まだ幼いエヴァちゃんに短い間しか楽しい思い出をあげられなかったけれど、私達が出来る思い付く限りのベストは尽くしたと思っています。治療も大変だったけれど、ただ手をこまねいていただけではなく、現代医学の中で出来る事はさせて貰いましたし、何より忙しい中でしたが、エヴァちゃん楽しい思い出も出来ました。体中ウンチだらけになってしまうので、毎日のようにお風呂に入れる事も欠かせません。エヴァちゃんは苦しかったし頑張った事は間違い無いですが、解決のしない病気で、一日中壁や床の出血や下痢をお掃除し、喘息のような発作や痙攣に寄り添ってくれたスタッフ。中々出来る事ではありませんし、途中でお世話を挫折する事もなく最後まで愛情一杯で誠心誠意お世話してくれました。本当に敬意と感謝の気持ちで一杯です。エヴァちゃん、甘えん坊さんでとっても可愛い子でした。こんなに小さな体で亡くなる直前、意識朦朧としながらもオシッコをしにヨロヨロ歩いてお風呂のマットがトイレシートに見えたのだと思いますが、そこまで頑張って歩いてオシッコをしたそうです。最後まで見えない病気と戦い、それを受け入れ、自分でオシッコもして凄いワンコ、エヴァちゃんでした。スタッフと待ち合わせ丁重に葬儀をあげてきました。卒業っ子や我が家の子やスタッフのワンコやニャンコも眠る場所で、葬儀前にエヴァちゃんの事をお願いしにお参りに行きエヴァちゃんを送ってきました。スタッフから葬儀前に里親の申し出がありましたので名前を一般社団法人SORA小さな命を救う会エヴァちゃんではなく預かりスタッフの名字が付きました。エヴァちゃん絶対に喜んでいると思います。エヴァちゃんとの別れはあっという間でとても寂しいけれど、エヴァちゃんが長い間抱えていた体の苦しみから解放された事にホッとする所もあり、今、放心状態でもあります。エヴァちゃんの生きた証はちゃんとあるし、エヴァちゃんから沢山の事を学んだよ。いつかまた会える時まで私達も諦めずに一歩、一歩頑張るからお空から見守っていてね。『生きる事』そんな当たり前に出来そうな事が出来ない保護っ子が沢山います。一生なんて長そうできっとあっという間でとても短い。だからこそ、命に向き合って一日一日を保護っ子達と丁寧に大切に生きようと思います。エヴァちゃん、沢山の思い出をありがとう。今まで4ヶ月間、エヴァちゃんが快方に向かう事を信じて毎週のように検査や治療をさせていただきました。どれも対処療法にはなってしまいましたが、そのおかげで短い間でしたが思い出を作ってあげる事が出来ました。それが出来たのも皆様からの温かいご寄付やお気持ちがあるからだと感謝しています。ありがとうございました。エヴァちゃんの預かりスタッフのKさん本当にお疲れ様でした。
メッセージ、応援ありがとうございます。愛媛で64頭もの多頭現場よりレスキュー依頼があり、一頭だけですが当会でお手伝いさせていただく事になりました。協力団体さんが遠方から搬送して下さいました。名前は元の名前に近い、とんた君になりました。突然多頭生活から一頭になり、レスキュー直後は引きこもり気味で着いてもブラックケージから出てこれずタジタジ気味のとんた君でしたが少しずつ慣れてくれると思ってます。とんた君頑張ります。続いて、センターよりレスキューした12才のジャックの女の子、シャナちゃん。飼い主さんが高齢で施設へ入りご身内の方がセンターに持ち込んだそうです。レスキュー初日は部分発作と思われる症状が出て心配しましたが、突然センターに持ち込みされてしまったストレスだったのか、保護っ子達によくある一回きりの発作で終わり、その後異常は全くありません血液検査の結果、肝数値の上昇が見られましたがシニアなので肝数値が高い事はよくあり、暫く食事療法で様子を見て、数ヶ月後には再検査をした方が良いと言う事でした。シャナちゃん、最初は暗い表情でしたがお散歩も楽しそうで、とにかく遊ぶのが大好き。人も大好き。色々な人に触れ合う事が大好きみたいです。笑顔も出てきました。シャナちゃん自ら突然、得意げに披露してくれるようになったので、是非ご覧くださいね。シャナちゃん12歳であっても諦めませんよー!素敵な家族に会えるまで頑張ります。
お心のこもったご寄付とコメント本当にありがとうございます。当会はレスキューやお見合い、トライアル、病院での検査など、あちこち飛び回っていますが、平行して、リフォームとお引越し整理で、私も含め、スタッフ達の膝や腰に限界が..みんな、腰や膝を庇いながらも遅くまでシェルターに残って一緒に頑張ってくれています。そこで急いでやらなければいけなかったのがキースちゃんの車椅子の準備。ご支援でいただき大切にお預かりしている当会保管の車椅子達の中から夜な夜なスタッフと一台一台キースちゃんに合う物がないか確認していたら、残念ながら全部サイズが合わず。途方に暮れていたら一通のメールが!開いてみたら、何と可愛い車椅子を制作されている車椅子工房の『犬の車椅子プラスワン』さんからキースちゃんに車椅子のご支援のお申し出が。あまりの嬉しさに『ワンコ神様は見ていて下さるね。キースちゃんはラッキーな女子だよ!』って一緒に大喜びしました。本日早速車椅子を合わせにスタッフとキースちゃんとお邪魔させていただいたら可愛い車椅子が沢山!車椅子と聞くとパイプの色のイメージがありましたが、どれもこれもワンコがニコニコになれそうなカラフルな車椅子で♡そしてワンコ達の体に優しい独自の手法で作られた物ばかりでした。キースちゃんに合う物を探して下さり、足や首に負担が無いようにカバーなども新しく付けて下さって。そして、そして️!極め付けで嬉しかったのがお店の方からお守りにと車椅子専用オリジナルポーチをプレゼントして下さいました。そこには『キース』と名前が。温かいお気持ちに胸一杯になりました。尊いお仕事に感動し、キースちゃんにくださったお心にまた感動し、感謝と幸せな気持ちで帰ってきました。キースちゃん、車椅子で動けるようになって大喜び!!尻尾ブンブン振って車椅子もすぐ乗りこなしていました。この分でしたら歩けるようになるのも近いかもしれないね、と言っていただきました。キースちゃんに愛一杯の車椅子、ありがとうございました。キースちゃん、皆みたいにお散歩行けるね。