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福岡発!九州の野菜果物をたっぷり使った冷凍スムージーで食や農の現状を伝えたい!

冷凍クラフトスムージー「CHISO-馳走-」は九州の農家さんが有機栽培や無農薬/減農薬で育てたものを新鮮な状態で瞬間冷凍。無添加、無着色は当たり前に簡単にご自宅でスムージーが作れるように一つ一つパッケージしました。スムージーを通して、食や農の現状を伝えるためにクラウドファンディングに挑戦します。

現在の支援総額

1,894,000

189%

目標金額は1,000,000円

支援者数

256

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/14に募集を開始し、 256人の支援により 1,894,000円の資金を集め、 2021/06/14に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,894,000

189%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数256

このプロジェクトは、2021/05/14に募集を開始し、 256人の支援により 1,894,000円の資金を集め、 2021/06/14に募集を終了しました

冷凍クラフトスムージー「CHISO-馳走-」は九州の農家さんが有機栽培や無農薬/減農薬で育てたものを新鮮な状態で瞬間冷凍。無添加、無着色は当たり前に簡単にご自宅でスムージーが作れるように一つ一つパッケージしました。スムージーを通して、食や農の現状を伝えるためにクラウドファンディングに挑戦します。

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のりお の付いた活動報告

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こんばんは。レシピ開発隊長「のりお」こと大島のりこです。今回のテーマはレシピ開発裏話(干し柿レボリューション)。少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。数ヶ月かけて完成した、馳走唯一のスムージー「THE ONE」。福岡県で育てられた6種類の野菜と果物が贅沢に味わえる私たちの自信作です。(ケール・りんご・イチゴ・干し柿・レモン・イタリアンパセリ)それを引っさげての試飲会が4月末に行われたのですが、その中で素材の意外性と味の調和性をご好評いただいたもの、それが今回のテーマとなる「干し柿」です。なぜ干し柿を入れようと思ったのか?一言で言えば、「バナナが手に入らなかったから」です!えーそれだけーー!?(笑)元々レシピ開発は、代表わっくま(木下)の友人であり、信頼できるスムージーのプロに依頼していました。食に対して初心者ばかりの私たちにとって非常に頼もしい存在でしたが、色々と進めていく中で、方向性の違いなどから関係を解消し、お互いの活動を応援しあおうという結論に。応援しあおうと言ったものの・・・レシピがなければスムージーは作れません。残された私たち大ピンチ!それでもどうにかやるしかありません。スムージーのプロなら誰でもいいわけではない。ならば自分たちで作ろうということで意見は一致。そして。女性としての目線。母親としての目線。他社のスムージーを飲み比べた経験。それらをレシピに活かして欲しいとチームのみんなに励まされ、私が開発隊長に就任しました。それからはとにかくメンバー各々が色々なところでスムージーを飲み歩き、使っている素材やテクスチャー、見た目などのアイディアを集めました。それと同時期に、古賀農園さんのケールを使わせていただきたいという話が進み、まずはケールメインのスムージーの完成に集中しようということに目標を設定。他にもイチゴのイシダファームさんやイタリアンパセリの里山サポリさんともお話が進んでいきました。そんな日々の中で、自分たちが美味しい、飲みやすいと感じる物にはある共通点を発見しました。それを握っている素材が「バナナ」ケールのスムージーにぜひともバナナを入れたい!と、それからいくつかのバナナ農家さんの元へお話を聞きに伺ったり、問い合わせをしたりしましたが、国産バナナの旬は6月〜12月。元々生産されている方が少ない上に、2月ごろだったので完全に旬を過ぎていて、入手するのはほぼ不可能な状態でした。スーパーでは1年中手に入れることができるバナナ。そんなバナナにも当たり前に旬はあるわけで、四季がある日本では尚更。自分たちの力ではどうしようもない自然の摂理を痛感しました。それならばバナナのことは一旦置いて、まずは入手した野菜や果物で一度スムージーを作ってみようと、1回目の試作会を実施しスムージーを作ってみたのですが・・・う〜わ、、びみょーーーー(のりお心の声)いや、確かみんなにはっきり言いました(笑)私ならこれは買わない、と。行き着いた答えはやっぱりバナナのクリーミーさと甘みコクが欲しいということ。だって、美味しくないものはどんなに健康にいいと言われても続かないよね?自宅へ戻ってから考えました。何かバナナ以外でその役割を果たす素材はないだろうか??粘度、甘み・・・。そして閃いたのが「干し柿」でした。今は亡き私の祖父母がいつも寒くなると軒下に裏山で取れた渋柿を吊るし、干し柿を作っていました。こたつでいつも3人でおやつに食べていたことを思い出したのです。もっちりとした食感と深い甘み。これしかないと思いました。そしてチームのみんなへ「干し柿がいいと思う」と突然提案。みんなには試作していないのになぜか自信満々なことを笑われ、これで本当に美味しかったら「干し柿レボリューションだね」とちょっとネタのような扱い(笑)そうは言いつつも、知り合いの柿農家さんへリサーチしてくれたり、街で見かけた干し柿の生産者さん情報を教えてくれたり。みんな協力してくれたのですが・・・すでに市場に出回る時期を少し過ぎてしまっていたことと、今年は干し柿が不作の年だったそうで元々の数が少なかったこともあり、干し柿ハントは思った以上に難航しました。もう諦めるようみんなに言われる中、ついに一人アテもないのに柿が有名というだけでうきは市へフードハントへ出かけ、もはや呆れられるレベル(涙)その時グループラインで言われた内容が悔しくて、どうにかしたくて、一人泣きながらお店の果物コーナーをウロウロ(完全に不審者)・・・しかしついに!!干し柿を発見!!!!!!しかも2種類!2種類をすぐさま購入し試食。そのうちの一つが、今回ご契約させていただいた今村きみ江さんの干し柿だったというわけです。一度帰宅し、試作。「やばいのができてしまったかもしれない・・・・!」それでもちょっと半信半疑なチームのメンバー(笑)どんだけ信用ないねーん(笑)ここまで来るともはや面白い。とにかくご挨拶とお話を聞かせていただきたいと、後日書いてあった住所へ思い切って突撃訪問してしまったのですが、大変快く受け入れてくださり、ご縁を結ぶことができました。今村さんには本当に感謝です。そしてチームのみんなの信用も無事に得て(笑)美味しいね!干し柿いいね!!と言ってもらえ、まさかの干し柿レボリューション旋風!一気に製品化へ!!ただ、この時点では私自身、そこまで干し柿を入れたことが珍しい感覚はありませんでした。私にとっては干し柿は普通に小さな頃から家にある身近なものだったからです。色々な方へ試飲していただく中で、珍しいとかそこへ行き着くまでの経緯に興味を持っていただく声をたくさんいただき、実感していったという感じです。農家の祖父母が親代わりだったので、田舎くさくて嫌だなあと思ってしまうことが多かったのですが、物が少ない時代に生きてきた2人だったからこそ、古くからある食文化を当たり前に経験させてもらい、今となっては非常に貴重な経験だったのだと気がつきました。もしかしたら他にも自分だけが当たり前だと思っているようなことがあるかもしれません。そんな田舎の農家の孫、レシピ開発隊長のりお、現在正式リリース用のスムージーを試作中です。次のスムージーもぜひ楽しみにしていてください^^長くなりましたが、以上がレシピ開発裏話(干し柿)です。感想、ご意見などありましたら、ぜひ馳走インスタグラムのコメント欄やDMにてお聞かせいただければ嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。


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初めまして。大島のりこです。夫も大島なので、のりお、もしくはのりちゃんと呼んでもらえたら嬉しいです^^馳走チームではレシピ開発をしています。その他にも熊本エリアを中心に生産者さんの元へお話を聞きに行ったり、時にはフードハントへ行ったりもしてます。代表2人の秘書的なこともしています。チームで唯一の女性ということもあり、女性目線での意見を求められることも多いです。幼少期は千葉県市原市の自然豊かな場所で育ちました。しいたけ農家をしていた祖父母に育てられた故、初めて描いた絵はしいたけ(笑)マイペースで自由気まま、裏表のない竹を割ったような性格です。元々は美容師をしていましたが、その後トレーニングジムのレセプションへ転職、5年ほど前からネイリストをしています。約1年前に関東から夫の地元である熊本県山鹿市へ、夫を東京へ残し3人の娘たちと移住してきました。この状況を知った方からはとても不思議がられ心配されることも多いのですが、長女が生まれた時からほぼワンオペで育児をしてきたため、手の抜きどころや気持ちの切り替えに関しては大変鍛えられており(笑)移住前とさほど生活は変わらないです。というより、山鹿にいる大島ファミリーや、夫や義姉の友人までもが私たち家族を気にかけ手を差し伸べてくれるので、移住前よりも多くの人の助けを借りながら子育てができています。さて、前置きが長くなりましたが、今日は自己紹介として私の食に対する想い、馳走チームで自分が何をしていきたいのかを書きたいと思います。食べることは未来を育むこと「あなたの身体はあなたが今口にしたもので出来ている」「あなたは人間という動物であり、自然界に存在する生き物の一部」とても当たり前のことなのですが、これらは私が以前参加した”世界一美味しい玄米の炊き方”のワークショップでの先生の言葉で、私が食に対して大きく意識が変わったきっかけとなった言葉です。それまでの私は今の価値観とは違い、いかに簡単にいかに安く済ませるかというところに価値を感じていましたので、そんな風に考えたこともありませんでした。先生のお話を聞いた時、「言われてみれば確かに!」と衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。大切な家族や友人に何かしてあげたいといつも思っていました。物や言葉や経験などとは違うもっと深い何か。それが何なのかはっきりとわからずに長い間過ごしてきました。その人たちに対しての想いは色々ありますが、突き詰めて考えた時、”元気に健康で楽しく笑顔でずっと過ごして欲しい” シンプルですがこれが最小で最大の願いです。今まで食べた物が今の自分なのだとしたら、これから口にするものは未来の自分を育むもの。私がみんなにできることは、大きなことではなく毎日に散りばめられた小さなことの積み重ねなのだと考えるようになりました。一つ一つの自分の選択が未来に繋がっているのだとしたら、生命力に溢れた物を口にして欲しいし、なるべくナチュラルに生活したい。夫から「健康をプレゼントするためにスムージーを作りたい」という話を聞いた時、そんな自分の想いを実現する最高のツールになると確信し、チームへの参加を志願しました。自分を大切にすることは他者や自然を大切にすること大島家の長女と三女は食物アレルギー持ち、次女は敏感な心の持ち主で小学校から帰宅した後は付きっきりでのケアが欠かせない生活を送っています。夫は単身赴任をしていますし、近くに住む義両親も仕事をしているため完全なワンオペ育児。海洋プラスチック問題や地球温暖化、環境問題も大きく取り立たされている中で、現実にはそれどころではないくらい育児や家事、仕事に追われ、余裕のない毎日です。自分一人では到底立ち向かえない大きな問題だという気持ちも正直あります。そして多くの人が私と同じような想いを抱えているのではないでしょうか。先述のWSで「人間は自然の一部」という話を聞いたと書きましたが、人は元々自然のサイクルに合わせて生活していました。その証拠として一つ例を挙げると、女性の身体は新月に排卵をし満月に月経がくるという非常に整ったサイクルであったそうです。今のように子宮系の疾患や生理不順に悩まされることもありませんでした。経血を吸収することを生理用品が追い求めた結果、必要以上に出血を促してしまい子宮の負担となってしまう…。これはあくまでも一例ですが、便利で効率の良いことの一方で、身体が元々持っていた機能や健康が失われていくリスクもあるということを考えなければならないと感じました。旬に関係なくいつでも欲しい食材や、虫食いのない形の整った綺麗な野菜や果物が当たり前に手に入るということは、なぜなのか。便利や効率と引き換えに何かを犠牲にしてはいないだろうか…。だから馳走チームはそれを知るために生産者さんの畑まで足を運び、目で見て、肌で感じて、お話をお聞きして、私たちが口にする作物が育てられたルーツを辿り、そのストーリーを皆様へ伝え、知っていただくことを大切に想っています。「野菜作りは土作り」と生産者の皆さんが言われるくらい、とても大事なことなのだそうです。元気な野菜を作るためには良質な土。良質な土を作るためには良質な堆肥や水。良質な水には良質な空気、山、海・・・。自然は全て繋がっています。馳走の活動を通して気がついたのは、「食べること」は全てに繋がっているということ。需要のあるものは残り、必要とされないものは淘汰されていく。もし今、私たちが仕方がないと諦めていることがあるのだとしたら。それを変えるのは日常のほんのささやかな選択の変化の積み重ねなのかもしれません。まずは知ること。そしてその上で自分が何を選び、どう行動していくのか。きっとそれが自然を大切にするということになるのだと信じています。最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の暖かいご支援、メッセージ、とても感謝しています。明日もお楽しみに・・・♡