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遊休農地を活用し、日本の原風景 平林の美しい景色を守りたい!

【ネクストゴール170万円に挑戦中です!】山梨県富士川町平林地区は、美しく小さな山の集落です。子どもたちに、美しい景色と、自然とともにある豊かな暮らしを手渡したい一心で、ソーラーパネル設置計画を止めました。予定地だった遊休農地を買い取り農地に戻すために、みなさんの支援をお願いいたします!

現在の支援総額

1,634,000

108%

目標金額は1,500,000円

支援者数

189

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/10に募集を開始し、 189人の支援により 1,634,000円の資金を集め、 2021/06/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,634,000

108%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数189

このプロジェクトは、2021/05/10に募集を開始し、 189人の支援により 1,634,000円の資金を集め、 2021/06/25に募集を終了しました

【ネクストゴール170万円に挑戦中です!】山梨県富士川町平林地区は、美しく小さな山の集落です。子どもたちに、美しい景色と、自然とともにある豊かな暮らしを手渡したい一心で、ソーラーパネル設置計画を止めました。予定地だった遊休農地を買い取り農地に戻すために、みなさんの支援をお願いいたします!

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新しく借りた遊休農地の草刈り後、「耕運機をかけるから長い草が絡まないようにどかしてね」とトマト師匠に言われていたのですが、時間がなくずっとやっていませんでした。ついに、見かねて師匠がやってくれていました(涙)ので、一緒に作業しました。草を端っこにまとめて、すでに生えて来たクズのツルを短く切って、耕運機がかけられる状態にしました。なんて丁寧な仕事なのだろうと感動です。菌ちゃん先生の話によると、1回目は浅く、2回目は少し深く、3回目は深く耕すことで、クズやスギナ、ススキの根っこを傷つけて枯らすことができるとのこと。師匠に、1回目は浅くとお願いしました。今日は、日差しが強く暑かったですが、それでも平林は風が吹くととても気持ちいいです。夏は、もう盆地に降りたくないくらい気温が全然違います。避暑に最適です!


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計画予定地には、草刈りや作業などでちょこちょこ通っています。予定地のすぐ斜面下にお住まいのご夫妻とは、このことをきっかけに、今はとても仲良くさせてもらっています。今回のトマトとハックリベリーのリターンも快く協力してくれました。「ハックルベリーの苗があるから、植えたらいいよ」と苗をもらったり「綺麗に草刈りするね」といつも声をかけてくれます。そして、「計画を止めてくれて本当にありがとう」と、何度も言ってくれます。雨が降ったら、この家は水害に遭っていたことは間違いないからです。老後を安心して暮らしたいのは、誰もが願うことだと思います。畑の近所のおじいさんも「収穫が楽しみだね」とか「若い人が来て畑(隣の遊休農地のこと)やってくれてよかったね」と言ってくれます。草刈りは、地権者さんがたまに手伝ってくれます。「やるからいいですよ」と言っても、手伝ってくれます。もちろん、集落の中ではこの活動を快く思っていない声も聞こえてきます。なぜかは、聞いていないのでわかりませんが、どんなことでもすべての人から受け入れられるということはありません。わたしは、このご夫妻に顔を見ながら「本当にありがとう」と言われただけで、これまでの苦労が一気に報われました。みんなのがんばりが、誰かのお役に立てたことがうれしくて涙が出て来ました。計画されていた発電施設は、投資物件として誰かに売られる予定のものでした。社会的にも立場の弱い人が、平林の暮らしを知らない誰かの利益のために、泣き寝入りしないで済んで本当によかったと思います。太陽光発電施設の投資物件を買う人たちに言いたいことがあります。その投資は、だれかの犠牲の上に成り立っていないですか?どんな立地に建っているものなのか、現地に行って確かめてから投資しましたか?わたしたち、ひとりひとりの購買行動が社会を作っています。お金を使うということや、なにかものを選ぶということが、次世代に対して何を残すかということでもあるということを少しでも頭の片隅に入れておいてください。今日のあなたのその選択が、だれかのお役に立つものであることを願います。みんながそうなったとき、お金を使うほど幸せが循環する社会が実現できると思います。追記:現在、太陽光発電の投資物件は、外国の企業や投資家に売られることがほとんどだそうです。そうすると、事前の話し合いによる災害時の補償や事前の約束事は全て反故にされる可能性が高くなります。再生可能エネルギーの裏には、そういう実態があるということを知っておいてください。


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おはようございます。先日、富士川町農業委員会に「農地法第3条申請」(土地を買い取る申請)を出しに行きました。平林の農業委員の大森さんも同行してくれました。書類作成にあたっては、協力してくれた友人がいます。わたしは、本当にみなさんに助けられて生きています。わたしのミスで足りない書類があり再提出なのですが、今月の農業委員会で許可がでれば、そのあとはいよいよ土地の売買契約に進みます。ナショナルトラストという考え方があります。簡単に言うと「その土地本来の要素や特徴、動植物の生態を保存するために、土地を所有することでそれらを守ること」です。この土地を新たな開発から守るために、買い取り、農地に戻していこうと決めました。そうこうしている間にも、また、元計画予定地は草刈りをしないといけないくらい草が伸びてきました〜!リターンの「山椒の塩漬け」の山椒の実をメンバーと枝から外したりと、田舎暮らしは忙しい!!しかし、毎日とても心が豊かです。先日、山日新聞さんに取材を受けたので、近日中に新聞に掲載してもらえると思います!


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平林は、たくさんの「神様」に守られています。大きくは地域の鎮守様である氷室神社。その御神木の「樹齢1200年の大杉」が、地域を見守ってくれています。そのほかにも小さな神様がいっぱいいて、組ごとに、道祖神さま、お水神さま、山の神様がいます。ほかにはお蚕の神様とか、お稲荷さん、学問の神様、目の神様、昔の出来事を祀った社、五輪の塔、歴史的な人物のお墓などなどわたしが調べただけでも60以上の神様や信仰が深い場所があります。昔は、気軽に山から降りられなかったので、病気にならないようにとか、食べ物を自分たちで耕作していたので、自然とともに、祈りとともに暮らしがあったのだと思います。今でも、その小さな神様たちには、集落のだれかがお神酒をあげています。とても大切にされています。中には、忘れられて崩れてしまっているものもあったけれど、地元の人と一緒に神様めぐりをしたので気づいて直せました。平林に登る川沿いにも、安全を祈願して神様が祀られています。祀る前は、川に落ちる事故があったりしたそうですが、今では、安全協会の方たちが維持管理してくれているので、事故がなくみんなが安全に行き来できています。見えないものへの畏敬の気持ちを大切に暮らしている平林の人たちは、いつも神様に守ってもらっているのだと思います。わたしは、ソーラーパネル計画も、平林の神様が止めてくれたのだと思っています。


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1回目の住民説明会の日(2020年11月5日)が決定すると、そこに向けて情報収集の日々でした。わたしの日常の中の最優先事項は、何よりもソーラーパネルを止めることとなりました。そのためには、仕事を休ませてもらったり、替わってもらったりしました。理解のある職場で働けて幸せだと感じました。娘は、原発反対運動、小学校の存続活動などでお母さんがバタバタしているのは慣れっこです。「お母さん、まためんどくさいことに首突っ込んでるね」と冷静に見ていました。とりあえず、親の背中を見せておこう。わかる時がきっと来るはず!そして「ソーラーパネルっていいものじゃないの?」学校でそう教えてもらったと、他の子も言っていたそうです。物事にはメリットとデメリットがあって、どちらも考慮して、その状況に合った最善を選択するということは学校では教えてくれないのですね。原発もリニアも同じです。いいことだけまとめたパンフレットが学校で配られます。再生可能エネルギーはいいもの、以上!それが今の「学校教育」なのでしょうか?だとしたら、しっかりとした「家庭教育」で、多角的なものの見方を教えてあげたいです。そして、学校の外の「社会教育」で意見の多様性を学んでほしいです。そんな中、平林に現地視察に来てくれたのは、地質調査士の佐野明子さんでした。面識がなかったのですが、SNSでの発信を拾ってくれたのです。「(ご友人の住む)岐阜県中津川市のソーラーパネル計画を止められなかったので、平林のソーラーパネルは絶対に止めたい!」と、熱い想いをお持ちでした。縁もゆかりもないこの土地に、なんとありがたいことか!!平林に登ってくる山道ですでに「この土地は集落ごと動いているから、クロスビーム工法という工事がされている箇所があります」と教えてくれました。ただ、わたしたちが生きている間に集落が崩れるということはないでしょうとのことでした。専門家は、どんな土地か観察すればすぐにわかるのです。そして、計画現場を見ていろいろと検証されていました。専門家からの目が、とても心強く思えました。環境省、経産省のガイドラインを印刷して持ってきてくださり、説明会で質問するポイントまで教えてくれました。目からウロコ!その後、ガイドラインを読み込み、おかしいところをたくさん発見しました。これは行けるのではないか!と思ったのですが、そのガイドラインは努力目標で、法的効力は全くないものと知った(腑に落ちた)のはそのずっとあとでした。ガイドラインを遵守していないのに、法的には問題がないことに矛盾を感じました。そのガイドラインは意味があるのでしょうか?とはいえ、日々、いろいろなことを学び吸収していく作業はとても楽しいものでした。そして、惜しみなく力を貸してくれる区外の方の思いに、涙があふれる毎日でした。つづくもくじ~プロローグ~はじまりの日Episode1 二人だけのミーティングEpisode2 神様からの届け物Episode3 防災に絶対はないEpisode4 地元民がやるしかないEpisode5 そこに愛はあるのか?Episode6 救世主あらわるEpisode7 新しいことを学ぶ日々