2021年7月3日(土)皆様のご支援のおかげで受講費用0円で初日を迎えることが出来ました。取り急ぎあいさつ部分だけYouTubeにアップさせて頂きました。https://youtu.be/HqxqKkWIn3U
これからトレパルの目指す未来は!!障害者雇用の業界では「障害者雇用ビジネス」や「制度ビジネス」など話題が沢山あります。本来、就労移行支援とはその名前のとおり、働きづらさを抱える障害者の就職の実現を手助けする事業ですが、就職者をなかなか排出することが出来ない事業所が一定数見受けられます。そのことは厚労省も把握されていることなので私がとやかく言うことではありませんが1日でも早く就職をしたい!!という方の気持ちを考えると何とも言えない複雑な気持ちになります。一方で障害者を雇用する企業側は、2021年3月1日から法定雇用率が2.3%になり、従業員43.5人以上雇用している企業はパーンセントに応じて障害者雇用をしなければなりません。そのため、事業規模が大きな会社ほど障害者雇用の人数は多くなります。しかし、障害者雇用率を達成している企業は、国内の全体のおよそ半分の企業と聞いています。障害者が働けるか分からない、知らない、こんな業務はできない。という思い込みなど様々な背景、原因はあるかと思いますが、それは非常にもったいない事です。そこでトレパルがお勧めしているのは「企業一体型就労移行」です。これは障害者雇用を育てる環境を作ることが出来ます。トレパルのように企業内に事業所がありますので、そのまま企業の業務を日常の訓練として活用します。もちろん業務を進めるうえでポイントや検品などは支援スタッフがおりますので安心です。業務を覚えること、環境になれることに時間がかかる方でも、事業所で業務をこなしていくことで個人のスピード業務スキルを身につけることができます。そしてある程度のスキルに達した方は事業所を一歩出て企業へ就労します。そして、就職後、不安なことや困ったことがあればすぐ事業所につながれます。いわゆる障害者雇用が定着していく環境を企業内にもつということです。これにより、就労移行は就職者を出す、企業は受け入れるの好循環が見込めると考えています。これは、日本の近い将来起こる労働力人口不足の解消の力になると考えています。働きたい障害者、必要な労働力を確保したい企業!!!どの視点から見ても不幸になる方は見当たりませんね!!!話は変わりまして、今年の9月からトレパルのグループ会社として、すぐ就職したい方のニーズにお応えするため、合同会社移行の窓口を東武東上線志木駅東口駅前にオープンします。略してイコマドikomadoです。イコマドでは以下のことが解決できます。〇すぐ就職したい方〇自分のタイミングで就職したい方〇福祉サービス(就労移行支援、A型事業所、B型事業所)の利用を検討している方〇転職支援を受けたい方〇履歴書の書き方・面接練習をしたい方〇障害者雇用でも高いお給料を目指したい方〇上場企業への就職を目指したい方メール:info@ikomado.comご期待ください。
プロジェクト達成することが出来ました。誠に有難うございます!!7名の受講生が確定しいよいよ明日からということでワクワクしております。その前にちょっとした出来事がありましたのでお知らせします。ご支援いただいた方には気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれません。どうかご了承ください。トレパルを利用している方で早くからフォークリフト技能講習の受講を希望していた方(療育手帳をお持ち)から夕方私に連絡がありました。「明日、家族とスマホの解約に行かなくてはいけないので休ませてください」愕然としました。。。。「いやいや、技能講習は1日でも不参加だと資格をとれないこと分かっていますか?そもそも、支援いただいて受講費用が免除になっているから休むんですか?そんな気持ちであれば受講することをキャンセルしてください。」と強めに彼に伝えました。ことの重大さに気づいたのか、結果的には希望通り講習を優先することになりましたが彼も決して悪気があったわけではなく、自分の考えや意見より家族のお願いに対し断れないことが過去に何度もありました。言われたら、すぐそうしなければならないと思って行動してしまうのです。まさに彼の課題です。でもそれでは、彼自身の大人として信用に関わること、まして仕事をする上で言っていることがコロコロ変わってしまっては仕事を任せてもらえません。ですから彼には常に、他人の意見ではなく自分の考えはどうなのか?を常に意識するように伝えいます。もしまた、途中で投げ出すようなことがあれば、今回のプロジェクトからは除外し受講費用を負担して頂くことを約束しました。こんなこと書くなんて、、、とも思いましたが少しでも現状を知っていただきたいですしせっかくご支援いただいた方に対し、障害がある方でも頑張っているから手を貸したのに、結果的に嫌な思いをした!もうコリゴリなんて思われないためにも、個々の性格や背景などを知っていただきたいと思い書かせて頂きました。なぜなら「知る機会」がとっても大切だと思いますし、その先にある豊かな社会を目指しているからです。
プロジェクトの締め切りまであといよいよ一日です!!そしていよいよフォークリフトの技能講習日が近づいてきました。「緊張してきた。」、「落ちたらどうしよう」など不安の声、問い合わせも私の耳に入ってきます。そんな時、私が決まってお伝えする言葉は「あなたには、100名近い方が支援してくれているんですよ!!自信を持って」と声をかけるようにしています。するとはっとしたような顔になって、そして笑顔に変わります。「ご支援いただいた方に報いるためにも精一杯やりとげます。」と意気込みを話してくれる方もいます。車で1時間半以上かけてきてくださる方もいます。「原付の学科試験に受かるまで5回受けましたが、大丈夫でしょうか?」などの問い合わせもありました。よくよく話を伺うと、理解力はあっても漢字の読み書きが苦手だそうです。言われてみれば、確かに教本やテストで丁寧にフリガナがふってあるものは少ないですね。 そこで、今回の障害者手帳お持ちの方専門講習の力が発揮できます!!講習の内容で不安が残る方は、トレパルで予習、復習をやります。※今回の講習は、特別に週1日の全6回の講習です。2日目最後に行われる学科試験に合格しないと3日目の技能講習に進めません。※K-2適性検査は初日終了後受けてもらいます。そして、嬉しいニュースが今朝ありました。クラウドファンディングを見て障害者雇用で協力したい。という企業様からお問い合わせがありました。今回のプロジェクトにより、トレパルの事業の活動、そして就職のために努力している方々を知っていただき、障害者雇用について行動を起こして下さった会社が1社でもあるということはなんとも有難いお話しです。やはり「知らない」だけなんだな、、と思いました。知ったらこんなに応援してくださる方がいるということを気づかせて頂きました。正直、たくさんご支援をいただき感謝で胸が膨らみ、最後の最後で気が緩んでいました。先程、仲間から最後までプロジェクト成功を目指しやり切れッ!!!!の言葉に後押しされ、また感謝するはめになりました(笑)ホント恵まれております。ありがとうございます。※ご支援いただいている方のお名前、ご住所はプロジェクト終了までわかりません。ネーミングでもしかしたら、あの人かな、とかは思いますが確信がもてないと感謝の言葉を言いづらく失礼をしておりましたら誠に申し訳ありません。リターンの「体験、zoom相談、クリアファイル、オリジナルクッキー」の発送は技能講習が終了する8月を予定しておりますので、個別にご案内させていただきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
「障害者手帳をお持ちの方専門のフォークリフト技能講習」の実施に至るまで(上)のつづき「つばさプラン」で教習希望者が全国から集まり、そして移住者まで出ている。なんて素晴らしいんだ。これは障害や病気のある方のフォークリフト技能講習をやるしかない!!と決意しました。まず、フォークリフト技能講習を受講の際に、配慮が実現できたらいい部分を下記に簡単に整理してみました。【配慮出来たらいい部分】〇時間及び日数:厚労省から技能講習の時間が35時間(運転免許あるかたは31時間)と定められている関係で通常の講習は朝9時前~18時過ぎまで拘束されました。そして5日間連続か土日、金土日で取得を目指すコースがほとんどでした。※改善点→1日の時間を短くして、開催日数も余裕を持つ〇教官:私が受講した教習センターは3グループに分かれましたが、教官によって優しい方、教え方がぶっきらぼうな方とすごく差があると感じ、対人関係でストレスを感じやすい方につらくなることもあるだろうと感じました。※改善点→その人の状況を見て配慮できる教え方ができる教官及びトレパルスタッフも同席して受講者へフォローする。【実現するためのアクション】既存のフォークリフト技能講習を行っている教習センターに問い合わせました。講習時間に関しては「時間は決まっていることなので」の一点張りで話になりません。ただ収穫もありました。企業向けに出張で講習を行っている教習センターもあるということです。出張技能講習でも「時間は決まっている」の壁は厚く、なかなか話が進みません。とにかくフォークリフト技能講習を実施している団体、企業を探していました。その時、素晴らしい企業理念を掲げ理念通りに事業展開されている企業様のHPを見つけました。株式会社マジオネット様 https://www.magionet.co.jp/corp/greeting/直感的にこれは逃してはならないと思い、株式会社マジオネット 代表取締役社長 松本 義孝 様 あてに自分の思いのたけを手紙に込めて出しました。1週間ほど経ったでしょうか、株式会社マジオネットから電話があり、松本社長が取り組みに協力してくださるとのこと!!!松本社長有難うございます。それからやり取りを重ね実現が見えてきた矢先に、ご存知のコロナ禍です。開催自体も悩まされましたが、(株)マジオネット様の担当の淺賀様、池田様がとても柔軟に真摯に対応して下さり、今回の出張フォークリフト技能講習が実現できることになりました。話しは変わり、これまた不思議なものですが、フォークリフト技能講習の開催を後押しするきっかけとなった滋賀県の障害者問題全国交流会から2年が経ち、今年は10月21、22日埼玉県で第21回大会が開催されます。経営に関わる管理者の方や個人事業主の方ならどなたでも参加できます。経営者として社員がイキイキと働ける良い会社を目指し、経営者が勉強する場です。私はここで「人が育つ環境」を大いに学んで自社に活用できるように励んでいます。随時最新情報をFBページに掲載しています。→https://www.facebook.com/syozenko.saitama/notifications私は広報担当として会を盛り上げるために、バーチャル背景、リーフレット、PR動画などを作成するチームリーダーとしてお役を仰せつかっております。広報に対してど素人の私が、今回クラウドファンディングに踏み込むことが出来たのも、広報チーム活動での学びがなかったら実現できませんでした。「プレスリリース」ってよく分からなかった私が、2社のプレスリリースを配信出来たのも同様です。https://newsrelea.se/BNJpPnhttps://www.atpress.ne.jp/news/263208沢山のご支援をいただきまして、何か私にできる事はないか、、そう考えた時に、これまでの経緯や詳細をお伝えすることで、何かひとつでも参考にしてもらえるものがあればと思い書かせて頂きました。自分の言葉で表現したく、ナルシストな面もあり、長文で読みづらい個所もあったかと思いお詫び申し上げます(笑)クラウドファンディングを開始してから、普段できていない感謝することへの意識が向上し、関わる方も広がっているように感じます。つくづく感謝の気持ちは素晴らしいと実感しています。「障害者手帳専門のフォークリフト技能講習」の成功はもちろんですが、このプロジェクトが終わっても感謝の気持ちを忘れずに日々を過ごしていくことを目標にしています。そもそも私が目指したいのは、障害や病気を持った方が多くの企業で活躍する社会の実現です。それが実現できる社会は、病気や障害に対して知ろうとする、理解しようとする寛容な社会とイコールだと考えているからです。心がくじけそうな時、良いことがあった時は息子を思い出し「パパ頑張るぞっ」て思ってます。息子に会いたい気持ちは今も変わりませんが、いつか会えた時にパパがやったことを胸を張って伝えることが出来るよう精進して参ります。事業を通して実現したいプロジェクトは年月もかかり、なかなか先が見えないものになると思います。それでも、今回のクラウドファンディングで数多くの方のお力添えをいただけたことは私に勇気を沢山与えてくれました。このご支援を通じて「就労移行支援」や「働く」を実現するために日々努力している方が大勢いる事を知っていただけたらめちゃくちゃうれしいです。ご理解、ご支援、シェア、拡散にご協力頂きました全ての皆様に、誠に有難うございます。