白雪牧場プロジェクトへの応援ありがとうございます。
プロジェクトオーナーの坂口 創作です。
本日の立山は昨日から雨が続いています。しばらく雨が降らなかったため、植物たちは恵みの雨に感じていることでしょう。
さて、今回の白雪牧場プロジェクトでは、地域の仲間たちから様々な返礼品の提供を受け応援してもらっています。返礼品の提供だけでなく、牧場づくりで大きな力になってくれている地域の仲間たちを、これから数回に分けて紹介させて頂きます。牧場のある地域がどのようなメンバーに支えられ、育まれてゆくのか。ご興味のある方はご一読くださいませ。
【短期連載】白雪牧場と仲間たち(1) ー 「巣巣」(岩崎朋子さん)
「巣巣」さんは2020年6月にオープンした小さな雑貨とカフェのお店です。元々は、東京の世田谷・等々力で営まれていましたが、これからの新たな挑戦を行うために、お店を開いて16年となる2018年末に一旦閉店。オーナーの岩崎朋子さんが次なるお店の場所を探す中、たまたま縁があって隣の集落「沢中山」にある昭和の古民家に出会い、2020年6月から新たに立山でお店を始められました(※)。
※お店の引越にご興味のある方は、天然生活Webの連載記事「小さな巣のお引越し」をご一読ください。
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17358384
巣巣を訪ねると待っているのは、昭和の古民家の素敵な空間です。全てが木製建具で作られたこだわりのある小さな古民家を、店主・岩崎さんがもともともの趣を残しながらお洒落に改装。その空間を四季折々の植物や素敵な家具たちが飾っています。縁側から見える日本庭園と、神社やお隣さんの屋敷林の景観も相まって、二つとない不思議な空間となっており、お店に入るだけでも気分が一変するでしょう。
店内では、店主が日本だけでなく世界各地から集めた様々なグッズをお買い物したり、お店の一角にあるカフェで手作りの飲み物やデザートを楽しむことができます。また、お店は時間帯別の予約訪問制となっているため、混雑を気にかけることなく、ゆったりとした時間を過ごすことができることも魅力のひとつです。
なお、巣巣には、店主・岩崎さんとつながりのある様々な作家さんたちが集まって、その時々で企画展やイベントが行われています。この春には、はしもとみおさん(動物彫刻家)、金津沙矢香さん(ガラス作家)が企画展で作品展示を行い、シンガーソングライターの山田稔明さんが収録ライブを行ったりと、昭和の古民家のお店は、時に美術館であったり、時に音楽ホールであったりといろいろな顔を見せています。
2020年に移って来られたばかりですが、富山でのつながりも着々と広がっており、自然と岩崎さんを囲む「文化サロン」巣巣が生まれそうな予感がします。小さなお店を舞台にこれから立山で、どのような文化が育まれるか。とても楽しみなお店です。
2020年の白雪農園オープンファームの際には、コンテナカフェでご協力頂いたように頼りになるご近所さんでもあります。2021年のSDGsウィークにあたる9月26日(日)には、新たな白雪牧場を舞台にして、巣巣さんと協力したイベントを企画しています(詳細は今後のお楽しみに)。
「岩崎さん、どうしましょうか ?」。近くのお店を訪ねて相談しながら、新たな田園文化を一緒に作って行けたらと思っています。
【巣巣】
〒930-0246 立山町鋳物師沢201-6
11:00-17:30 木・金・土 営業(3月〜12月中旬)
ご来店ご予約は巣巣さんまで