2月からスタートしたクラウドファンディングも残すところ10日となりました。
私がこのプロジェクトを立ち上げたのは震災の被害が大きかったこの場所で今見ているこの子ども達の笑顔を見ているときに「子ども食堂が無くなったらこの子ども達はどこを居場所にすることができるのだろう」「この笑顔を見続けたい!!」と思ったのがきっかけでした。
震災で復興していく街の中に公園などは出来ていく中、空き家が目立つようになってきた気仙沼。私が育った鹿折地区も空き家が目立ち人口も年々減少している。子どもの人口ももちろん減少しているなかで、自分の子ども達が若い移住者と触れ合っている姿を見た時、小学生が20代、30代の人たちと触れ合う機会はあるのだろうかと思い始めました。自分の身近な人以外と関わる大事さがあるはずだと思ったのです。
地域コミュニティーが震災のために崩れ、今いろんなところで再生の動きがあります。そんな中子ども達からこんな声をいただきました。
「どこに誰が住んでいるか分からないから何かあっても話しかけられない」
子ども達の悲しい声が聞こえた気がします。街は復興しているのに子ども達の気持ちはどんどん離れて行っています。今子ども食堂に来ている子ども達は震災の時に生まれた時の子ども達です。せっかくこの場所に来てこんなに笑顔になり、大きな声で笑っている姿を失いたくありません。
「みんなで食べるとおいしい」
「こうやって遊べるって楽しいよね」
この言葉が私たちを動かしています。
この子ども食堂で子ども達に「おかえり!」「いってらっしゃい」を元気に迎えたいです。
現在85名の個人・法人様にご支援いただき、その皆様の思いも背負っていることはとても嬉しく励みになっています。皆様の思いに応えるべくしっかりと運営していきます。
このプロジェクトを実現して多くの方々に喜んでいただける場所にしていくことが応援者・支援者様できる恩返しだと思っています。
残り10日間、皆様のご支援・シェアどうぞよろしくお願い致します!!