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酒米農家と日本酒文化を守るため京都産山田錦の純米酒をたくさん飲んでもらいたい!

高級酒に使用する酒米の王様「山田錦」で純米酒を醸します。コロナの影響で日本酒販売量が激減する中、手にとりやすいお酒を造り、従来の酒米消費量を維持することで、京都の酒米農家や日本酒文化を守りたい!日本の美味しい伝統を今後も継承していくために私達は造って応援します!飲んで応援してくださる方募集!

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

16,029,799

1,068%

目標金額は1,500,000円

支援者数

2,723

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/07/29に募集を開始し、 2,723人の支援により 16,029,799円の資金を集め、 2021/10/03に募集を終了しました

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現在の支援総額

16,029,799

1,068%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数2,723

このプロジェクトは、2021/07/29に募集を開始し、 2,723人の支援により 16,029,799円の資金を集め、 2021/10/03に募集を終了しました

高級酒に使用する酒米の王様「山田錦」で純米酒を醸します。コロナの影響で日本酒販売量が激減する中、手にとりやすいお酒を造り、従来の酒米消費量を維持することで、京都の酒米農家や日本酒文化を守りたい!日本の美味しい伝統を今後も継承していくために私達は造って応援します!飲んで応援してくださる方募集!

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2021/09/16 13:39
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前回の続きで、撮影の様子や今回ご協力くださった人たちのことをちらっと。


特別に許可をいただきやってきたのは、いつもお世話になっている「全農パールライス」さん。佐々木酒造は昔は自社精米でしたが、今は全農さんに精米をお願いしています。この大きな大きな扉を開けると…



圧巻ではいけないのですが、ドーンと圧巻の酒米の量です。予め余っている米の数量は知っていたのですが、これを見た時にちょっとお腹がズンとしました。これが畑さんが作ってくださった弊社の山田錦。身長高めの社長よりもずっと高いところまで積まれています。出番が来るまで大切にしっかりと保管されています。

米袋の中には美しい京都産山田錦の玄米が入っています。粒の中にうっすら透けている白い部分が心白(しんぱく)です。この一粒一粒の表面を割れないように削って、30%削ったら「精米歩合70%」となるんですね。ちなみにお家で食べるお米は「精米歩合92%」くらいです。

全農パールライスの酒米営業部長さん(めちゃくちゃ優しい)に「クラファンの取材で写真を撮らせてもらえませんか」とお願いしたところ「そういうことなら!いつも佐々木さんのお米にも使ってる精米機も見ていって!」とお米の写真だけのつもりが、この日のためにわざわざ機械を動かしてくれました。

兵庫工場にあるこの機械は米を少しずつ削る「金剛ロール」という部分を横から見ることが出来ます。これはかなり珍しい仕様なのだとか。家庭消費のお米の量は少し増えたものの、それ以上に酒米や飲食店消費の米の量はずいぶんと減り、精米する回数も激減したそうです。

ザーーっと精米中の酒米が流れているのがみれます。精米歩合40%まで削るには50時間くらいかかるそうな。なんて働き者なんだ。


今回、萬重さんも全農パールライスさんも二つ返事で「良いよ!」と快くご協力くださりました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。


さて、私達の田んぼへ向かいましょう。道中、ほかの田んぼはきれいな稲穂がゆらゆら顔をみせていました。


生育期間が長い山田錦はまだまだサラサラとしています。畑さんが「私の胸や肩くらいまで大きくなります」と教えてくれます。以前は百貨店の外商をしていた畑さんのお話は優しさがあって、めちゃくちゃおもしろいです。このあとお米の赤ちゃんを国山キャスターがもらい、大きな手で大事そうに持ってたのが印象的でした。


撮影の合間に「大きくなったなぁ」としみじみの社長。「あっ!なんや!この気持ち悪いの!」写真左の根元の方にツブツブした塊がついています。ちょっとドキッと目を引くピンク色…こわい…。これはタニシの卵で、畑さんいわく「タニシも悪さするんや〜」とのこと。学校の金魚水槽にたくさんいた思い出が蘇りますが、お米には良くないらしい。


こんなにピョンピョンで小さかったのに大きくなったものです。密度もだいぶ増しました。


「帰りたくない…」のどかな環境に癒やされ中の皆さま。

畑さんは、広い田んぼを毎日、朝夕2回様子を見に行きます。外から眺めるだけではなく田んぼの中に入って雑草を抜いたり、根がしっかり張っているか、稲の状態に応じて、水の加減を調節します。朝と夕で様子が変わることも多く、こまめに気にかけているそうです。もう機械は入れないのでこれは大変すぎる…。

畑さんは農薬を極力使わないようにと考えており、稲にはバッタがいたり、よく見ないと気づかない色んな生物が隠れていました。特に歓迎されるのが、陽が落ちて気温が下がってくるとやってくる赤とんぼ。彼らは虫を食べてくれるので良い虫なんだそうな。彼らの力を借りることも自然との共生ですね。赤とんぼを撮ろうということで、このあとみんなで赤とんぼ待ちしました。楽しい。

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