今年の春から夏にかけて、「くつべらマンプロジェクト」という企画を行いました。
児童養護施設の職員さんが、子供たちのためにやりたいと思った夏行事
しかし、予算の枠組みではどうしても実現することができずに、
自治体の補助金も、該当するようなものがありませんでした。
そこで、社会的起業家として活動していた私が、企画を提案させていただき、
“キャラクターのマシュマロを1000個売ることで夏行事を実現させる”
という手法を実行させていただきました。
商品を通して、利益を生み出しながら、地域の方々に、様々な形で協力をいただくプロジェクトです。
結果として、「販売のお手伝い」や「商品作りのお手伝い」、「販促のお手伝い」という、
地域の人たちの「お金を出す」以外の携わる形を形成することができ、
就労体験という、また違った形で、プロジェクトの内容を活用することもできました。
そして、たくさんの地域の方の協力があって、目標想定の個数を販売することができ、
夏行事の開催を実現することができました
私は、この株式会社の設立によって、
このような、「地域の困りごとを抱えた人」と「解決の手法を実践したい人」を結びつけて、
同じ目線で企画し、達成に向けて助け合いながら事業を進める
という流れをどんどん作っていきたいと思っています
「支援」ではなく、「協働」で、
社会を一緒に、どんどん良くしていく仲間として
同じ目線で語り合う
それも、サークルではなく、
きちんと事業という形で、新しいことを生み出していく場が必要なのだと
くつべらマンプロジェクトを通して再認識しました
これを、一個人間の関係性だけで終わらせることなく、
いつでも一緒に試行錯誤できるチームが必要です
「ちょっとした社会課題をみんなで解決しませんか株式会社」は、
そのような、小さくとも意味のある事業を一つ一つ挑戦していく、みんなで乗る船のような存在です