支援者の皆様、大変お世話になっております。
今日は少し話題の方向が違うかもですが、全く関係ないことではありませんのでよろしくお願いいたします。
さて、私は今回、滋賀文学祭に応募して「大蛇変」で受賞することができました。
そもそも、かくれ里シリーズは、湖北の見所にストーリー性を付加させて、観光をより深く楽しんでもらいたいがために始めた執筆で、かくれ里シリーズでなくても地元の話題で書いている作品はこれだけではありません。
今までは入選止まりで、総評で色んな指摘をもらい、作り直しを余儀なくされているものもたくさんあります。
文学祭に出し、プロの先生に見ていただき、賞をいただくということは、それなりにちゃんとストーリーが皆さんに伝わり、読み応えのあるものが書けたということ。
小説は、フィクションです。でも、その舞台は現地に置いてもかまわない。物語の中の気に入った部分を思いながらその場を訪れることは、私はとても楽しい観光になると信じています。
ただ、(ここからが本題(笑))
滋賀文学祭は応募規定がありまして、400字詰め原稿用紙50枚分と決まっており、それを超えるとボツです。
ですから、当然「大蛇変」も書き上げた時には大幅にページ数を上回り、多くのエピソードを削って提出しました。
故に、今回作る本は、削ったエピソード、文章を元に戻すというか、書き直しております。(時々見直して修正しておりますが(笑))
お話は変えておりませんが、文学祭の冊子に載ったものより長いと思っていただければと思います。
今回のお話は、田中吉政公が主人公です。ですから、三成公は影がチラつくラスボス?とはちょっとイメージが違いますが、大体そんな感じで登場されます。
「大蛇変」のテーマでもある最大の私の疑問。
それは、三成公を匿った古橋にお咎めの痕跡がないのは何故か?
皆様も、それぞれに想像して楽しんでいただければと思います。