2021/03/31 18:00

四川省の石切り場から近況報告が届きました。
新しいプロジェクト(新製品)を開始する前には、少なくとも5~6回は現地へ打ち合わせに行きますが、昨年の2月からは渡航ができず、今回のプロジェクトも現地の代理人に詳細を説明して依頼しました。
工場は日本はもとより海外への販売が皆無だったので、現地の代理人も日本人ユーザーの心情を伝えるのに苦慮しているのが、やり取りの文面から感じました。
一つ一つ問い合わせてくれて私が希望する方向に近づけてくれました。
現在は最終の梱包段階ですが、私は1個づつエアパックに包み、5~6個を団ボール箱に入れてほしいと言ってきましたが、現在、多量の段ボール箱が無いと言ってきました。
山奥なので町で造っても工場に届くのは、日本では考えられないことですが何時かわからないと言ってきました。
辺鄙なところで交通の便が無く通常的に有りうることなので代案として、以前報告が有った厚手の発砲シートで1個づつ包んで、5~6個をさらに発砲シートで梱包すれば破損等の問題は無いと思うので提案しました。
昨日、現地の代理人が私の希望する方法での写真を送ってきてくれました。
私の希望以上に気を付けてくれたのか写真の様に4隅に保護板を当ててくれるそうです。
4月末までに面取り等の修正、検品をと考えています。現地のスタッフと工場の方々に感謝。ご支援戴いた皆様に最善をお届けする様に頑張ります、お楽しみにお待ちください。
皆様に感謝。 藤本
追伸:四川省の山の工場からトラック輸送では杭州又は上海に届けるのには10~15日掛かります。
出稼ぎ農民工が正月に故郷へ帰るのに1週間以上かかるのも常識です。
日本と比較するとすべてが10倍以上です。
今になって箱が無いとは(?)と思われるでしょうが、捉え方の違いで製品ができてから包装材は手配するのが、彼らの常識です。