「若い人が妊娠したらリスクが高い」と言われることがあります。
今回はその「リスク」についてお話します。
ー若い人が妊娠する「リスク」とは?
・望まない妊娠
・人工妊娠中絶の増加
・シングルマザー・未婚の増加
・経済的・心理的不安
・児童虐待リスクの増加
・周産期死亡率の増加
・低出生体重児の割合の増加
例えば妊娠がわかったときに、それが予期せぬものであり、準備が整っていない状態であったとしたら、いろんな不安が生じることが考えられます。学校に通うことができるのか、この先の進路はどうするのか、親に迷惑をかけてしまうのではないか、といった不安です。
また、予期せぬ妊娠であった場合、男性が妊娠した女性を置いていなくなる、という可能性もあります。その後「一人で育てることができない」と母親が子どもを虐待してしまうことも考えられます。ひとり親世帯は虐待の発生率が高いことがすでに指摘されていますが、この事例の場合逮捕されるのは母親のみであることは、考えさせられるものがあります。
これらはあくまで一例にすぎませんが、
心理的に妊娠の準備が整っていないタイミングでの妊娠においては、さまざまなリスクが高いのです。