9日目になりました。目標金額の79%に!!ありがとうございます!!
今回は、「だんねつ」についてお伝えしたいと思います。
ワークショップでは「見えないけれど、見えないからこそ大切なこと」について、自分の家をつくりながら、ぜひ知ってもらいたいと考えています。
その大きな一つが「断熱(だんねつ)」。
壁の中って、普段全く意識しませんよね。
この壁の中で大活躍しているのが断熱材です。
断熱材は、空気を閉じ込めながらつくった材料。
壁の中に入っていて、家の周りをぐるっとくるんでいます。
素材は、ガラスや木の繊維、樹脂、ペットボトルや新聞紙を再生したものなど様々。
スポンジのように柔らかいものから板状で硬いものまであります。
「なぜ空気を閉じ込めているの?」「なぜ家の周りをくるんでるの?」
それは、閉じ込められて動かなくなった空気は、熱の移動を断ってくれる(=断熱)から。
空気も自然の力です。
空気が詰まった断熱材が家の周りをくるんでいると、
外からの熱(暑さ・寒さ)が家の中に入るのを止めてくれる。
→外が暑くても寒くても、家の中の温度は安定しているから快適!
家の中の熱(暖かさ・冷たさ)が外に出るのを止めてくれる。
→家の中の快適な温度が外に逃げない!
・・実は、身近なもので同じ役割をしているもの、色々あります。
例えば、皆さんが冬に着ているダウンジャケット!
ダウンジャケットの中には鳥の羽が入っていて、羽と羽の間に空気を閉じ込めて動かないようにしているんです。
家も洋服も同じ!「だんねつ」が快適と健康を守ってくれています。
冬暖かく夏涼しい家づくりでは、断熱材の素材や厚みを適切に選んだり、スキマが出来ないよう注意して工事をしていきます。
ワークショップでもスキマができないように組み立てるコツをお伝えします。
家づくりキットの素材は、プロが模型づくりで使うスチレンボードを採用していますが、これは、「軽くて強いこと」「完成後の佇まいが美しいこと」そして「本物の断熱材と似ている材料」だからなんです。
ぜひ、自分の家をつくりながら、「だんねつ」を身近に感じて欲しいと思っています!