こんにちは、京都の扇子屋 舞扇堂です。キャンプファイヤーさんよりクーポン配布中です!クーポン獲得期間の6月11日(金)までにキャンプファイヤーのWEBから【CAMPFIRE 10周年記念クイズ】にお答えいただき正解すると正解者全員にリターン品の1,000円分クーポンがもらえるそうです!(※詳しくはCAMPFIRE WEBをご参照ください。)とってもお得なので是非ご利用下さい!!
こんにちは、京都の扇子屋 舞扇堂です。前回の活動報告でお報せしました通り、今回は試作品完成のご報告です!表面に図案をシルクスクリーンで印刷するのは通常行われておりますが今回は裏面に漆喰塗装を施しており、その分扇面紙の厚みが増すことも考えられましたが、折り畳んだ扇子の厚みにも支障はなく、綺麗な姿に仕上がりました。6月に入り、梅雨特有の蒸し暑い日が増えて参りました。マスクの中も蒸れて息苦しくなりますが、少しマスクを外して扇子で扇ぎ涼を取ると共にコロナ禍のマナーとして口元を覆うアイテムに抗菌作用のある漆喰塗装を施したこちらの扇子を使ってみてはいかがでしょうか。
こんにちは、京都の扇子屋 舞扇堂です。 今回は【扇子の附け(つけ)作業】をご紹介いたします。京扇子の附け作業は機械を使わず、職人さんの手によって1本1本仕立てられていきます。人間の手と指先はさまざまな質感から微妙な違いを把握することも出来る程敏感で高機能だそうです。熟練の職人さんの手は長年培ってきた経験と技術と感覚でさらに研ぎ澄まされています。折り職人さんにより扇面紙を蛇腹状に折り細長い竹串で1本1本中骨(なかぼね・竹)を通すための穴が開けられます。中差しという加工工程です!使用する骨の枚数分開ける必要があります。踊りに使われる舞扇子は骨(竹)の枚数が10枚となりますので一番外側の骨を除く8枚が通る穴を開けます。今回リターン品でご用意いたしました11,000円のお扇子は骨の枚数が45本となりますので43個の穴を手作業で開けます。職人さんの技の見せ所です! 均等に蛇腹に折られた扇面紙の和紙と和紙のわずかな中差しの穴に附けの職人さんが両面に糊を塗った細い中骨(なかぼね・竹)を差し込んでいきます。中附けという加工工程です!差し込みに時間がかかりすぎますと糊が乾いてしまい扇面紙とくっつかなくなりますので正確さとスピードが要求されます!和紙も竹も天然素材のため、個体差により若干の質感が異なりますので微細な違いをくみ取りそれを巧みに扱い均整の取れた扇子を生み出していきます。次はいよいよ完成品をご紹介したいと思います!募集期間が残り2週間を切りました。目標金額達成に向けて、さらなるご支援とSNSでの拡散をどうぞよろしくお願いします。
こんにちは、京都の扇子屋 舞扇堂です。 前回の活動報告でご紹介しました【型刷り】 の工程から試作品の扇面が刷り上がってきました。実物はもっと顔料がキラキラ光っていて華やかなのですが、写真ではその輝きをお伝えしきれず残念です!裏面もしっかり漆喰を引いて仕上がっておりますので、是非完成品をお手元にどうぞ。緊急事態宣言も3週間ほど延長とされております。リターン品の発送予定の7月下旬には緊急事態宣言も解除され、ワクチンが多くの人々に接種され自由に活動できることを願うばかりです。その時にははコンパクトに収まりデザイン性豊かな扇子を鞄に入れてお出かけしてみてはいかがでしょう。これまでご支援いただきました皆様、ご支援及び暖かいお言葉誠にありがとうございます。これからも目標金額達成を目指して参りますので、さらなるご支援とSNSでの拡散をどうぞよろしくお願いします。
こんにちは、京都の扇子屋 舞扇堂です。今回は扇子を作る工程の中から【型刷り】をご紹介します。型刷りはシルクスクリーンや紗型と言われることもあります。デザイン画に合わせて版型を起こし、それに合わせて色を塗り重ねていきます。1色に1枚、版型を起こしますので使う図案により使用する型枚数が変わります。一般的な夏扇子で4~5枚前後、飾り扇子になりますと40~50枚使用する物もございます。顔料を調合し型をセット、扇面に色をのせて乾燥、使用した型を洗浄、次の顔料の調合、新たな型をセットし扇面に色をのせて・・・(色の数だけ繰り返される繊細な作業です)色の調合、乾燥、洗浄、、、職人さんの技が光ります!~画像の工程より~① 無地の扇面紙を版にセット② 一枚一枚職人が手刷りで顔料を刷っていきます。③ 刷り上がった物を干して乾燥します。画像は【親骨黒塗婦人扇子・45間】の扇面です。写真では分かりづらいですが撫子の茎や葉が上品な銀色で描かれ、扇子をあおぐと光の反射でキラリと輝きます。熟練の職人による風合いを是非お楽しみ下さい。京都では緊急事態宣言が発令され、店舗も工房もますます状況が厳しくなっております。日本の【もの作り】を次代へつなぐ為にも皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。