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初めまして。大島のりこです。
夫も大島なので、のりお、もしくはのりちゃんと呼んでもらえたら嬉しいです^^
馳走チームではレシピ開発をしています。
その他にも熊本エリアを中心に生産者さんの元へお話を聞きに行ったり、時にはフードハントへ行ったりもしてます。代表2人の秘書的なこともしています。
チームで唯一の女性ということもあり、女性目線での意見を求められることも多いです。
幼少期は千葉県市原市の自然豊かな場所で育ちました。しいたけ農家をしていた祖父母に育てられた故、初めて描いた絵はしいたけ(笑)
マイペースで自由気まま、裏表のない竹を割ったような性格です。
元々は美容師をしていましたが、その後トレーニングジムのレセプションへ転職、5年ほど前からネイリストをしています。
約1年前に関東から夫の地元である熊本県山鹿市へ、夫を東京へ残し3人の娘たちと移住してきました。この状況を知った方からはとても不思議がられ心配されることも多いのですが、長女が生まれた時からほぼワンオペで育児をしてきたため、手の抜きどころや気持ちの切り替えに関しては大変鍛えられており(笑)移住前とさほど生活は変わらないです。というより、山鹿にいる大島ファミリーや、夫や義姉の友人までもが私たち家族を気にかけ手を差し伸べてくれるので、移住前よりも多くの人の助けを借りながら子育てができています。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は自己紹介として私の食に対する想い、馳走チームで自分が何をしていきたいのかを書きたいと思います。
食べることは未来を育むこと
「あなたの身体はあなたが今口にしたもので出来ている」
「あなたは人間という動物であり、自然界に存在する生き物の一部」
とても当たり前のことなのですが、これらは私が以前参加した”世界一美味しい玄米の炊き方”のワークショップでの先生の言葉で、私が食に対して大きく意識が変わったきっかけとなった言葉です。それまでの私は今の価値観とは違い、いかに簡単にいかに安く済ませるかというところに価値を感じていましたので、そんな風に考えたこともありませんでした。先生のお話を聞いた時、「言われてみれば確かに!」と衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。
大切な家族や友人に何かしてあげたいといつも思っていました。物や言葉や経験などとは違うもっと深い何か。それが何なのかはっきりとわからずに長い間過ごしてきました。
その人たちに対しての想いは色々ありますが、突き詰めて考えた時、”元気に健康で楽しく笑顔でずっと過ごして欲しい” シンプルですがこれが最小で最大の願いです。
今まで食べた物が今の自分なのだとしたら、これから口にするものは未来の自分を育むもの。私がみんなにできることは、大きなことではなく毎日に散りばめられた小さなことの積み重ねなのだと考えるようになりました。
一つ一つの自分の選択が未来に繋がっているのだとしたら、生命力に溢れた物を口にして欲しいし、なるべくナチュラルに生活したい。
夫から「健康をプレゼントするためにスムージーを作りたい」という話を聞いた時、そんな自分の想いを実現する最高のツールになると確信し、チームへの参加を志願しました。
自分を大切にすることは他者や自然を大切にすること
大島家の長女と三女は食物アレルギー持ち、次女は敏感な心の持ち主で小学校から帰宅した後は付きっきりでのケアが欠かせない生活を送っています。夫は単身赴任をしていますし、近くに住む義両親も仕事をしているため完全なワンオペ育児。
海洋プラスチック問題や地球温暖化、環境問題も大きく取り立たされている中で、現実にはそれどころではないくらい育児や家事、仕事に追われ、余裕のない毎日です。
自分一人では到底立ち向かえない大きな問題だという気持ちも正直あります。
そして多くの人が私と同じような想いを抱えているのではないでしょうか。
先述のWSで「人間は自然の一部」という話を聞いたと書きましたが、人は元々自然のサイクルに合わせて生活していました。
その証拠として一つ例を挙げると、女性の身体は新月に排卵をし満月に月経がくるという非常に整ったサイクルであったそうです。今のように子宮系の疾患や生理不順に悩まされることもありませんでした。
経血を吸収することを生理用品が追い求めた結果、必要以上に出血を促してしまい子宮の負担となってしまう…。
これはあくまでも一例ですが、便利で効率の良いことの一方で、身体が元々持っていた機能や健康が失われていくリスクもあるということを考えなければならないと感じました。
旬に関係なくいつでも欲しい食材や、虫食いのない形の整った綺麗な野菜や果物が当たり前に手に入るということは、なぜなのか。便利や効率と引き換えに何かを犠牲にしてはいないだろうか…。
だから馳走チームはそれを知るために生産者さんの畑まで足を運び、目で見て、肌で感じて、お話をお聞きして、私たちが口にする作物が育てられたルーツを辿り、そのストーリーを皆様へ伝え、知っていただくことを大切に想っています。
「野菜作りは土作り」と生産者の皆さんが言われるくらい、とても大事なことなのだそうです。元気な野菜を作るためには良質な土。良質な土を作るためには良質な堆肥や水。良質な水には良質な空気、山、海・・・。自然は全て繋がっています。
馳走の活動を通して気がついたのは、「食べること」は全てに繋がっているということ。需要のあるものは残り、必要とされないものは淘汰されていく。もし今、私たちが仕方がないと諦めていることがあるのだとしたら。それを変えるのは日常のほんのささやかな選択の変化の積み重ねなのかもしれません。
まずは知ること。そしてその上で自分が何を選び、どう行動していくのか。
きっとそれが自然を大切にするということになるのだと信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の暖かいご支援、メッセージ、とても感謝しています。
明日もお楽しみに・・・♡