支援者の皆様、大変お世話になっております。
画像は、現在の古橋、小字を漆原という場所の田んぼです。北を向いて撮った写真で、真正面奥が三頭山、オトチの洞穴がある山です。
古橋は、四方を山に囲まれた村です。南北に高時川が流れ、その谷筋に沿って村が並んで在所し、その谷筋の地区が高時村で、古橋は中核の里になります。
「大蛇変」の中には、里の名前がたくさん出てくる場面があります。
昨日、その辺りの位置関係がわかりやすくなればと、手描きで地図を描きました。
デザイナーさんがデータ化してくださり、綺麗になりました。
それを、巻末の1ページに加えることにしました。
位置関係をネットで見る方がズームできたりしてわかりやすいと思うのですが、ちょっと見るコンテンツが入っていてもいいかと思いまして。
皆様のお気に召すといいのですが……
ここで三成公が古橋に残した言葉をひとつ。
「儂がここから無事に逃げおおせ、再起できた折には、あの犬山(古橋の西側の山)を平らかに削り取り、まっすぐ淡海まで繋がる道を作るゆえ、よろしくたのむ」
殿、犬山にはアットリトンネルが通りました。随分と行き来がしやすくなりました。
ですが、もし殿が再起され、あの時代に犬山を削っておられたなら、古橋は今よりもっと近代的な街になっていたかも知れません。
何がいいかはわかりませんが、そこまでおっしゃっていただき、当時の古橋の民は嬉しかっただろう、無念だっただろうと思います。
プロジェクトもあと少し。
頑張ります!