写真の一体が、うちの目の前に広がる元予定地の風景です。
先日、トマト師匠の神田さんが遊休農地を耕してくれ、会の仲間の柳さんが元予定地の今年3回目の草刈りをしてくれていました。
みんなの力を合わせて、今まで荒れていた土地を農地に戻して行けることを嬉しく思います。
ぶどう畑では、ヤマソーヴィニヨンの花らしきものを発見!
そして、今年から借りた田んぼも、昨日、田植えを終えました。
みんなで作業をして、たくさん笑って、友人たちがつながって、やってもらったのにお礼を言われて、「また草取りや稲刈り来るね!」と言ってくれて解散となりました。
みんなが喜んでくれて、わたしもとても助かったし嬉しい気持ちになりました。
これから、毎日の水見と草取りです。
秋にちゃんと収穫できるようにがんばります!
作業自体はしたことがあったけれど、自分で責任を持ってやってみて、はじめて知ることがたくさんあります。
農家さんはやっぱりすごい!
一次産業の尊さは、なにか事が起こってからじゃないと気づく人が少ないと思います。消費者が安く農産物を求めることは、農業従事者に負担を強いることになり、農業の担い手を減らし、遊休農地が増え、食料危機が来た時には自分たちの首を締めることに繋がります。
森の問題もそうですが、一次産業は暮らしと直結したとても大切な位置付けにあります。国は、もっと一次産業を守るべきだと思います。それが本当の国力をあげることに繋がります。
そして、わたしたちもできるだけ日頃から安心な食べ物を作っておくことで、有事の時の備えにもなります。平林は災害が起きても、水が湧き、薪で火を起こし、家にお米と味噌があれば生き延びることが可能です。
農は暮らしそのものだと、遅ればせながら腑に落ちました。
40を過ぎても学ぶことがたくさんあり、年を重ねるほど人生が豊かになっていくような気がしています。