こんにちは!ジェンダー事業担当の佐々木です。
今回のクラウドファンディングも残るところあと2日。
これまで、多くの方々にViVIDのジェンダー事業をご支援いただき、そしてご理解・ご協力いただいておりますこと、心より御礼申し上げます。
本年4月にViVIDのジェンダー事業統括責任者を任せていただきまだ間もない私ですが、クラウドファンディング終了2日前に記事を書かせていただけることとなりましたので、僭越ながら私佐々木がなぜセイチェレ村の女性・女児の支援をし、どういった世界を実現したいと考えているか、つらつらと文字にさせていただきます。
誰にでも、どんな自分になりたい、どんな世界を生きたい、という漠然としたイメージはあるかと思います。
例えば、建築家になってスペインでガウディの横に名を連ねたい、パティシエになって東京の青山に自分のお店を開きたい。または、世界中全ての紛争が終わり二度と紛争が起こらない平和な世界を生きたい、自分の大好きな剣道がオリンピック種目になった世界を生きたい、など。
私の場合、女性であろうと男性であろうと、または女性でも男性でもなくても、肌の色が明るくても暗くても、貧しい国や家庭に生まれようが、どんな言語を話していても、若かろうが年をとっていようが、神や預言者を信じていようといまいと、同じ地球に生まれた全ての人間達が互いの権利や存在を尊重し合い、世界のどこにどう生まれようと幸せを選択することが出来る世界を生きたいです。
しかし現実世界は私の思うそれとはかけ離れていて、その中でも私は世界の大多数の人々が手にすることのないような幸せの選択肢を多く抱えて生まれ育ちました。
そんな人生を生きるうちに、こんな世界が変わるには、他人が変えるのを待つのではなく自分が変えてしまえばいいと思うようになりました。
ちっぽけな私が一人で出来ることは、この世界の広さや歴史に比べるとほとんど目に見えない砂つぶのようなものかもしれませんが、同じ志をもったViVIDの仲間達と出来ることは石ころくらいか、それよりも大きなものになるかもしれません。
ガーナの人口5000人という小さな村、セイチェレ村の住民達が、私たちViVIDと共に同じ世界を目指して歩めば、村だけでなく、国全体や世界にも良い影響を与えることが出来るかもしれません。
そのためにはまず、正しく十分な教育が必要です。性別に関わらずより多くのセイチェレ村の子供達が学校に行くことができ、教育を受け続けることが出来るようになることは、世界が変わるための第一歩だと、私は信じています。
セイチェレ 村で生理用布ナプキンを普及させること、そして正しく包括的な性教育を受けることはその方法の一つです。
まだまだ勝負はこれからですが、これからもViVIDを宜しくお願い致します!