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コロナ禍で置き去りにされがちな子どもの気持ちを聴く絵本を、より多くの人に届けたい

後回しにされがちな「子どもの権利」。2020年国連子どもの権利委員会が出した声明を元に、自主制作で作られた子どもたちの声を聞くための絵本を、より多くの人に届けるために、内容を再構成、ワークブックをそえたハードカバー絵本として刊行し、「子どもの権利」を社会全体で考えたいと思っています。

現在の支援総額

1,732,000

86%

目標金額は2,000,000円

支援者数

256

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/20に募集を開始し、 256人の支援により 1,732,000円の資金を集め、 2021/07/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,732,000

86%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数256

このプロジェクトは、2021/06/20に募集を開始し、 256人の支援により 1,732,000円の資金を集め、 2021/07/25に募集を終了しました

後回しにされがちな「子どもの権利」。2020年国連子どもの権利委員会が出した声明を元に、自主制作で作られた子どもたちの声を聞くための絵本を、より多くの人に届けるために、内容を再構成、ワークブックをそえたハードカバー絵本として刊行し、「子どもの権利」を社会全体で考えたいと思っています。

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#momo の付いた活動報告

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絵本『きかせてなたのきもち 子ども権利ってしってる?』(長瀬正子・文/momo・絵 ひだまり舎刊)原画展11/16(火)〜12/5(日)  ※12-20時会場:una camera Iivera  Art Gallery & café   東京都中野区中野2-12-5 メゾン リラ101   TEL: 03-5340-8292★ウナカメラリーベラでは日替わりカフェやアートギャラリーの他、ワークショップや色々な会への場の提供をしています。営業時間も出店カフェによって多少異なることがあります。★最新情報はカレンダー(ホームページ、 FBページ、インスタ)をご確認ください。★入場無料 (カフェでワンオーダーお願いします。) ★絵本やグッズの販売も行います!★中野駅南口改札を出て、左手交番の脇道を線路沿いに新宿方面へコンビニ手前を右折。教会手前、左手のマンション1階のお庭から(徒歩4分)10月の出版記念原画展(@すわハーモニーカフェ)でお菓子の販売をして頂いた「みんなのお菓子屋さん月と田んぼ」さんから、中野(@東京)でも原画展ができないだろうか…というお話を頂きました。早速、展示会場でお会いして、いろんなお話を伺いました。聞けば、ご自身の子ども時代や子育ての中で、モヤモヤしたことや、引っ掛かっていたこと、胸の奥で絡まった糸のようだったいろんな気持ちが、絵本を読んでじんわり解けていったとか・・・嬉しい限りであります。絵本は「子どもも読める本」であり「大人の本」でもあります。この絵本を作りながら、作者チームのあいだでは何度も「自分の子育て」や「自分の子ども時代」の話が出てきました。あの時しんどかったり、我慢したり、当たり前だったことが今日ではそうではないことがたくさんあります。私たちは、いま上手くいっていないことを、そのまま子どもたちに手渡さないでもいいのです。私たち大人はカメさんのように、子どもたちの声を聴きながら、時には一緒に休んだり、遊んだり、途方に暮れながら…今日とは違う明日を見るために一緒に進んでいけたらいいなと思います。そして、11月20日は「世界子ども日」、子どもの権利条約の誕生日です。この期間に原画展を開催できること、本当に嬉しく思います。絵本を通じて子どもの権利条約のことを、多くの方に知ってもらいたいのです。子どもの権利条約とは、国連が示す理想(イメージ)の世界です。現実とは違うのだけれど、物事が変わる時、イメージはとっても大切な役割を果たしてくれます。大人たちが子育てしやすくなったり、すべての子どもたちに健やかな育ちが保障される社会や環境を作っていくために、一緒に考えていけたら嬉しいです。日頃、子どもの関わる人も、そうでない人も。「人が人間らしく生きるために何が必要?」この問いは、大きな人も小さな人にも、どこにいても、どんな人でも、みんなに関わる大切な問いだからです。「こんなふうになったらいいな、楽しいよね。素敵だなー。」「どうしたらいいのかな? 何ができるかな?」絵本がそのはじまりになるといいなと思っています。たくさんの方の想いと応援で実現します。本当にありがとうございます♪お待ちしています!【momo在廊日】随時更新します!・11/16(火)12ー16時 ・11/20 (土) 14時ー17時 ・11/26(金)18ー20時・11/27(土)時間未定・12/3(金)18ー20時(長瀬正子・momoトークイベント)【期間中のイベント】★11/20 (日)トークイベント①15時〜16時 定員10名参加費:1000円+ワンオーダー絵本の絵を描いたmomoの絵本や原画にまつわるお話。また、原画展を主催して下さった「月と田んぼ」のトミヤマチハルさんから、絵本に出会った時のきもちや、これまでご自身の子育て経験などを合わせてお聞きします。★11/26(金)トークイベント②17時〜18時 定員10名参加費:1000円+ワンオーダー                      大阪生野区より、NPO法人CPAOの徳丸さんをお迎えして、コロナ下における子どもたちの実情をお聞きします。徳丸さんたちは、よりしんどい状況にある子どもたちに、ご飯の提供のみならず、学び、遊び、農、親の就労など、多岐にわたる支援をされています。★12/3(金)トークイベント③18時30分〜19時30分 定員10名参加費:1000円+ワンオーダー                      絵本の著者・長瀬正子と絵を描いたmomoが、絵本がうまれた経緯や、込めた想い、これからの願いなどたっぷり語ります。 来てくださった方とも、質疑応答やお話できたら嬉しいです!★トークイベントのお問合わせ&予約 主催 月と田んぼtukitotabo@gmail.com※申し込みは、メールでお願いします。ウナカメリーベラへのお電話はお控え下さい。【ウナカメ・シネマ】ドキュメンタリー映画「沙流川アイヌ・子どもの遊び」・11/26(金) 18時開場 18時30分〜20時30分定員10名  参加費2000円+ワンオーダー※希望の方は、アフター交流会あり(無料) ・11/27(土) 14時30分開場 上映15〜17時定員10名 参加費2000円+ワンオーダー※希望の方は、アフター交流会あり(無料)<映画会のお問合わせ&申し込み>主催 まねきねま sumikodesuga@yahoo.co.jp※申し込みは、メールでお願いします。ウナカメリーベラへのお電話はお控え下さい。


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旧版でデザインを担当しました、mai works のmaiです。新版では編集とデザインの会議に横断的に参加しておりますので、私からは、現在進行形の絵本づくりについてお届けいたします。本日は7月3日の編集編に引き続き、デザイン編です。-----編集編では、新版の絵本が、子どもの対話相手になれること、この本は自分の味方なんだと、子どもに感じてもらうことを目指してつくられていると書きました。そんな理由から、今回はレイアウトもガラリと変わることに。旧版では絵と言葉にそれぞれページがわかれていましたが、新版では、子どもへの問いかけと「子どもの権利」の説明の間、ちょうどページをまたぐ場所にmomoさんの絵を配置しています。子どもがハテナを受け取ってから、きもちが言葉を見つけるまでには時間が必要。問いと出会って、なんだろうな、こうかな?ああかな?と思い巡らす間、momoさんの絵が隣に寄り添ってくれ、言葉を見つけるヒントにしてもらえたら、という仕掛けです。これは、デザイナーの小林未央さんが見つけてくださった新しいかたち。はじめてみた時には、さわやかな風がふわっと吹き抜けたような新鮮さを感じました。それと同時に、まるで最初からこうする予定だったようなしっくり感もあり、チームのみんなが一目でこのデザインを気に入ったのでした。「こうしたら、もっと子どもが楽しんで読めるよね」「こうしたら、もっと子どもが言葉を見つけやすいかも」どの会議でも、いつもこんな言葉が飛び交っています。子どもの最善の利益を考えるーこれは子どもの権利条約を貫く基本原則ですが、子どもを宛先にした絵本をつくることは、まさにその実践。そのことを、絵本づくりの専門家さんたちとの作業を通して、ひしひし実感しています。冒頭の写真は、刷り上がってきたテスト校(仕上がりの色の確認のため、印刷会社さんに出してもらった試し刷り)を、デザインチーム with momo さんで確認しているところです。太陽光の下で原画と見比べながら、「ここは赤が強いのでひく」「もっとにごりをとる」など、印刷会社さんへの指示を赤字で書き込んでいき、まるで印刷会社さん宛のお便りみたい。6/27の活動報告でmomoさんが書いてくださったように、旧版では原画よりもくっきりとした仕上がりでしたが、今回はより原画のやさしい色調に近づいた仕上がりを目指しますので、どうぞどうぞお楽しみに!-----以上、デザインの現場からのご報告を読んでくださり、どうもありがとうございました。引き続き、子どもの権利絵本出版プロジェクトへの応援とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。


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旧版でデザインを担当しました、mai works のmaiと申します。新版では編集とデザインの会議に横断的に参加しているので、その視点からご報告したいなと思います。本日は編集会議編。どんな絵本になるのか、モクモク想像を膨らませて読んでいただけたら嬉しいです。 --------- 6/30のmomoさんからの活動報告にもあったように、元の本があってもなかなか一筋縄ではいかない!編集会議。難しさの理由でもあり、旧版から一番大きな変更点となるのが、メッセージの宛先の矢印がぐるっと変わった、ということです。  旧版では、コロナ禍において国連から出された声明=【子どもの権利を奪わないため、国や社会や大人は何に気をつけなければいけないのか】を伝えることが目的だったので、どうしても主なメッセージの宛先は大人になっていました。それを子どもも一緒に読むことで、「本当は自分はこんなふうに大切にされる存在なんだ」と知ってもらいたい。そして、コロナ禍のただ中で、感じていること、内側に溜め込んでいるきもちを、言葉にしてもらいたい。そんな想いから、子どもがきもちを書き込むためのスペースを設けた、「大人と子どもがともに手にとって対話を始められる本」を目指しました。  でも、今度の絵本の宛先の矢印は子どもです。ページを開いて真っ先に飛び込んでくるのは、子どもに対する問いかけ。「何をしているときが さいこうの気ぶん?」「本当は言いたいこと ある?」 普段あえて言葉にしないことも、問われることで、きもちが言葉を探しはじめます。問いかけというアイディアは旧版から引き継いでいますが、その内容はコロナ禍に限らず、もっと暮らしに近い表現になりました。そして、子どもが自分のきもちを探るステップを経た後で、 「今、あなたが思い出したこと、言葉にしたきもち、実はこんな“子どもの権利“とつながってるんだよ。あなたにはこんな権利があるんだよ」と知ってもらうという順番。旧版では、隣の大人と対話するきっかけになれる本を目指しましたが、今回は、本が子どもの対話相手になれること、この本は自分の味方なんだと、子どもに感じてもらうことを目指してつくっているのです。 ----- 以上、編集の現場からのご報告を読んでくださり、どうもありがとうございました。冒頭の画像は、最新のページレイアウトです。次回のデザイン編では、こちらのレイアウトについて現場からご報告いたしますので、どうぞお楽しみに。引き続き、子どもの権利絵本出版プロジェクトへの応援とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。 


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クラウドファンディング、20%達成しました。たくさんのご支援、心より感謝申し上げます。そして、いつも活動報告を読んでくださり、ありがとうございます!私たち作者チームも、いつも作品をつくりながら気持ちを共有しているのですが、それでも基本作品の話で終始するので、ああこんな気持ちでお仕事されていたんだな、って活動報告を読んで気づかされます。さて、今日は、長瀬がいろいろな場所に子どもの権利をお伝えしにいくお話。旧版『子どもの権利と新型コロナ』を発刊してから、タイトル通り、子どもとコロナをテーマにお話しさせていただくことが増えました。今年度に入ってから、3つの場所に行かせていただきました。1つ目の保育団体主催のハイブリッド講座ではなんと700人の方がご参加…。もう想像できない感じです。その後、その講演をきいてくださった保育園の方から「再度スタッフ全員で学びたい」とご依頼いただいていて、ありがたいです。2つ目は、長年学ばせていただいてきたCAP(子ども暴力防止プログラム)でのオンライン講座。各地で子どもに権利を伝えている活動をされている方たちだからこその鋭い質問!こちらも学ばせていただきました。そして、先日は、大阪市の子育て支援をされている方たち、民生委員をされている方たち向けにお話させていただきました。写真は、館内にある子どもの権利条約のパネル!担当の方が、旧版『子どもの権利と新型コロナ』をとても大切に読んでくださってのご依頼でした。最近、このテーマでお話しする時は、参加者の方に問いを投げかけます。それは、「みなさんは、コロナによって どのような影響を受けていますか?そして、どんな気持ちでいますか?」というものです。今回は、黄色に子どものこと、青色にご自身のことを書いていただきました。子育て支援の現場も大きな影響を受けています。気軽に子どもと触れ合えなくなったこと、親のストレスを感じておられること、行事がなくなったこと…。ご自身の生活での変化もつづってくださり、「気もちがふさぐ」、「体が重い」といった気持ちを共有してくださいました。制限されている日々に慣れきっているからこそ、私たちには、時々気持ちの点検が必要なように思います。改めて問いかける、聞いてみることで、気づかされる自分の気持ちと、本当はどうしたいのかという希望のような思いもよみがえってくるように思います。旧版『新型コロナと子どもの権利』に書きこみスペースをつくったのは、私自身が、この厳しい状況を生きる術として、気持ちの共有が欠かせないと考えたからです。こうした非常事態には、子どもは自由にふるまっているように見えて気持ちをかためてしまいがちであること。それは、現在を生き延びるために必要な対応だけれども、のちに子どもの人生に制限をかけてしまう危険性があること。気持ちを言葉にしたり、あるいは他の方法で表現されることでかためないですむこと。そして、聴かれる機会と場所があって、子どもは気持ちを話せるということ。子どもと大人で助け合って、この日々を乗り切れたらと思うこと。そんなことをお話しさせていただきました。終了後、さっそく参加者の方の感想を見せていただき、「タイムリーなテーマで学ぶことができてよかった」「子どもの意見を聴くという視点を得た」等のコメントがあり、ホッとしました。私は、いただいた感想をノートに貼りつけて、マーカーをひいて、次の講演に向けての学びにします。一期一会の参加者の方からの声には、「子どもに権利を伝える」ことを考える際の大切なヒントがたくさん含まれています。『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』の出版の際にも、出版記念オンライン講座が予定されています。今から、どんなことを話そうかなあと考えています。


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2021年3月上旬、絵本を再編するための新たなチームが立ち上がりました。長瀬さん、maiさん、momoに加えて、版元になって下さる「ひだまり舎」の中村真純さん、多くの絵本の編集に携わってきたフリーの編集者の山縣彩さん、子育てをしながらまちづくりや場づくりの活動に力を入れてきたデザイナー・カメラマン・ライターの小林未央さん。「子どもの権利」って大事だよね、広めたいねという篤き6人です。現在、7月中の入稿を目指して作業は進んでいます。当初は、元となる本があるのだから作業は円滑に進むだろうと思っていました。ところが、そんなに簡単なものではありませんでした。10歳くらいの子どもが、飽きずに最後まで楽しく読めるものにしたい…。参考にと、国内外の子どもの権利の絵本も読んでみました。そこで気がついたことは、海外の絵本は「権利」や「人権」が、子どもの頃から当たり前に根付いていることが前提で描かれているということでした。どうして日本では、「権利」や「人権」がこんなに難しいものになってしまったのでしょう…?憲法とも通じるとても大切なことです。伝えたいことは、「あなたは、どんなときでも人間らしく大切されていいんだよ」ということ。でも、それがとても難しい。だって現実はそうではないから。どうしたら、子どもたちに、本来あるべき国や社会の姿があり、あなたはそれを要求していいんだと説得力を持って伝えられるのか? 6人が知恵を出し合い、言葉と絵とデザインの総力を持って向き合っています。国連子どもの権利委員会がコロナ禍に出した声明に光を当てた旧版の絵本。新版ではコロナ禍の後も読まれる本であって欲しいという願いから、その声明の下支えとなる子どもの権利に光を当てています。テーマは「非常時における子どもの権利」。これからも起こるであろう、災害や感染症の流行。そして家庭や学校に居場所がないことだって、子供にとっては深刻な非常事態です。「きかせて あなたの気持ち」気持ちは、権利が守られているかどうかの目印です。★次回予告: 7月1日(木)「DEMO武田緑さんから、応援メッセージが届きました!」引き続き、応援と拡散のご協力をよろしくお願いします。