こんばんは。
国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。台風が心配で仕方がありませんでしたが、何とかお天気も留学生達を応援してくれました。
昨日、無事に三次選考である最終面接を行いました。
1人10分の面接に挑戦しました。主に二次選考であった「留学生版トライやるウィーク」で体験したことを時系列に沿って説明してもらい、そこから何を学んだか、失敗をどう次に生かしたのかという点を中心に話してもらいました。
自分が経験したことをすらすらと説明できる学生もいれば、8月中の活動だったからか断片的にしか思い出せない学生もいました。
留学生とのやりとりで多いのが「どうでしたか」という質問に対して「面白かったです」「大変でした」「緊張しました」「楽しかったです」と感想はありますが、「何が面白かった?」「何が大変だった?」「何が楽しかった?」と掘り下げるとうまく説明できないケースがあります。
これは何も面接時に限らず、日常の会話をしていても「昨日映画を見ました。」「どうでしたか。」「面白かったです。」「何が面白かったですか。」「・・・。え??」と止まってしまいます。
この「何が大変だった」「何が楽しかった」がうまく説明できている学生はやはり選考委員の方とのコミュニケーションも上手で、面接というよりは選考委員の方々との会話を楽しんでいるかのような学生もいました。
全体で90分ほどの三次選考でした。面接の順番を待っている間に今回のクラウドファンディングで御支援を頂いた皆様へのお礼状を書きました。
文法や表現についてもスタッフで修正はしておりません。今、留学生達が持っている日本語力で書いたものです。ぜひお手元に届くのを楽しみにしていてください。どの留学生が書いたものが届くかは届いてからのお楽しみです。
また、今回朝日新聞社に給付型奨学金の記事を掲載して頂いたことから、ミャンマー人留学生への御支援も多く頂きました。1期生となるテッテーモーさんも「日本の方々がミャンマー人のことを思ってくれてうれしいです。」と話していました。
昨日の面接ではいつもと変わらない明るくはきはきとした受け答えをしていて、今自分の持っている力を100%出してくれたと思います。
ぜひテッテーモーさんには後に続くミャンマー人留学生があこがれるような、そんな存在になってほしいと願っています。
【代表の独り言】
「中野さんは選考のどの部分にも関わらなかったんですね」とインターンの大学生に言われました。自身が日本語学校で日本語を教えている立場として、どこの学校の留学生が応募してきてもフェアに選考していることが客観的に見えることも大切だと考え、選考委員に加わることは辞退しました。
トライやるウィークの引率や評価シート作成、選考委員の方へのご連絡など、事務作業に徹してきました。が…やはり最終面接では今までの頑張りを見てきたこともあり、話につまる学生を見るとフォローしたくてうずうず…緊張のあまり目が泳いでいる学生を見ると「がんばれ!!」と言いに行きたくなってうずうず…。一番落ち着きがなかったのは私だったかもしれません。
みなさん、お疲れ様でした。
【御報告】
●緊急事態宣言発令に伴い、一部の二次選考を中断しております。そのため三次選考を先に受け、二次選考が10月以降になっている学生がおりますので、最終結果は11月頃を予定しております。なお、クラウドファンディング終了後リターン品につきましては予定通りに発送準備を進めてまいります。クラウドファンディング終了後も、引き続き活動報告ページにて御報告いたしますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
●二次選考である「留学生版トライやるウィーク」及び三次選考に不参加だった留学生が1名います。そのため、今年度の給付型奨学金を支給する留学生は7名から6名へ変更となりましたので御報告いたします。