こんにちは!ジェンダー事業担当の福田です。平素よりViVIDの活動を応援いただき、ありがとうございます。早いもので、クラウドファンディングもあと残すところ33日となってしまいました。ぜひ、皆様とともにこの事業を必ず成功させるために、みなさんのお力をぜひぜひ貸してください!さて今回は、前回の「生理の貧困」に引き続き、「性と生殖に関する健康と権利」Sexual and reproductive health and rightsについて少しだけお話する時間をください。この「性と生殖に関する健康と権利」とは、生殖(出産、避妊、中絶)に関しては国家政策ではなく個人の自己決定が 尊重されるべきであり、 国家は女性の生涯を通じての健康(身体的・精神的なものを含む)を 保障しなければならない、という考え方のことをいいます。まだまだなじみのない言葉かもしれませんが、これは女性が自分の身体と性について自律的に判断する可能性を与えることを示します。また、女性の健康、尊厳、安全を守ることを主眼に置いています。性と生殖に関する健康と権利は 幅広いテーマをカバーしていますが、 例えば性的権利には、性教育を受ける権利、性的暴力や強制からの自由、 子どもを産むか産まないかを決める権利などがあります。一方、リプロダクティブ・ライツには、避妊(緊急避妊を含む)へのアクセス、生理用品へのアクセス、安全で合法的な中絶へのアクセス、安全な妊娠・出産の確保などが含まれます。また、女性器切除(FGM)や強制不妊手術の排除、あるいは性感染症の予防などの違反行為も扱っています。これらに共通しているのは、医療サービスや医薬品へのアクセス、健康教育プログラム、意識向上キャンペーンなどが必要だということです。私たちがセイチェレ村で行っていく事業のその先には、”女性の尊厳”が当たり前に守られる世の中になっていくこと"それを願って、一歩一歩丁寧に事業を進めていきます。********************************国際NGO ViVIDは、6/26~8/29の間、「ガーナ・ セイチェレ村で『村おこし』をします!」と題しまして、GoodMorningにて、第2回クラウドファンディングを実施します! ジェンダー事業は、性教育によりセイチェレ村にある貧困の負の連鎖を解決し、10代の若年妊娠を減らします。クラウドファンディングはこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/view/391959?list=watched_projects【各種団体SNS】我々の活動や事業内容について、さらに詳しい情報をご覧になりたい方は、こちらをチェック!ホームページ: https://vividvillagejpn.wixsite.com/japanFacebook:https://www.facebook.com/ViVIDVillageJPNInstagram: https://www.instagram.com/vividvillagejp/Twitter: https://twitter.com/vividvillagejpnマンスリーサポーター:https://vividvillagejpn.wixsite.com/japan/our-contribution?lang=ja********************************
***************投稿をご覧いただきありがとうございます。ViVIDでは現在、農業事業とジェンダー事業においてクラウドファンディングを実施しています。この2つのプロジェクトでは、ViVIDの活動に興味のある方全員にご報告が届くように連携しております。皆様の温かいご支援をお待ちしております!農業事業クラウドファンディングはこちら!https://camp-fire.jp/projects/view/429540***************こんにちは。農業事業クラウドファンディングの担当をしています、荒谷・池田です。 クラウドファンディング開始からもう既に1か月が経とうとしています…!ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます! 今回は、農業事業の2本目の柱となっている農業講習事業の進捗についてご報告です! ーーーーー農業講習会とは?私たちViVIDは、2022年1月から、村の人口の約80%を占める農家が自分達で正しい意思決定ができるように農業技術や知識の提供を行う事を目的として、ガーナ共和国セイチェレ村にて農業講習会を開催します。 この農業からのアプローチはViVIDの「村おこし事業」の一環の中で行われる事業の1つです。村おこし事業では、セイチェレ村の貧困やこれに起因する諸課題を解決するために、全住民とステークホルダーを巻き込んで新しい価値と機会の創出で地域活性化を目指します。 農業講習会は、①地域で、②地域資源を活用し、③地域のニーズに合った研修を、④参加者を選ばす、⑤多数を対象に、実施します。これにより、現地住民を選ばず、取りこぼしなく支援することが可能です。 この5つの原則は、JICAが2000‐2005年にセネガルで実施したセネガル総合村落林業開発プロジェクト(略称 PRODEFI)において初めて導入されたPRRIE手法に則っています。 そこで、今日は皆さんにPRRIEの考え方についてご紹介したいと思います! PRRIEはParticipatory Rural Development and Rersource Management by Integrated Training for Equal Opportunityの略で、日本語では「機会均等を保証した統合型研修による参加型村落開発と資源管理」と訳します。 PRRIE手法は、農村などの地域コミュニティ開発で力を発揮するアプローチで、農業などの一次産業の技術普及、生活改善普及、環境保全や環境教育をはじめ、地域住民に情報や技術を伝える開発協力に特に力を発揮するといわれています。 現在、ViVIDメンバーは、この「PRRIE手法を導入した農業講習会の開催 in Sekyere 」のためのガイドライン作成に取り組んでいます! ーーーーーガイドラインの作成~現地スタッフとの共有!ガイドラインの大枠の作成は、JICAがこれまでに行った3つの事業の報告書(セネガルのPRODEFI、マラウイのCOVAMS、マダガスカルのPRODAIRE)やユーザーマニュアルを参考にして行いました。 様々な報告書を読み込むのには時間がかかり地道な作業でしたが、事例の研究は非常に興味深いものでした。 また、完成したガイドラインは現地スタッフのJuniorさんと共有し、現場の視点からPRRIE手法に関するコメントをもらいました。「VIVIDの目的は、農家の収入レベルを向上させ、関連するスキルや知識を身につけさせ、さらにSekyere村で栽培されている地元の作物を存続させることです。この活動は、農民だけでなく、このプロジェクトに関心のあるすべての人を対象としています。また、プロジェクトマネージャー、行政職員、ボランティア、そして農民のすべてが、このプロジェクトを成功させるために何らかの役割を担っています。(PRRIE手法の)5つの原則の構造は、講習に関心のあるすべての人を惹きつける効果があります。具体的には、人々が大勢で講習に参加し、必要な情報、スキル、知識を身につけるのに役立ちます。また、それぞれの活動に時間枠を設けることで、(…)集中力を保つことができます。決められた時間を守ることは時には困難にもなるでしょうが、私がすべての活動を把握し、実行しなければなりません。このプロジェクトには、知性、スキル、知識、農業の知識を持った人々、そして何よりも、 より良いSekyere村の構築を支援し、人々の収入と食糧安全保障を強化することに関心と熱意を持った人々が必要です。」ViVID内では、荒谷・池田を含め新しく加入したメンバーがPRRIE手法をしっかりと理解できるように勉強会を開催し、団体内部全体でも意識合わせを行っています。 今後、2021年秋にかけて、セイチェレ村住民の生活や農作物の市場に関する調査を展開し、より詳細な情報を反映したガイドラインを作成していきます。また、同時に現地の農家との協力体制を整備して行く予定です。 ーーーーーさて、皆さん、楽しんでいただけましたでしょうか? 農業講習事業って一体なんだ?実際どんなことをしているんだろう?と思われていた方に、我々の活動、そして熱意が伝わりますように。 また、農業にかかわる国際協力に興味がある!ViVIDの活動に関して質問がある!という方がいらっしゃれば、ぜひ団体へご連絡いただければと思います。 クラウドファンディングのご支援も、引き続きよろしくお願いいたします! ********************************農業事業クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/429540 ジェンダー事業クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/391959Non-Japanese speaker向けの支援金受付ページ:https://vividvillagejpn.wixsite.com/japan/crowdfunding 【各種団体SNS】我々の活動や事業内容について、さらに詳しい情報をご覧になりたい方は、こちらをチェック! ホームページ: https://vividvillagejpn.wixsite.com/japan?lang=jaFacebook: https://www.facebook.com/ViVIDVillageJPNInstagram: https://www.instagram.com/vividvillagejp/?hl=jaTwitter: https://twitter.com/vividvillagejpn マンスリーサポーター:https://vividvillagejpn.wixsite.com/japan/our-contribution?lang=ja******************************** 荒谷・池田
こんにちは!ジェンダー事業担当の佐々木です。平素よりViVIDの活動を応援いただき、ありがとうございます。ViVIDのジェンダー事業では現在、ガーナ・セイチェレ村の村おこしプロジェクトとして①生理用布ナプキン事業②性教育事業 を行なっています。生理用布ナプキン事業では、セイチェレ 村の女児・女性達のみならずその父や夫、友人やパートナーである同じ村民の男児・男性達にも生理用布ナプキンの製作方法を教える講習会を行います。経済的に余裕のない多くの家庭では、女の子達に生理用ナプキンを買うことも出来ません。生理用ナプキンを使うことが出来ない女の子達は生理の期間中、経血をカバー出来ず学校に行くことが出来ません。こうした、経済的理由により生理用品が買えない、または利用できない環境にあることを「生理の貧困」と呼びます。女性は生涯、月経のために200万円以上の費用を費やすと言われており「生理の貧困」は発展途上国だけではなく、先進国と呼ばれる国々でも問題となっています。平均所得が圧倒的に低い、いわゆる発展途上国では「生理の貧困」はより大きな問題であり、ViVIDはまず、ガーナのセイチェレ村にて「生理の貧困」をなくしていくために本事業を行なっています。従来の使い捨て生理用布ナプキンと違い、洗って何度も使うことが出来る生理用布ナプキンの製作・普及を通して、女の子達も男の子達と同じように学校に通い続けられる環境を作っていきます!********************************国際NGO ViVIDは、6/26~8/29の間、「ガーナ・ セイチェレ村で『村おこし』をします!」と題しまして、GoodMorningにて、第2回クラウドファンディングを実施します! ジェンダー事業は、性教育によりセイチェレ村にある貧困の負の連鎖を解決し、10代の若年妊娠を減らします。クラウドファンディングはこちらからhttps://camp-fire.jp/projects/view/391959【各種団体SNS】我々の活動や事業内容について、さらに詳しい情報をご覧になりたい方は、こちらをチェック!ホームページ: https://vividvillagejpn.wixsite.com/japanFacebook:https://www.facebook.com/ViVIDVillageJPNInstagram: https://www.instagram.com/vividvillagejp/Twitter: https://twitter.com/vividvillagejpnマンスリーサポーター:https://vividvillagejpn.wixsite.com/japan/our-contribution?lang=ja********************************
いつもViVIDを応援いただき本当にありがとうございます!ジェンダー事業で広報をしております、福田です。さて、クラウドファンディングを開始して、現在7名の方に応援をしていただいております。本当に本当にありがとうございます!まだまだ皆様から応援していただけるように現状を分かりやすく伝えていきますね。今回は、ジェンダー事業をより詳しく知ってもらうために、まず途上国のジェンダー問題が、どのようなものであるかをご説明したいと思います。国連児童基金(UNICEF)では「ジェンダーは、何が女性的で、何が男性的かを表す、社会的・文化的に構築された概念です。しかし、社会で構築されたルールや習慣は、女の子や女性を教育や社会参加などから遠ざけ、未来への可能性を閉ざしてしまう要因にもなっています」と問題提起しています。ユニセフ世界子供白書2019の情報によると、、ガーナでは現在20-24歳のうち、18歳以下で結婚した割合は女性が21%に対して、男性は2%とその差は19ポイントにも上ります。また、15歳から19歳の女の子の出産率は1000人あたり75%と、日本の4%という数字と比較しても、早期の出産率がいかに高いかということがよく分かるかと思います。この背景に子供の権利に対する意識が低く、とくに女児は性的・心的虐待の対象や児童労働の対象になりやすい事があげられます。また、生涯における肉体的および性的な親密パートナーからの暴力をうける人は24%ととても高く、過去12ヶ月間に受けた肉体的および性的な親密パートナーからの暴力は19%、生涯にわたる非パートナーからの性的暴力は4%と多くの女性が暴力などの危険にさらされています。早期からの性教育をすること、そして互いの身体の仕組みの違いを、”生理”という女性特有の現象を、女性のみならず男性もきちんと理解することが、悲しみの連鎖を止め、女性の権利向上につながると私たちは考えています。皆様はこの問題、どうとらえられますか?