「タンザニアの子供たちに教科書を届けよう」プロジェクトにご支援いただいた皆様、お元気でしょうか?
前回、4つの小学校のうち、2つに教科書を届けた様子をご報告しましたが、今週ようやく残りの小学校へ教科書配布が完了したしました。
タンザニアの送金手続きにも時間がかかりましたが、なにより2校分の教科書がなかなか集まらなくて、ずいぶん時間がかかりましたが、教科書を待ち望んでいた子供たちは、感謝のフラッグまで準備して、私たちを迎えてくれました。
教科書の進呈は、まるで式典のように村をあげてのイベントとなり、TOFAの現地のメンバーであるポールは、教育の大切さ、そして密猟をやめ、自然や野生動物を守らなければならないことなどをきちんと村のみんなに伝える機会を持つこともできました。先生や保護者の代表が心から感謝しくださり、ポールにはぜひ村の教育に関するコミッティのメンバーになってほしいとのお誘いまで頂くことができました。
少しずつですが、人々の意識が変わり、子供たちが夢をもって学ぶことができる環境ができつつあります。
これもみなさまの暖かいご支援のおかげです。本当にありがとうございました。
生まれて初めて教科書を手にする子供たちの歓声、そんな子供たちを見守る大人たちの誇らしげな笑顔、そしてなによりそこから生まれる未来が、彼らはもとより日本も含む地球全体の幸せに繋がりますように。
そしてご支援いただいた一人一人の皆様が、幸せでありますように、そんなメッセージがタンザニアから届いています。
TOFAはこれからも、「教育」「雇用」「国際交流」「自然保護」この4つの柱をベースに、新しいプロジェクトに挑戦していきます。ぜひまた皆様とご一緒できることを、そしていつか、皆様が限りなく笑顔にしたこの子供たちに実際に会っていただける機会が来ることを、心から願っています。
本当にありがとうございました。
TOFA理事長 田中ちひろ