最近は、雨が降ったり止んだりしていて、作業がはかどりません。雨の合間を縫って、ぶどう畑にパトロールに行きました。葉っぱが食べられていたので、芋虫がいたら駆除するためです。どうやら、大丈夫そうでした。ところで、元ソーラーパネル予定地が生き物でいっぱいになるように、ミツバチの巣箱を置いておきました。うんともすんとも言っていなかった巣箱に、ミツバチが出入りしていました!!日本ミツバチか西洋ミツバチかどっちでしょう?ネオニコチノイド系農薬などの害で、世界中のミツバチの数が減っている言われており、ミツバチがいなくなると野菜や果物の生産量が低下することがわかっています。ミツバチによって受粉されている野菜や果物を、わたしたちはいただいて生きているのです。しかし、害虫から植物を守るために撒くネオニコチノイド系農薬が、ミツバチの数を減らしているということはあまり知られていないのではないかと思います。ネオニコチノイド系農薬は、実は、合板に使う接着剤にも含まれており、神経系をダメにすると言われています。建材に使われるネオニコチノイドなどの有害物質は、揮発し家の中の空気に含まれます。今の新築物件はドラム缶一本分の接着剤が使われていると言われており、24時間換気扇が義務付けられているのは国が危険なことを知っているからです。人間にも害があるのですから、ミツバチに影響があるのは当然とも言えます。自然界はバランスでできています。なにがいいのかよく考えてからものを選び、未来の子どもたちに美しい地球を美しいまま手渡したいです。巣箱から出入りするミツバチは、かわいくていつまでも見ていられます。花粉をつけて帰って来る子もいました。今は数が少ないようなので、末長く住んでもらえるようにミツバチの勉強もしていかねば!
写真の一体が、うちの目の前に広がる元予定地の風景です。先日、トマト師匠の神田さんが遊休農地を耕してくれ、会の仲間の柳さんが元予定地の今年3回目の草刈りをしてくれていました。柳さんありがとう!神田さんありがとう!みんなの力を合わせて、今まで荒れていた土地を農地に戻して行けることを嬉しく思います。ぶどう畑では、ヤマソーヴィニヨンの花らしきものを発見!そして、今年から借りた田んぼも、昨日、田植えを終えました。みんなで作業をして、たくさん笑って、友人たちがつながって、やってもらったのにお礼を言われて、「また草取りや稲刈り来るね!」と言ってくれて解散となりました。みんなが喜んでくれて、わたしもとても助かったし嬉しい気持ちになりました。これから、毎日の水見と草取りです。秋にちゃんと収穫できるようにがんばります!作業自体はしたことがあったけれど、自分で責任を持ってやってみて、はじめて知ることがたくさんあります。農家さんはやっぱりすごい!一次産業の尊さは、なにか事が起こってからじゃないと気づく人が少ないと思います。消費者が安く農産物を求めることは、農業従事者に負担を強いることになり、農業の担い手を減らし、遊休農地が増え、食料危機が来た時には自分たちの首を締めることに繋がります。森の問題もそうですが、一次産業は暮らしと直結したとても大切な位置付けにあります。国は、もっと一次産業を守るべきだと思います。それが本当の国力をあげることに繋がります。そして、わたしたちもできるだけ日頃から安心な食べ物を作っておくことで、有事の時の備えにもなります。平林は災害が起きても、水が湧き、薪で火を起こし、家にお米と味噌があれば生き延びることが可能です。農は暮らしそのものだと、遅ればせながら腑に落ちました。40を過ぎても学ぶことがたくさんあり、年を重ねるほど人生が豊かになっていくような気がしています。小雨の降る中、手植えしました!友人たちの協力により、1日で終了しました!ありがとう!
平林はとても素敵な場所がたくさんあって、リターンの平林散策ガイドプランではこちらの場所にご案内します。写真一枚目は、鎮守の森の御神木。2枚目は、龍神伝説のある滝です。滝にたどりつくまでの切り立った岩が、どんな歴史があって、どんなふうにできたかということを今日、地質調査士の佐野さんに伺ったので、現地にてお伝えいたします!櫛形山は富士山よりもずっとお姉さんなんですよ。静かにその悠久の時間を感じて、しばし都会の喧騒を忘れてみてはいかがでしょうか?平林の自然に触れて地球の営みを感じると、わたしの悩みなんてとてもちっぽけに思えてきます。好きな時に、すぐこのような場所に行けるなんてとても幸せです。
おはようございます。昨日は、北杜市から平林に来てくれたヤマソーヴィニヨンの2年苗を植えた畑の草刈りをしました。半分くらいまだ葉っぱが出ていなくて、ちゃんと根付いたか心配でしたが、ぶどう師匠から「葉っぱが出なくても、根元から出て来ることがあるから夏前までは様子を見ましょう」と言われていました。草刈りは、根元は手で草を取り、あとは刈り払い機で刈ります。根元を見たら、葉っぱが出て来ている木が何本かありました!畑は二枚に別れており、砂地の畑のほうはほとんど葉っぱが出ましたが、違う土のもう一枚は、あまり葉っぱがでていません。土の違いでしょうか。ぶどうちゃん、がんばっておくれ!もこもこしているものは、もともとあったウドです。
本日付の山日新聞に、大きく取り上げていただきました。取材してくださった小林記者、ありがとうございます!